バディファイト Presents G1 CLIMAX 26
- 日時
- 2016年7月22日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,738人(超満員札止め)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
棚橋対ライガーで試合が始まり、グラウンドで互角の勝負を展開。そこからライガーがロメロスペシャルを仕掛けるも、田口がカットした。
田口対真壁の場面。田口が尻で威嚇するも、真壁が怯まずに尻に集中攻撃を浴びせる。しかし、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで真壁の動きを止め、ダイビングヒップアタック、ヒップアタック連射。ところが、次のジャンピングヒップアタックを真壁が受け止め、ショルダータックルでなぎ倒した。
ここからタイガーが田口の尻に集中砲火を浴びせ、替わったライガーが風車式バックブリーカー、ロメロスペシャルで追い討ち。だが、田口はカウンタージャンピングヒップアタックで真壁に逆襲。
棚橋対真壁となり、棚橋がフライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、太陽ブロー。しかし、真壁が串刺しラリアットで逆襲し、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで追撃。
その後、棚橋がラリアットを回避し、スリングブレイドでなぎ倒す。続いて真壁がラリアットを見舞うと、棚橋が張り手で挽回。しかし、真壁がショートレンジラリアットで報復した。
KUSHIDA対タイガーの場面。KUSHIDAが腕へのミドルキック連射で先制するも、次のハンドスプリングエルボーをタイガーが受け止め、ジャーマンスープレックスを繰り出す。これをKUSHIDAがバク宙で着地し、ジャーマンスープレックスを返すも、今度はタイガーがバク宙で着地。そして、ローリングソバットからタイガードライバーで叩きつける。
続いてタイガーがハイキックを浴びせると、KUSHIDAはすぐにオーバーヘッドキックで対抗。すると、タイガーが回転十字固めを繰り出すが、KUSHIDAが脱出し、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドで3カウントを奪った。
試合後、棚橋と真壁が額を突き付け、一触即発で睨み合った。
COMMENT
——『G1』の“G”は?
田口「『G1』の“G”は、自分を慰める“G”!」
KUSHIDA「改めて、『『SUPER J-CUP』1回戦突破しました。次は、拳王。今日、目の前にいた獣神サンダー・ライガーも、『お互い1つ勝って、準決勝で会おう』そう言いたいっすね。敵は、一人じゃないかもしれない、お互いにね。けど、大丈夫でしょう。以上っす」
——後楽園ホールでの試合は久しぶりだったと思いますが?
棚橋「そうですね。後楽園ホールで怪我して、欠場になったんで、なんか特別な気持ちで、後楽園ホールに帰ってきましたよ」
——ファンからも「おかえり」というような声援が飛び交ってましたが?
棚橋「いや、まぁたった2か月ですけど、それを長いと感じるか、短いと感じるかは、『皆さん、どっちでしょう?』っていうとこですよね」
——残念ながら、『G1』は黒星スタートとなってしまいましたが、ここからの巻き返しが棚橋選手の真骨頂だと思いますが?
棚橋「まぁ田口しかり、KUSHIDAしかり、リーグ戦に出てない選手でも、自分が中心だと思って。自分を中心に見て、マット界をね。俺は、“マット界の中心”じゃないから。“宇宙の中心”だから。世界が俺を中心に回っていきますよ。」
——試合後には、明日公式戦で対戦する真壁選手に突っかかっていくシーンもありましたが?
棚橋「まぁ黒星スタートになったので、その結果を受けて、尻上がりに調子を上げていかないといけない。次は勝たないといけない。直の先輩ですけど。やっぱ『G1』ってのは、そういうのが、すべてなしになるから。真壁さんとは、ほんとに色んな仕事を一緒にしてね、若手時代も部屋が一緒だったりとか、寮長だったとか、あったんすけど。まぁ今年特にね、プロレス以外の活動で一緒の時間が多かったから、『そういうものを、1回振り切りましょう』っていうね、僕からのメッセージですね。向こうはね、実はとっくに振り切ってるんですけどね。僕の中で、1回区切りをつけてね。先輩に『勝ちにいきますよ』と、『勝たしてもらいますよ』と、そういう姿勢ですね」
——具体的に、そこでメッセージはあったんですか?
棚橋「いや、特に何も言ってないですよ。ウンタカポーズを決めたぐらいですね。いっぱい巻き込みたいじゃないですか。その感情が、(※ウンタカポーズをして)この動きにでましたね。今年、こればっかりやってましたからね」
真壁「イニシアチブ取りたかったけどな。まぁ、しゃーない。しゃーねぇ。チームプレーだな。シングルじゃねぇ。明日はよ、いいモノ見せてやる。今日はしゃーねぇ。何か聞きたいことあるか?ねぇよな。まぁそんなもんだよ。明日はシングルだ。それだけだ」
※ライガー、タイガーはノーコメント