NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016
- 日時
- 2016年1月20日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場
- 観衆
- 1,025人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
まずは、先発したリーとヴィールスが一進一退の攻防を展開。そこからオカダがタッチを受け、ジャンプ&前転でリングインして棚橋を挑発。すると、棚橋がよりイージーなジャンピングリングインで登場し、場内がざわつく。
その後、棚橋がアームホイップでオカダを場外に落とす。だが、リングに戻ったオカダがショルダータックルとヘッドロックで挽回。すると、棚橋がリープフロッグを繰り出すも、オカダがバックを取っていきなりレインメーカーを発射。これを棚橋がかわしてドラゴンスープレックスの体勢に入るが、今度はオカダが回避した。
リー対ヴィールスの場面。ヴィールスがカニばさみでリーを転倒させ、セカンドロープに衝突させる。そして、すぐに低空ドロップキックを放つものの、リーに回避されてロープへ激突。その直後、リーがカウンタージャンピングニーアタックでヴィールスを場外に落とすが、オカダが割り込んで追撃を阻止。
続いてオカダはカウンターフロントハイキックを浴びせるが、リーがジャベで逆転。さらに、オカダの串刺し攻撃を回避すると、ランニングドロップキックで場外に追いやり、エプロンからのヘッドシザースホイップで投げ飛ばした。
リー対ヴィールスとなり、ヴィールスがラリアット2連発、バックエルボー、セントーン、ダイビングエルボードロップなどで攻め立てる。そして、ヴィールス&オカダがダブルフロントハイキック、オカダがこうもり吊り、変型カナディアンバックブリーカーなどでリーに追い討ちをかける。
苦しくなったリーは、カウンターキチンシンク、ランニングフロントキックでオカダに逆襲。これでようやく出番となった棚橋が、オカダにフライングフォーアーム、ヴィールスに飛びつきヘッドシザースホイップを食らわせる。だが、オカダはフラップジャックで逆転。
オカダの攻撃は続き、串刺しバックエルボー、フロントハイキック、DDT、低空ランニングエルボースマッシュ。続いてパイルドライバーの体勢に入るも、棚橋が脱出してエルボー合戦へ持ち込み、ドラゴンスクリュー。
棚橋対ヴィールスの場面。ヴィールスが上半身裸になり、チョップ連射。しかし、棚橋が怯まず、張り手で報復。すると、ヴィールスは棚橋のハンマースルーを逆利用して場外へエスケープ。そして、棚橋が追いかけて来ると、すれ違いでリングへ飛び込んで挑発。ところが、リーが背後から忍び寄り、スクールボーイで丸め込む。これをヴィールスが返すと、リーはジャーマンスープレックスホールドで3カウントを迫る。
その後、棚橋がスリングブレイドでオカダを場外へ追いやり、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフロー。その直後、リーがコーナー最上段へのぼると、ヴィールスが突き飛ばしてバランスを崩させ、自分もコーナーへのぼる。ところが、リーが抵抗してヴィールスを逆さづりにし、ダイビングフットスタンプスタンプでマットへ串刺し(パタラス・エネル・ペチョ)。そして、片エビ固めで3カウントを奪取した。
試合後、リーは自身が保持するCMLLライトベルトをギターに見立て、エアギターを披露した。
COMMENT
——タッチを受けてすぐに変な挑発をされましたからね。
棚橋「はい(苦笑)」
——前半3大会が終了しました。
棚橋「ルチャドールたちが、年々のびのびと自由に試合してることが、ここ何年か『CMLL FANTASTICA MANIA』を続けてきた収穫じゃないかな。メキシコでもどんどん若い選手が出てきたし、今日の(パートナーの)ドラゴン・リーなんか、ヘタしたら俺の半分ぐらい(の年齢)。異次元な空間でした」
※リーはノーコメント
※オカダ&ヴィールスはノーコメント