メインイベントは中邑真輔&オカダ・カズチカvsブリスコブラザース。オカダの入場時には、日本同様にレインメーカードルが舞いまくり、この演出に会場は大興奮。早くも「オカダ!」コールが爆発する。
続いて、中邑真輔の入場テーマが鳴り響くと、この日一番と言っていいい大「ナ・カ・ム・ラ!」コールが発生。凄まじい大合唱となる。
試合の前に、4者が握手。まずオカダとジェイ・ブリスコが向き合うと、「レインメーカー!」のチャントが発生。これに刺激されたか、オカダもレインメーカーを狙うなど両者のスピーディーな攻防に拍手喝采。
さらに熱狂的な「ナ・カ・ム・ラ!」コールの中、ついに中邑真輔が登場。マークのお腹に頭をつけ、腕ダラリの動きを見せれば、マークはサードロープとセカンドロープのあいだから、場外の中邑へ飛び込むようなミサイルキック。場内を沸かせる。
中盤、早いタッチワークで、マークを翻弄する中邑とオカダ。オカダもロープ際からのセントーン・アトミコを見せれば、DDTからスクッと立ってアピール。
マークは強烈な水平チョップで反撃を試みるが、オカダはリバースネックブリーカーでお返し。中邑は、コーナへ固定しておいてのヒザ蹴り。打撃勝負でもナックルパートを打ち抜いて、ペースを離さない。
中邑がジェイを狙ったボマイエはカットされるも、バイブレーション式踏みつけ攻撃でたぎりまくる。さらに代わったオカダもレッドインクをマークにズバリ。しかし、ブリスコ兄弟もトレイン攻撃から、マークが強烈なラリアットを爆発させて、反撃開始。
ジェイはさまざまな打撃でオカダと中邑をかく乱。マークは、オカダ相手にコーナートップから、凄まじい跳躍力のフロッグスプラッシュを爆発させて、一気に大攻勢へ。
しかし、オカダもカウンターのドロップキック炸裂。ヘビーレイン、ダイビング・エルボードロップと繋いで、最後は必殺のレインメーカーがクリーンヒット。
試合終了後は、「オ・カ・ダ」「ナ・カ・ム・ラ」コールは鳴り止まず。最後は、中邑が日本同様に、「イヤァオ!」で締めくくった。
中邑「流石だなレッドネックカンフー。またリングで会いてぇなぁ。こっちはね春と秋はないでしょ、もう夏だね!半端ない良い環境」
ーーファンの大「ナカムラ」コールはどう聞こえましたか?
中邑「いいじゃないですか、嬉しいですよ、普通に。…言葉じゃないんだよ、秘密は」
オカダ「オレに、あの二人が勝てる訳無いけれども、中邑さんの人気には嫉妬しちゃうかな。凄い人気で。オレが勝ったはずなのに大ナカムラコールで持ってかれちゃったなと。ただまだアメリカ遠征3日あります。そしてAJとの再戦も決まってるんで。今日もカネの雨降ったでしょ?ただ中邑さんにもっていかれちゃったんで、残りの3日でそれを越して行きます」