NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016

日時: 2016年1月20日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場
観衆: 1,025人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負
小松洋平＆田中翔壮行試合III

獣神サンダー・ライガー
田中翔

ストゥーカ・ジュニア
小松洋平

境界線

08分33秒　トルペドスプラッシュ→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　2月からCMLLに遠征することになった小松＆田中の壮行試合第3戦。

　ライガー対小松で試合が始まり、切り返し技で互角の勝負を展開。そこからストゥーカ対田中となり、田中が高角度アームホイップからアームホイップを連発。しかし、ストゥーカがすぐに巻き返し、コブラツイストを極める。
　その後、ストゥーカが田中、ライガーが小松に風車式バックブリーカーを同時にお見舞い。ここからストゥーカ＆ライガーのペースになり、ストゥーカが田中にカウンターラリアット、ストゥーカ＆ライガーが田中にダブルフロントハイキック、ストゥーカが小松に串刺しラリアット。さらにストゥーカ＆ライガーは、小松＆田中に強烈なチョップを食らわせる。
　すると、小松がトレイン攻撃を回避し、ライガーとストゥーカを衝突させる。そして、ライガーにドロップキックで逆襲し、スイッチした田中がエルボー連打でライガーに追撃。そして、ヘッドシザースホイップ、串刺しジャンピングエルボー、変型アバランシュホールドへ繋ぐ。
　次に田中がライガーを逆エビ固めで捕らえると、小松もストゥーカに逆エビ固めを極めて分断。その後、ライガーと田中がフライングネックブリーカーで相打ちとなった。
　ストゥーカ対小松の場面。小松がフライングフォーアームで先制するも、ストゥーカがローリングソバットでお返し。そして、ハンドスプリング＆バク転でフェイントをかけるが、小松が低空ドロップキック→ラ・マヒストラルの連続攻撃。だが、跳ね返したストゥーカが小松をマットへ叩きつけ、トルペドスプラッシュで一気に決着をつけた。
　
　試合後、4選手は握手で互いの健闘を称え、全員そろって手をあげた。

COMMENT

ストゥーカ「ライガーさんとのコンビはヌメロ・ウノ（ナンバーワン）なんだ。こんなに心強い味方はいない。ライガーさんと組めば、タナカ、コマツなんて敵じゃない。アレナ・メヒコでもこの2人で組んでみたい。ニュージャパンにお願いしたい」
ライガー「今、聞いた通りだ。俺たちがヌメロ・ウノ、ナンバーワンだ。ヌメロ・ウノのメヒカーノ（メキシコ人）とヌメロ・ウノのハポネス（日本人）が組んだんだから、ヌメロ・ウノは当然。今、日本を覆ってる寒気団なんか目じゃねえぞ。俺たちは風速60m/hだ。車も吹っ飛ぶぞ。しかもそれに雪と、雨と、震えるような気温が混じってんだ。シベリアから降りて来るてんだ。その威力が小松、田中を吹っ飛ばしたんだ。ダンプカーだって吹っ飛ばすんだ。ストゥーカと俺はヌメロ・ウノのタッグチーム。ストゥーカの意味、知ってるか？俺は知らねぇ」
ストゥーカ「アリガトゴザイマス」

小松「またやられてしまった。大阪のお客さんの前で、勝ったとこ見せたかったけど。いやあ、しょうがない。次、俺たちが神になって、神様になって返ってきたところ、大阪の皆様にお披露目する。今はそれが楽しみです」
田中「この黒パン、黒のシューズで残された試合は、あと3試合だけ。ヤングライオンとして悔いを残さないように、全力で闘います」