NEW JAPAN ALIVE 2015
- 日時
- 2015年5月6日(水) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・明石市立産業交流センター
- 観衆
- 1,100人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
両者が先発して試合が始まり、中邑が後藤をコーナーへ追い込んでいきなりバイブレーション式踏みつけ攻撃。そこから串刺し攻撃へ行くが、後藤がカウンターフロントキックで迎撃。さらに、アームホイップを切り返して中邑を反対に投げ捨て、ショルダータックルでなぎ倒した。
棚橋対矢野の場面。棚橋が腕を取ると、矢野がオーバーアクションでロープへ逃げる。そして、その後は棚橋と接触しようとせず、いきなりYOSHI-HASHIとタッチしてしまった。これで棚橋対YOSHI-HASHIになるも、矢野が場外から棚橋の髪を引っ張る。それでも棚橋は、アームホイップでYOSHI-HASHIを投げ捨てた。
内藤対YOSHI-HASHIの場面。内藤がヘッドシザースホイップで吹き飛ばし、YOSHI-HASHIを踏み台にしてエプロンへ飛び出す。そして、トップロープ越しで串刺し低空ドロップキックをお見舞い。その直後、ミサイルキックを放つも、YOSHI-HASHIが回避して自爆を誘発。
これを合図に両軍入り乱れての大乱闘が勃発し、中邑組が後藤組を圧倒。そのまま内藤を逃がさず、YOSHI-HASHIがコーナーの金具へ叩きつける。そして、矢野が木づちで内藤を殴り、それを棚橋に持たせて罪をなすりつけようとする。さらに矢野は、内藤を金具へぶつけ、助けに入った棚橋も同じ目に遭わせる。
内藤のピンチは続き、中邑がジャンピングニードロップで追撃。さらに、双眼鏡ポーズで控えの後藤を挑発すると、フロントネックロックで絞め上げる。そして、内藤をコーナー最上段へ乗せてジャンピングニーアタックを放つも、内藤が回避し、ミサイルキックで逆転。
後藤対中邑となり、後藤が串刺しニールキック、バックドロップ、地獄車。しかし、中邑がカウンターで膝蹴りを浴びせて後藤をコーナー最上段へ乗せ、ジャンピングニーアタックを食らわせる。ここで中邑はボマイェに行くが、後藤が牛殺しの体勢で捕獲し、逃げられた直後にローリングラリアットをお見舞い。だが、中邑がハンマースルーを切り返して後藤のボディへ膝蹴りを入れ、フェイント式ニールキックでなぎ倒した。
棚橋対矢野の場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム。すると、矢野が棚橋の髪を掴んで引き倒し、ロープへ走ろうとする。ところが、棚橋が髪を掴んで急停止させ、ドラゴンスクリューで逆襲。その後、矢野がマンハッタンドロップを見舞うと、棚橋もすぐに同じ技で報復。だが、矢野がさらにマンハッタンドロップで叩きつけ、ダブルダウンとなった。
棚橋対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIがヘッドハンター、逆水平チョップで先制し、棚橋をトップロープへ乗せて低空ドロップキックを浴びせる。そして、中邑組が棚橋へトレイン攻撃を敢行し、そこからYOSHI-HASHIがネックバスターで追い討ち。
次にYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢に入るが、後藤がラリアットでカット。そこから中邑が後藤へエルボー、内藤が中邑へ延髄斬り、矢野へジャンピングエルボーアタック。その後、エルボー合戦から棚橋が張り手。だが、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで逆襲。
それでも棚橋は、パワーボムとラリアットから逃れ、スリングブレイドでYOSHI-HASHIをなぎ倒す。そして最後は、ハイフライフローでYOSHI-HASHIを仕留めた。
試合後、棚橋が(オカダデビュー10周年)DVDを青コーナーから奪うと、矢野が怒って襲い掛かる。しかし、棚橋がスリングブレイドでダウンさせ、コーナー最上段へのぼる。だが、矢野が逃走した。
その後、一旦はリングを降りた棚橋が、ファンの要望に応えてUターン。そして、「棚橋」コールに応えてマイクアピールを行なう。
棚橋「新日本プロレスが! 明石に!! 帰って来たぜ〜〜!!(※大拍手) うあぁ〜! うわぁ〜、久しぶり、この感じ!(※場内笑) 今日も、超満員、そして大応援、ありがとうございました!(※大拍手)2015年ね、盛り上がって来てますけども、さらに! 盛り上げて行きますんで、皆さんまたよろしくお願いします。今日はありがとうございました!(※大拍手)」
ここで再び「棚橋」コールが起きると、棚橋は久々のエアギターを開始。ケースからギターをエアで取り出すと、「明石ーー!! 明石ーー!! 明石ーー!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と叫び、1回目のエアギターを演奏した。
直後にアンコールが起こると、棚橋は「ラストな?」とファンに言い聞かせつつ、“2014年バージョンの新曲”で2回目の演奏を披露。
すると今度は「もう1回」コールが起こり、棚橋がリングサイドのファンから新しいギターをエアで受け取る。そして、「ズーッと使いたかったけど、今日まで使えなかった2015年の新曲いきます。ノリのいい曲なので、手拍子よろしく!」とファンに予告したのち、本邦初公開となる“2015年バージョンの新曲”で3回目のエアギターを敢行した。
すでにフラフラ状態となった棚橋だったが、どこからともなくエアギターの音色が鳴り響き、急きょ4回目のエアギターを演奏。場内が笑いと大歓声に包まれた。
これでようやくエアギターが終わると、棚橋は「改めてありがとうございました!」と明石のファンに挨拶。さらに、「ちょっとベルトから離れてますけど、必ず、遠回りしても、どんな道を通っても、必ずベルトにたどり着いてみせます」と続け、IWGP王座奪回を約束した。
そして棚橋は、「じゃあ最後にーー!! 会場の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」と久々の決めゼリフ。ファンと交流しつつ、笑顔で退場した。
COMMENT
——アメリカ&カナダでは久しぶりに“矢野地獄”から解放されますが・・・。
棚橋「オーバーホールしてきます。(※体のいろんな部分を叩きながら)あちこちいっぱい、オーバーホールしてきます」
※後藤&内藤はノーコメント
中邑「博多(福岡)でせっかく見えかけたのに・・・。チャンプだろうが。チャンピオンになったらもう、お腹いっぱいか? もう存在、消えかかってんぞ。インターコンチしか見えない・・・」
※矢野&YOSHI-HASHIはノーコメント