第2試合は。ロデリック・ストロングとKUSHIDAの一戦。
KUSHIDAは入場時のテーマが鳴った瞬間、場内から大歓声。さらに「ク・シ・ダ!」のチャントが発生する大盛り上がり。「レッツ・ゴー・ロドリング、ク・シ・ダ!」という両者を応援するチャントも発生。序盤は、スピーディーなレスリングで会場を沸かせる両者。
KUSHIDAはウラカンラナから、倒立前転からのドロップキック、オーバーヘッドキックと、アメリカのファンを驚愕させる、しかし続く場外戦で返り討ちに。
ここからは、ストロングがペースを握る展開へ。場内は、「レッツ・ゴー・ロデリック、ク・シ・ダ!」のチャントが再発生。さらにKUSHIDAをファイヤーマンズキャリー気味に担ぎ、強引に投げ捨てるパワーファイトで自分を誇示するストロング。
ブレーンバスターを切り返したKUSHIDAはエルボーで反撃。さらに、スワンダイブチョップ、ハンドスプリング・エルボー、ホバーボードロックへ繋ぐが、これは決まらない。
さらに鉄柱から場外に向け、フライディングボディアタック。続いて、ムーンサルトプレス一閃。しかし、ストロングもバズソーキックを外して、水平チョップ。両者の打撃が激しく交錯すると、場内はスタンディングオベーション。
ここから延髄斬り、パワースラム気味に投げ捨てたストロングが巻き返す。KUHIDAをコーナーで串刺し圧殺してから、トップロープからの雪崩式のブレーンバスター。
これがズバリと決まり、場内は「ディス・イズ・オーサム!」コール。窮地に陥ったKUSHIDAは、ファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げられるも、渾身のホバーボードロックに切り返す。
しかし、逆にこれを切り返して、もう一度、ファイヤーマンズキャリーで掲げ上げたストロング。自らも倒れこみ、相手の腹に両膝を突き立てるエンド・オブ・ハートエイクでKUSHIDAに逆転勝利した。
KUSHIDA「いや〜、悔しいっすね。また結果を残せなかった。言い訳にはしたくないけどいつも新日本プロレスに来てる常連外国人より体のハード差感じますね。最後ホバーボードロック行けると思ったけど詰めが甘かったです」
ーー会場の雰囲気はどうでしたか?
KUSHIDA「最高ですね。体が重い僕をROHファンが背中から押してくれた。あとたまたま今日が誕生日で、闘いにそんなの関係ないけど
海の向こうから目に見えない声援があって怖い物なしでした!」