BEST OF THE SUPER Jr.XXIII
- 日時
- 2016年6月3日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,502人(満員)
棚橋は自らIWGP IC王座に挑戦表明し、王者オメガが提示したラダーマッチによるタイトル戦を了承。同所でオメガと対決する予定だった。
■棚橋の挨拶
「(※大『棚橋』コール)昨日の診断で、全治2か月。左腕に、力が入らなくて、大阪大会を欠場することになりました。ホントに申し訳なく思います(※大拍手)。1日も早くまたこのリングで試合できるように、全力で治療して、完璧に治して帰って来ます(※大拍手&『エース』コール)
ここで、第5試合に出場するオメガたちBULLET CLUBメンバーが登場。オメガが棚橋と対峙し、マイクアピールで激しく挑発して行く。
オメガ「重要な問題が今起きている。俺は日本語がわからない。だが、お前が言ったこと、それはファンに謝罪をしているのか? それは違うだろ。その前に、俺に謝罪はないのか? AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズなどが離脱した時、『俺がいるから、新日本プロレスは大丈夫だ!』と言ったのは、お前じゃないか」
すると棚橋がマイクを奪い、「シャラーーップ!! シャラーーーップ!! お前が言うなよ!」とオメガを一喝。
ところが、オメガが「俺がシャラップ!? ハハハハ。ノー。タナハシサン、ユー、シャラップ」などと反撃し、いきなり棚橋を暴行。
だが、小島&エルガン&ヨシタツ&キャプテンがリングへ駆け込み、棚橋を救出。エルガンがオメガへノータッチトペコンヒーロを見舞い、そのまま第5試合開始のゴングが鳴った。
■バックステージでのコメント
——苦渋の決断を発表された形になりましたが?
棚橋「ほんとに残念ですね。タイトルマッチが決まってて、それで欠場っていうのは初めての経験だし。ただ、その怪我の具合が、(※左腕を指さし)ここに腱があるんすけど、二頭筋腱っていう。これがほんのちょっとしか残ってなくて、それが痛みの原因で。右は力が入るんすけど、左は全然力が入らなくて。トレーナーの先生も、あのままやってたら、もっと切れてたって。まぁ早く治して、ケニーにリベンジするしかないですね」
——棚橋選手が欠場されるぐらいなので、戻れるかなとファンも心配だと思いますが?
棚橋「そうですね。よっぽどのことじゃ欠場しない……今までもそうだったんで。まぁそういうことですね」
——先ほどリング上で、ケニー選手が負傷してる腕を攻撃してきましたが、それだけ棚橋選手を強く意識してることを感じますが?
棚橋「まぁボクができることは、今怪我を治すことだけなので、集中します」
——『G1 CLIMAX』での復帰を目標とおっしゃってましたが?
棚橋「そうですね。それもギリギリなんですけども、まぁ人よりも回復力が早いので、何とかします」
——ご自身がタイトルマッチできなくなった、このインターコンチに関して、代わりの選手など含めて、思うことはありますか?
棚橋「うーん、そうですね。ファンの方のために、タイトルマッチ自体がなくなってしまうのは、残念なので、誰か名乗りをあげてほしいね」
——ファンは、また日が昇ることを期待してると思いますが?
棚橋「はい。また昇りますよ。このままじゃ終われないですよ」