Road to INVASION ATTACK 2015

日時: 2015年3月29日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 静岡・アクトシティ浜松
観衆: 2,900人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

小松洋平
田口隆祐

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第三世代の天山＆小島と永田＆中西が対決する6人タッグマッチ。
　
　小島対中西で試合が始まり、小島のショルダータックルを中西が4連続で受け止める。そして、反対にショルダータックルでなぎ倒し、永田とのダブルショルダータックルへ繋ぐ。だが、天山が小島のヘルプへ入り、エルボードロップ＆ヘッドドロップの同時攻撃を中西へ見舞った。
　小松対田口の場面。ヘッドシザースホイップで先制した小松が、ヒップアタックをかわして自爆へ追い込み、尻にストンピングを連発。
　尻を押さえて苦しんだ田口だったが、カウンタージャンピングヒップアタックで小松へ報復。これで小松が孤立し、永田がサッカーボールキック、カウンターキチンシンク、中西がダイビングチョップ、ハンマーロック、田口がヒップアタック連射などでいたぶり続ける。
　しかし小松は、中西の串刺しから逃れ、カウンタードロップキックで逆襲。ようやく出番となった小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップで中西へ追撃する。
　しかし中西は、のど輪とクロスチョップで小島へ反撃。そこから野人ダンスラリアットを放つも、小島が腕にラリアットを浴びせて妨害。その後、小島がDDTで叩きつけるも、中西がすぐにマッケンローで報復した。
　天山対永田の場面。天山がモンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングなどを永田へお見舞い。そして、小島とテンコジカッターを仕掛けるも、回避した永田がエクスプロイダーで天山を投げる。その直後、中西が小島へスピアー。
　ここで永田と中西がダブル野人ダンスを敢行し、永田が天山へフロントハイキック→腕固め。中西が小島へラリアット→アルゼンチンバックブリーカー。だが、小松がカットに入り、天山がマウンテンボムで永田に反撃した。
　小松対田口の場面。小松がフライングフォーアームを見舞い、天山組がトレイン攻撃を敢行。そこから小松がハーフハッチ、逆エビ固めに繋げる。
　しかし、田口がカウンタードロップキック、カウンタージャンピングヒップアタック、前落としで逆転。ここから永田組のトレイン攻撃となり、田口が串刺しバックエルボー、中西が串刺しラリアット、永田が串刺しフロントハイキック。そして、永田のエクスプロイダーから、田口がダイビングヒップアタックを食らわせる。
　次に田口はどどんの体勢に入るが、回避した小松が下から回転エビ固め。これを田口が返して再びどどんへ行くが、小松が前方回転エビ固めへ切り返す。
　続いて小松は田口に張り手を食らわせ、ロープへダッシュ。ところが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで迎撃し、今度こそどどんで勝負を決めた。

COMMENT

永田「（同世代が相手だと）やっぱり意識しますよね。そういうのが強過ぎて、ちょっとポジションとか忘れたり、次にやろうとすることが強過ぎて、ギクシャクした部分はありますけど。それは意識が過剰になってる表れだから。でも、そういう意識があるうちは、いいんじゃないですか」
中西「お互い弾けることはいいですね。昔を思い出します。ベルトも見せられるとね。次の挑戦者が誰かっていうのも、自分次第ですからね」
永田「同世代を意識しつつ、小松がガンガン俺たちに向かってくるのも、俺たちが若い頃、ハングリーだったことを思い出させてくれるんで。若手の無鉄砲な勢いも感じられて、気持ちのいい試合ですね」
田口「第3オーマイ世代の方たちが頑張ってる姿を見たら、僕もまだまだ老け込んでる場合じゃないんで。先輩の頑張りを見習って、“ケツ意”新たに頑張っていかないと・・・。『BEST OF THE SUPER Jr.』もありますし、ベルトとかいろんなものを懸ける闘いにまで持っていかないと。“リングにかけろ”ですね。ン？リングにかけちゃいけないか？ちょっと最近はコメントが“シリ滅裂”になってきましたけど、またビシッと決めますよ」

小島「小松はよくやってるよ。あのキャリアで、まだ右も左もわからない中でよくやってると思うよ。ただ、こっからもう1コ、階段を上がるためには、何かもう一つ、プラスアルファがないと。海外遠征とか何かがないと。あまりにも発展途上なんで、これからも頑張っていてほしいと思います」
※天山＆小松はノーコメント