WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月24日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 石川・石川県産業展示館3号館
観衆: 1,820人

第4試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦

フランキー・カザリアン
タマ・トンガ

クリストファー・ダニエルズ
バッドラック・ファレ

境界線

（1勝1敗＝2点）
（2敗＝0点）

11分40秒　セレブリティリーハブ→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　共に『WORLD TAG』初戦を落としたダニエルズ＆カザリアンとファレ＆トンガが、初勝利を懸けて対決。
　
　トンガ対カザリアンで試合がスタート。カザリアンが不意打ちからパンチを連射するが、トンガが死角に回り込んでドロップキック。ファレがチョーク攻撃で痛めつける。
　その後、ダニエルズ＆カザリアンがファレに襲い掛かるものの、ファレがショルダータックルでまとめて吹き飛ばす。そして、ダニエルズにチョーク攻撃を食らわせ、トンガがボディスラム、ジャンピングエルボードロップで続く。
　だが、ダニエルズ組がトンガを捕まえ、カザリアンのリープフロッグからダニエルズがラリアット。そして、カザリアンがダニエルズのアシスト受けてムーンサルトプレスで押し潰し、間髪入れずにダニエルズがラ・ブファドーラ。
　ところが、今度はファレ組がダニエルズを捕獲し、ファレがボディブロー連射、トンガがチョーク攻撃。しかし、ダニエルズは変型コンプリートショットでトンガに逆襲。タッチを受けたカザリアンが、セカンドロープからのジャンピングバックエルボー、トップロープ越えの飛びつきDDTを見舞う。
　続いてダニエルズがコーナー最上段からトンガを踏みつけるが、ファレがカウンターショルダータックルで吹き飛ばす。すると、カザリアンがファレにパンチを連射して行くが、トンガがカットに入り、串刺しジャンピングボディアタック。
　続いてファレのバックフリップ＆トンガのネックブリーカーという合体攻撃がさく裂。ところが、ダニエルズ＆カザリアンがトンガをコーナーへ追い込み、ファレを突き飛ばして串刺しにする。そして2人はファレを場外に落とし、セレブリティリーハブでトンガを仕留めた。

COMMENT

カザリアン「これで1勝だ。俺たちはAブロック。“A”は（アルファベットの）最初の文字だ。そう、1番。俺たちにふさわしい。タッグチームとしての闘い方は、俺たちの頭に入っている。どんなに大きな相手だろうとな。だからこそ、俺たちはこの業界でベストなタッグチームなんだ。俺たちはそれを証明するために、このリングにやって来た。そのためにこのタッグリーグで優勝して、さらにIWGPタッグのベルトも奪うんだ」
ダニエルズ「その通り。今夜の勝利なんてちっぽけなものだ。確かにニュージャパン・プロレスリングでどんどん名を上げている若い2人、将来トップになるタマ・トンガとバッドラック・ファレ、さらに世界に名を轟かせているBULLET CLUBのメンバーのうちの2人が相手だったが、しっかり片付けた。これから同じことが何度も繰り返される。今日で1勝。昨日の負けで1敗。だけど、このあと俺たちは4つの勝利を積み重ねる。そしてAブロックをトップで通過して、決勝のリングに上がる。それだけで終わらないぞ。トーキョードームでさらにBULLET CLUBの2人（アンダーソン＆ギャローズ）を相手に、IWGPタッグチャンピオンシップが待ち構えている。その試合が終われば、俺たちが世界で最高のタッグチームであることがみんなに知れ渡るのだ。さあ、次の舞台へ行こうぜ」

※ファレ＆トンガはノーコメント