蝶野王国2007 in 幕張

日時: 2007年9月1日(土) 11:30開場　12:00開始
会場: 千葉・幕張メッセ国際展示場・11ホール

第2試合 30分1本勝負

GENTARO
石狩太一

小幡優作
ＫＡＧＥＴＯＲＡ

境界線

13分31秒　足極め首固め

レフェリー｜保永昇男

MATCH REPORT

小幡と闘っていたKAGETORAがGENTAROを指名。小幡がコーナーに下がり、GENTARO対KAGETORAになる。
GENTAROはチョップの打ち合いから不意を突いた目潰しでKAGETORAの動きを止め、奇声を発しながら逆水平チョップ連打。さらにはローリングセントーンで追い込んで行くが、KAGETORAもドロップキックで反撃して脱出。
石狩対小幡の場面。小幡が串刺しダブルニー、シャイニング延髄斬り、ミサイルキック。対する石狩はフロントハイキック、スクリューハイキックで対抗する。
KAGETORA 対GENTAROの場面。バックの取り合いからGENTAROが急所攻撃。そして“GENTAROシャープシューター”でKAGETORAを捕獲。さらに GENTAROはドラゴンスクリューで追い討ちをかけるが、KAGETORAもすぐに同じ技をお返しする。
石狩対GENTAROの場面。KAGETORAの低空ドロップキック＆石狩のオーバーヘッドキックという連続攻撃がGENTAROにヒット。さらに、合体パワーボムで石狩がフォールに行くが、カウントは2。
だが、小幡の救援で復活したGENTAROが石狩にダイビングボディプレス。その間に小幡はKAGETORAを押さえる。
石狩はGENTAROのキックをかわし、ファルコンアロー。さらにドラゴンスープレックスの体勢に入るが、抵抗したGENTAROが体を沈めて足極め首固め。これで石狩を押さえ込んで3カウントを奪い、GENTARO＆小幡のアパッチコンビが勝利した。

COMMENT

GENTARO「小幡優作、略して“オバユウ”。でも俺以外、誰も呼んでくれないんだよ。お前が負けるとみんな思ったかもしれないけど、よく粘ってくれたよ。いざっていう時は頼もしいな。あとお前、俺がやられている時に、しきりにGENTAROって呼んでなかった？」
小幡「はい」
GENTARO「認めたな。（小幡に平手打ちをして）この野郎！何か言いたい事はあるか？」
小幡「今日は全然やり足りなかったので、次また他団体と当たる機会があったら、もっとガンガンやっていきたいです」
GENTARO 「ガンガンやろうね。（小幡が）新人の頃は2行以上しゃべれなかったから、いい成長ぶりだ。今日、ちょっと（石狩）太一を転がしてやったけど、マスコミも勘違いすんなよ。あれは“丸め込み”じゃなくて“押さえ込み”だから。追い込まれて追い込まれて、一瞬でクルッじゃないんだから。完全に押さえ込んで、有無を言わさず完璧に3カウントを取る技なんだ。足極め首固めが決まったからって、どのマスコミも『丸め込み、丸め込み』ってバカの1つ覚えみたいに（言う）。あれは押さえ込みなんだ！プロレスっていうのは、何で結果が体固めとか片エビ固めなのかって言ったら、それで押さえ込んでいるからだよ。大技のダメージで押さえているんじゃねぇんだよ。大技をやったあとに、よりがっちり固めるために押さえ込みをやっているんだよ。大技だけがプロレスじゃねぇんだよ。だから、俺は今日、大技をやらずに、有無を言わさずがっちり押さえ込んだ。俺はインディーでそういう活動をやっているけど、メジャーもそういう考え方を少しくらい増やして欲しいな」

KAGETORA「オイ、GENTARO。ゼロワン（ZERO1-MAX）の時と変わってねぇな。またお前との対戦を楽しみにしてるよ」
※石狩はノーコメント