新日本プロレスLA道場に所属する4選手がタッグマッチで対決。これが約7カ月ぶりの復帰戦となるコグリンは、リングインするなり青コーナーサイドへ侵入し、コナーズ&ナイトと激しい睨み合いを展開。そして、チームメイトのフレドリックスに対しても闘志を全開にし、先発を買って出る。
そんな中、コグリンはエルボースマッシュの打ち合いでナイトに競り勝ち、トーキックへ繋げる。するとナイトがアームホイップで投げるが、コグリンはブリッジでフォールを返し、膝十字固めを極めた。
フレドリックス対コナーズとなり、フレドリックスがヘッドロックからショルダータックル。するとコナーズもタックルを返すが、フレドリックスがフロントハイキックとカウンターエルボーを浴びせる。
逆水平チョップ、エルボースマッシュ、チョップで攻め込むが、フレドリックスが強烈なエルボースマッシュで報復。しかし、コナーズは串刺し攻撃から逃れ、フライングボディアタックを受け止めてパワースラムを食らわせる。
これでフレドリックスは動きが止まってしまい、ナイトがスライディングショルダータックルで追撃。だが、フレドリックスがドロップキックを回避し、コグリンと共にダブルタックルで吹き飛ばす。
今度はナイトが沈黙し、コグリンが変型パワースラム、変型弓矢固め、弓矢固めなどで追撃。さらに、フレドリックスがローキック、ジャンピングエルボードロップなどで続く。だが、ナイトはボディスラムでフレドリックスを投げ捨て、ようやくコナーズとタッチ。
コグリン対コナーズとなり、それぞれエルボースマッシュと逆水平チョップを打ち合う。その後、コナーズが死角からタックルを食らわせるが、コグリンが串刺し攻撃をかわしてコーナーへ激突させる。
その直後、フレドリックスが串刺しジャンピングボディアタックを浴びせると、コグリンがコナーズとナイトをまとめてサイドスープレックスで投げ捨てる。しかし、コナーズはスピアーでコグリンをなぎ倒し、巻き返した。
フレドリックス対ナイトとなり、ナイトがドロップキックから逆エビ固めを極める。これをフレドリックスがロープへ逃れてブレーンバスターの体勢に入るが、ナイトが首固めに切り返す。そして、スクールボーイへ繋ぐも、フレドリックスがスパインバスターで報復。
残り試合時間3分となり、コグリンがバックフリップでコナーズを排除。これでナイトが孤立する形となり、コグリンのダブルチョップからフレドリックスがスリーパーホールド。そして最後は、マニフェストデスティニーからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
NJPW STRONG
- 日時
- 2021年3月6日(土) 開場 12:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第1試合 15分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
フレドリックス「数ヶ月、欠場していたが、ついに『NJPW STRONG』に戻ってきた。こっちに来いよ(※と言ってコグリンを呼ぶ)。今日はこいつと一緒にリングに上がり、激しい試合ができた。俺たちはLA道場のチームメイトなんだ。前にも言ったように、俺がここの“ヌシ”だ。(※コグリンに)よく戻って来たな」
コグリン「お前もな」
フレドリックス「お前のことはいつも見ているからな(※と言い残して去る)」
コグリン「7ヶ月だ!! 7ヶ月も欠場して、復帰を長いあいだ心待ちにしていた。そして、今日やっとの思いで試合をすることができたが、7ヶ月だぞ!! 友人であり、同僚でもあるLA道場の兄弟たちが、俺がやりたくてもできないプロレスをしている姿を、目の前で指をくわえて見ているしかなかったんだ。地獄のような時間だった。復帰してまた試合ができることはわかっていた。だが、ここに来て兄弟たちをサポートすることしか俺にはできなかったんだ。帽子を目深に被って、涙を見られないようにもした。こんな思いをするのはもう十分だ。俺は前よりも強くなって帰ってきた。2度とこんな思いはしたくない。2度とだ…」
※コナーズ&ナイトはノーコメント