NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016
- 日時
- 2016年1月17日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 高知・高知サンピアセリーズ
- 観衆
- 1,214人(超満員札止め)
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第1試合 20分1本勝負
小松洋平&田中翔 壮行試合Iレフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
第1試合には2月からCMLL遠征が決まっている小松&田中が登場。最終戦まで6連続で行われる壮行試合の第1弾で、ストゥーカ&KUSHIDAと対戦。
ストゥーカ対小松で試合が始まり、ストゥーカがヘッドロックで先制。これを小松が切り返したのち、アキレス腱固めを極めた。
KUSHIDA対田中の場面。田中がショルダータックルでなぎ倒し、ストンピング連射。だが、KUSHIDAはセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで逆転。続いて腕攻撃を食らわせる。
これで田中は沈黙してしまい、ストゥーカが串刺しラリアット、ロメロスペシャル、KUSHIDAが逆水平チョップ、ショルダースルー。そして、キーロックを極めるが、田中がそのままKUSHIDAを持ち上げ、変型バックドロップで逆襲。
ストゥーカ対小松の場面。小松がヘッドシザースホイップ、ショートレンジドロップキック。しかし、ストゥーカがハンドスプリング&バク宙でフェインをかけ、ヘッドシザースホイップで小松を場外に落とす。そして、トペスイシーダをお見舞い。
KUSHIDA対田中の場面。田中のエルボー連打に対し、KUSHIDAが張り手で報復。しかし田中は、ハンドスプリングエルボーを回避し、フライングフォーアーム、串刺しジャンピングエルボーをお見舞い。
次に田中はサイドスープレックスを狙うが、KUSHIDAが抵抗して腕を取る。それを田中が強引に持ち上げ、変型アバランシュホールドで叩きつける。そして、逆エビ固めを極めると、小松もストゥーカを逆エビ固めで捕らえて分断。
その直後、小松&田中がダブルドロップキックでストゥーカを排除し、KUSHIDAにトレイン攻撃を仕掛ける。ところが、回避したKUSHIDAが、田中に低空ドロップキック。さらに、小松の前方回転エビ固めをこらえ、ホバーボードロックを極める。その直後、ストゥーカがコーナー最上段からのトルペドスプラッシュで田中を仕留めた。
試合後、KUSHIDAが小松と田中に話しかけ、4選手がそれぞれ握手。そして、全員で手をあげ、ファンの大拍手を浴びた。
COMMENT
ストゥーカ「グラシャス、アミーゴ」
小松「俺たちヤングライオンの最終章。タイミングよく『FANTASTICA MANIA』で、日本でも(メキシカンと試合が)できるっていう、俺らにとってはすごくうれしいシリーズ。向こう(メキシコ)のエストレージャ(スーパースター)のトップをいっぱい食らわそうという思いがあるんで。今シリーズ、最後まで俺たちはヤングライオンで、結果を残そうと。なあ、田中」
田中「新日本プロレスのヤングライオン、この黒パンで。だからこそ精いっぱい、残りわずか、新日本のヤングライオンらしく闘います」
——CMLLでのリングネーム(風神&雷神)がすでに発表されてますが、イメージはできてますか?
小松「僕らにピッタリ(なリングネーム)だなと。どっちがどっちかわかりませんけど、明らかにパワーファイトとテクニシャン(のコンビ)っていう感じで。僕らは本当に最高のタッグチームになれる可能性があるんで。ここらで一発」
田中「妖怪じゃなくて、(リングネーム通り)神らしく」