BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年6月3日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,502人（満員）

第5試合 30分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
チェーズ・オーエンズ

ヨシ・タツ
高橋裕二郎

マイケル・エルガン
バッドラック・ファレ

小島聡
ケニー・オメガ

境界線

06分26秒　エルガンボム→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　新日本プロレス本隊連合軍vsBULLET CLUBの8人タッグマッチ。IWGP IC王者のオメガ（※NEVER 6人タッグと二冠）は、5月21日後楽園で次期挑戦者の棚橋と前哨対決。試合後、ラダー（脚立）とパイプイスで腕を破壊し、緊急欠場へ追い込んだ。そのピンチヒッターとして小島が選ばれ、連日に渡ってオメガと対戦している。

　棚橋の挨拶→オメガの暴行→小島組の登場と、大混乱の中で試合が始まり、キャプテンのジャンピングショルダータックルをオメガがかわす。しかし、ヨシタツがオメガにミサイルキックをお見舞い。
　続いて小島がオメガに逆水平チョップ乱射を食らわせ、串刺しジャンピングエルボーで追撃。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」の叫びをファンと大合唱するも、高橋がゴミ箱のフタで頭を殴る。
　これで小島は沈黙してしまい、オメガがＴシャツで首を絞める。そして、ファレが踏みつけ攻撃、高橋が串刺しフロントハイキックなどで攻め立てる。しかし小島は、ファレの串刺しボディアタックを回避し、コジコジカッターで逆転。
　エルガン対オメガとなり、延髄斬りで先制したエルガンが、ロープを利用したカウンターアバランシュホールドで追い討ち。その後、控えのオーエンズがエルガンのロープワークをキックで妨害し、オメガがラリアットを見舞う。
　これでエルガン対オーエンズとなり、エルガンが延髄斬りをお見舞い。そして、コーナー2段目からジャンプし、エプロンのオメガにフライングラリアットを浴びせる。
　続いてエルガンは、カウンタージャーマンスープレックスホイップでオーエンズを投げ捨てる。ここから混戦となり、小島がファレにラリアット、オメガが小島にジャンピングニーアタック、ヨシタツがオメガにニールキック、高橋がヨシタツにチンクラッシャー、オーエンズがキャプテンにトラースキック。
　だが、エルガンがパワーボムホイップで高橋を投げ、オーエンズを串刺しにする。そして、パワーボムホイップで高橋を場外へ放り捨ててオメガ＆ファレを押し潰すと、エルガンボムでオーエンズを料理した。

COMMENT

エルガン「ケニー・オメガ、お前が言ったこと、すべてを受け止めてやる。そして、すべてを返してやる。アイツは、何度も何度も俺を侮辱して、挑発してきた。だが、次のチャンスを与えてくれれば、必ずケニー・オメガを倒してやる！」
ヨシタツ「オイ、キャプテン！今回ハンターチャンスがきたのは、お前じゃなくて、エルガンだよ」
キャプテン「何を言ってんだよ。オッ、今日はいっぱい人がいるな。みんな、やるぞ！ハンターチャンス！ハンターチャンス！（※ハンターチャンスと叫びながら、そのまま控室に戻っていった）」
小島「タナの姿が見られて、たぶんみんな安心してると思います。怪我は大変だけど、必ずまた這い上がってくれると思ってるんでね、やっぱその時に自分たちが、迎い入れられるだけの体制をちゃんと持って、私もそれまでに鍛えておきたいと思います」

オメガ「エルガンにチャレンジされた……俺は誰のチャレンジでも受けるつもりだった、エルガン以外。アイツは俺にあんなに負けているのに、チャレンジする資格がないだろう。エルガンがもっと強くなっているなら、俺は受けてやるよ。自然の中でするのはキャンプするのは気持ちいいだろ？だけど、１つ、その気分を台無しにするものがある。それは、虫。モスキート。蚊だ。エルガン、オマエはただのモスキートだ。モスキートは、人間を殺すことはできないけれど、刺されたら、かゆくて、面倒臭くて、我慢できない。オマエは、俺にとってそういう存在だ。モスキートだ。危なくはないけれど、面倒臭い。オマエみたいなヤツが、俺に２回もチャレンジするなんて信じられない。エルガン、前の試合の映像をもう１回見てみろよ？オマエは、俺にただ負けただけじゃなくて、完敗だった。それはお客さんも分かってる。１ミリも勝つ要素が無かった。しかも、オマエと闘うのが、ラダーマッチだなんて。ラダーマッチは俺の得意分野なのに、そこでオマエがチャレンジするなんて、もっと無理だ。オマエは俺に何もできない。グッバイ、グッナイ」
※ファレ、高橋、オーエンズはノーコメント