試合後、死力を尽くした6人はリング上で倒れこんだ状態に。天山は小島に近づいて介抱する。
勝ち名乗りを受けたCHAOSにはNEVER6人タッグのベルトが贈られる。石井はそのベルトを置くと、第三世代トリオに近づく。YOSHI-HASHIが止めに入るが、石井はそれを押さえ、第三世代に声をかける。永田が言葉を返すと、なんと石井は握手の手を差し出す。場内がどよめく中、永田も強くその手を握り返す。続けて石井は天山、小島とも握手。この光景に場内は大きな拍手に包まれる。
後藤、YOSHI-HASHIも第三世代トリオと握手を交わし、健闘を称え合う。そして第三世代はリングをあとに。
続いて後藤がマイクを握って以下のアピール。
■後藤のマイクアピール
「第三世代は、強かったです(場内拍手)。ただ、俺たちの絆はこんなところでは負けません!(場内拍手)。間もなく、オリンピックが始まりますが、オリンピックより熱い試合を、これからも俺たちは見せていきたいと思います!(場内拍手)。これからの俺たちから、これからの! 新日本プロレスから、目をそらすなよ!(場内拍手)。最後はYOSHI-HASHIのいつもの、気持ちいいやつで締めてもらいます!(場内拍手)」
後藤からマイクを受け取ったYOSHI-HASHIは、「俺が言いたいのは、後藤さんが十分しゃべったので、俺がもう一度念のため、確認のために! この言葉を言わせてくれ! このNEVER6人タッグベルト、俺たちが防衛し続けるのは!」
YOSHI-HASHIが「永遠だ!」と叫ぼうとしたところで、突如場内が暗転。そして、暗闇の中で物騒な音が聞こえ、明かりが点くと、なんとディック東郷がスポイラーズチョーカーで石井の首を締め上げる姿が。
そのかたわらに立つEVILは、NEVER6人タッグのベルトを放り投げると、動きの止まった石井にEVILを見舞い、完全KOに追いやる。慌てて場外の後藤&YOSHI-HASHIがリングに入るも、すばやくEVIL&東郷は場外へ。
そして後藤は棒をYOSHI-HASHIに渡し、二人でリング上から「来い、コラ!」と怒りを向ける。しかし、EVIL&東郷は一瞥し、バックステージへ。
失神状態の石井はセコンドに抱えられて退場。後藤&YOSHI-HASHIは険しい表情で花道を引き上げた。