新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2007年9月7日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1850

第4試合 20分1本勝負

棚橋弘至
ミラノコレクションA.T.

金本浩二
稔

境界線

13分46秒　変型キャプチュード→エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

先発した金本と稔は、グラウンドの攻防で一歩も譲らず。そこから稔が金本の膝へキックを浴びせ、ロープに走る。しかし、金本はカウンターのフロントスープレックスで反撃。場外へ逃れて呼吸を整えた稔は、気合い十分の表情でリングに戻るものの、すぐにミラノとタッチして金本をすかす。
棚橋対ミラノの場面。ミラノが棚橋に握手を要求。これに応じた棚橋の手を握り返したミラノは、さらにもう一方の手を添えてガッチリとロック。そして、「バカ野郎〜！」と得意満面の表情。そこから攻撃を繰り出すミラノだったが、あっさりと棚橋が逆転。ダウンしたミラノに向けて棚橋が「バカ野郎〜！」とやり返した。
金本対稔の場面。ダウンしたミラノへ金本と棚橋が続けざまにサンセットフリップを投下。さらにダブルドロップキック。
しかし、その直後、稔がミラノと共に巻き返しに成功。棚橋と金本をセカンドロープに固定すると、側転からの急所キックを同時に披露。さらに稔が棚橋へ、ミラノが金本へ、パラダイスロック＆ドロップキックを同時に敢行する。
しかし、棚橋が串刺しドロップキックで稔に尻餅をつかせると、そこへ金本が顔面ウォッシュ。さらにローリングセントーンを繰り出すが、かわした稔がミサイルキックで反撃する。
金本対稔になり、金本がファルコンアローからハイキック。これをかわした稔が腕ひしぎ逆十字固めを極めるが、切り返した金本がアンクルホールドで逆襲。
棚橋とミラノの場面。カウンターのエルボーでミラノをダウンさせた棚橋が、ハイフライフローでダイブ。しかし、両膝でガードしたミラノが溜めに溜めたトラースキック。
さらにミラノはヴィクトリア・ミラネーゼを狙うが、乱入した金本がハイキックでカット。これをミラノはブリッジでかわすものの、その直後に棚橋のドラゴンスリーパーで捕獲され、ファイナルカットでマットに叩きつけられる。
金本が稔を引きつける中、棚橋はスリングブレイドからミラノをフォールするが、惜しくもカウントは2。これに対しミラノは、ドラゴンスープレックスを狙う棚橋を丸め込んで反撃し、トラースキックを発射。ところが、これを受け止めた棚橋がやや強引にミラノの体を持ち上げ、変型キャプチュード。これでミラノが沈黙して3カウントとなり、棚橋、金本組が勝利した。

COMMENT

棚橋「10月8日（両国大会で行われる永田とのIWGP戦）は、最終決戦のつもり。必ず一発でかたをつける。俺はもっと上が見たい。ベルトを取って、もっと上が見たい。必ずベルトを取ります。肘も毒素が抜けた。棚橋弘至は無限です」
※金本はノーコメント

ミラノ「最後の技は何だ？そこだけ記憶がない」
稔「しょうがない、しょうがない。開幕はみんな調子が悪いもんだ」
ミラノ「棚橋、俺はヘビーに転向したから、これからお前をつけ狙ってやるから。でもな、もっとデカいヤツとドンドンやらせろ」
稔「これから嫌っていうほど、当たるよ。俺とブラザー、後藤、デヴィット、中邑の5人の新ユニットの名前を募集しています。（テレビカメラに向かって）あて先は（空中を指差しながら）今、この辺に出ています」