KIZUNA ROAD 2016

日時: 2016年7月1日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 青森・八戸市東運動公園東体育館
観衆: 1,366人

第1試合 20分1本勝負

タイガーマスク
バレッタ

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『KIZUNA ROAD 2016』第5戦の八戸大会。いよいよ目前に迫った7月3日（日）盛岡の最終戦へ向け、最後の前哨戦が繰り広げられる。

　オープニングマッチは、7・3盛岡で行われる8人タッグ戦・天山＆ライガー＆タイガー＆田口vs石井＆桜庭和志＆ロメロ＆バレッタの最終前哨戦で、ライガー組とロメロ組が激突。なお、このカードは今シリーズ4度目で、ライガー組の1勝2敗となっている。

　タイガー対バレッタで試合が始まり、タイガーがクリーンブレイク。そして、バレッタをニュートラルコーナーへ叩きつけ、ドロップキックを食らわせた。
　ライガー対ロメロとなり、ロメロが求めた握手をライガーが拒否。その後、クリーンブレイクしたロメロが再び握手を求め、バレッタが「大丈夫」コールを煽る。すると、ロメロはクリーンに握手するが、一転してロープ際では不意打ちに出る。しかし、ライガーが風車式バックブリーカーでお仕置きした。
　ところが、ロメロがライガーを場外に落とし、即座にバレッタが暴行。さらに、ロメロがタイガーのマスクに手をかける。これでライガーが孤立し、ロメロ＆バレッタが長時間に渡っていたぶり続ける。しかしライガーは、バレッタのスイングDDTを回避し、カウンター掌底で逆転。
　ようやくスイッチしたタイガーは、コーナー最上段からのフライングボディアタックでバレッタをなぎ倒し、ロメロにはローリングソバットをお見舞い。そして、ミドルキック、ハイキックでバレッタに追撃し、リバースダブルアームバーでギブアップを迫る。だが、ロメロがカットに入り、ロメロ＆バレッタがタイガーにダブルジャンピングニーアタック。
　さらに、ロメロがタイガーにコードブレイカーを見舞い、バレッタがその背中へダイビングフットスタンプを浴びせる。
　続いてロメロがタイガーを捕まえるが、ライガーが場外からバレッタのロープワークを妨害。直後にタイガーが回転エビ固めを繰り出すも、ロメロが返し、アッパーカットをヒットさせる。
　続いてロメロは、タイガーに対して連続串刺しラリアットを開始。しかし、ライガーがが飛び込んでカウンター掌底で妨害し、タイガーがタイガードライバーで逆転。
　次にタイガーはタイガースープレックスの体勢に入るが、エプロンにのぼったバレッタに気づいて技を解く。ところが、バレッタが場外からタイガーのマスクを引っ張り、佐藤健太レフェリーが慌てて止めに入る。これによってタイガーは難を逃れるが、直後にロメロがマスクを剥ぎ取り、そのままスモールパッケージホールドで3カウントを強奪した。
　
　試合後、ロメロ＆バレッタが逃走すると、激怒したタイガーがロメロを走って追いかけた・・・。

COMMENT

バレッタ「ロッキーがいると、いつもこれだ。まあいい。これまでもタイトルマッチでは、誰かが新たにベルトを手にすると、リマッチが行われてきた。2人と2人と2人と2人・・・。この前、俺たちは負けてないんだ。単にトップロープの上から落とされただけ。みんなズルいヤツらばかり。こんなんじゃ、本当に誰が1番なのかハッキリしない。だからもう1回だ。負けた？そんなこと関係ない。リマッチだ、リマッチ」

※ロメロはノーコメント

※ライガー＆タイガーはノーコメント