• 2023.5.11
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【WEBで無料公開】「『SUPER Jr.』のような過酷な日程には慣れてるよ。だって『WRESTLE MANIA』ウィークでは、3日間で10試合も闘ったんだから」初出場のマイク・ベイリーに特別インタビュー!


  
いよいよ開幕する“ジュニアの祭典”『BEST OF THE SUPER Jr.30』。注目の初エントリーをはたす“スピードボール”マイク・ベイリー。スピーディーでトリッキー、変幻自在の打撃を得意とする注目ファイターに特別インタビュー!!

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■タナハシのやることは全てがパーフェクトだし、それが彼のプロレスに繋げられて……素晴らしいよ。「素晴らしい」、その言葉以上の言葉は他に見当たらないね。

――マイク・ベイリー選手、今回はインタビューよろしくお願い致します。まず、「スピードボール」というあなたのニックネームはどこで手に入れたのでしょうか?

ベイリー 「スピードボール」というニックネームに初めて出会ったのは、プロレスを始めた頃にモントリオールで試合をしていた時だった。モントリオールに有名なプロレスの記者がいて、彼がプロレスについてたくさん記事を書いていた。マイケル・ライアンっていう人で、俺を見て俺のファイトスタイルを「リング上で‟スピードボール(スーパーボールのこと)“のように跳ね回っている」と説明したんだ。
 
――なるほど。
 
ベイリー 彼は、残念なことに亡くなってしまったんだけど、その時から何が何でもこのニックネームを可能な限り、長く使い続けよう思っているよ。

――今年のIMPACT! WRESTLINGと新日本プロレスの合同興行、3.30ロサンゼルス大会では、棚橋弘至選手とのドリームマッチが実現しましたね。

ベイリー ヒロシ・タナハシ(棚橋弘至)との試合は間違いなく人生が変わるような経験だった。本当に正直に言うと、タナハシのことはここ数年ずっと観ているんだ。彼がどのような人物かを象徴して、どのようなレベルのプロレスをしているのかは知っているけど、実際に対戦してみて正直ショックを受けた。彼がどれだけ‟The Ace”な男なのかを知って正直ショックを受けたんだ。

――改めてその逸材ぶりを体感しましたか。

ベイリー 彼はリング上だけでなく、リングの外でも、身のこなしがすべて‟The Ace”な男なんだ。タナハシのやることは全てがパーフェクトだし、それが彼のプロレスに繋げられて……素晴らしいよ。「素晴らしい」、その言葉以上の言葉は他に見当たらないね。

――棚橋選手との試合は、ウィル・オスプレイ選手の怪我により対戦カードが変更となったことで組まれた試合でした。オスプレイ選手の欠場を聞いた時はどう思いましたか?

ベイリー ウィル・オスプレイは今、世界で最も優れたレスラーだと思う。これは主観的な見方だってわかっている。そうだろ? けど俺にとっては、ウィル・オスプレイは最高の試合を見せ続けている選手なんだ。今に至るまで、もう何年もの長い間だ。だから、彼と闘うのはいつも俺にとって大きなチャレンジなんだ。それに、俺はウィルのことをよく知っている。俺たちは他にも4試合ほどすごく長くて過酷なシングルマッチを闘ったことがあるんだ。
 
――そんなに対戦経験がありましたか。

ベイリー だから、3.30ロサンゼルスの試合もどんな凄い闘いになるか俺にはわかっていた。一方で、ヒロシ・タナハシとの試合は初めてだったし、俺にとって得体のしれない存在だった。でも、もう一度言うけど、彼のことはずっと何年も観てきたんだ。タナハシは世界一のレスラーの一人だってことを知っていた。タナハシとの試合を何年もの間楽しみにしてきたんだ。

――8月20日(日)にフィラデルフィアで『Multiverse United 2: For Whom The Bell Tolls』が開催されますが、そこでベイリー選手とオスプレイ選手の試合が再び組まれると思いますか?

ベイリー もちろんだよ。ウィルとの試合はきっと候補に入っていると思う。なんなら、えーっと、もし俺たちが『Multiverse United 2: For Whom The Bell Tolls』で闘ったとしても、今後もやることになると思う。ウィル・オスプレイと俺の闘いは始まったばかりだし、俺たちはこれから何年後ももっともっともっと、たくさんの試合を闘うことになる予感がしている。

■日本の団体はそれぞれ違った雰囲気があって、ニュージャパン(新日本)が観客に提供しているのは‟インスピレーション”だと思うんだ。


――3年ぶりの来日をどう感じますか? そして、今回は初めて日本の新日本のリングで闘いますね。

ベイリー ついに、俺はもう一度日本に行けることになった。これ以上、嬉しいことはないよ。初めて日本に行った時はプロレスだけじゃなくて、日本の文化を知ることで人生が変わるような経験をした。そう、日本の文化自体を含めても、日本は俺のお気に入りの国の一つだ。それに何年もの間、日本のおいしいラーメンを食べられていなかったから、それがすごく楽しみなんだ。(笑)。(周囲のスタッフに)そうだろ?

――以前の来日では、DDTプロレスリングの大会に出場しましたが、ベイリー選手に会うのが初めてのプロレスファンもいるかと思います。

ベイリー そうだね、俺が思うに日本の団体はそれぞれ違った雰囲気があって、ニュージャパン(新日本)が観客に提供しているのは‟インスピレーション”だと思うんだ。

――‟インスピレーション”ですか。

ベイリー それは本当に壮大で、本当にビッグで、俺はその空間にピッタリはまるんじゃないかな。俺のファイトスタイルって感動的なんだ。俺のすべての動きの背後にはテクニックが潜んでいる、みんなが俺に対して畏怖の念を抱いてくれるのを楽しみにしているよ。

■『SUPER Jr.』のような過酷なスケジュールには慣れているよ。だって、『WrestleMania』ウィークの週末には、ロサンゼルスにいて3日間で10試合も闘ったんだから。


――『SUPER Jr. 30』の出場者になったことはベイリー選手にとってどんな意味がありますか? 特に今年は『SUPER Jr.』の開催が30周年となります。

ベイリー 『SUPER Jr.』に出場できるということは、俺が正式に、異論なしで、客観的に、地球上で最高のジュニアヘビー級レスラーの一人ということなんだ。俺がIMPACT! でプロレスを初めて比較的最初の頃から、俺は歴史的なことをいくつか達成した。

――どんなことでしょうか。

ベイリー たとえば、『SLAMMIVERSARY 2022』での「Ultimate X for the X-Division Championship(アルティメットXマッチ・Xディビジョン選手権試合)」ではXディビジョン王者になった。想像できる限り、最高の瞬間の一つだったよ。そして、今回は30周年を迎える『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦する。いまの俺にとって、このトーナメント戦を優勝するのは本当に本当に、最高のタイミングだと思う。

――今回の『SUPER Jr.』は、16日間で12試合を闘うというかなりハードなスケジュールです。このスケジュールを大変だと思うのか、あるいは『WrestleMania』ウィークのタイトなスケジュールに慣れているため、体調に関しては優位に立っていると思いますか?

ベイリー  今、俺が突き進んでいるキャリアは、俺の好調な勢いを反映していると思うんだ。そして、その勢いは俺がどれだけハードに努力したかによるものだ。君のいう『BEST OF THE SUPER Jr.』のような過酷なスケジュールには慣れているよ。だって、『WrestleMania』ウィークの週末には、えーっと、ロサンゼルスにいて3日間で10試合も闘ったんだから。

――3日間で10試合ですか!

ベイリー ああ、それだけじゃなく、いつも週2、3、4回は試合をする。俺は休まないんだ。だって休みたくないからね。そういういまの勢いを日本に持ちこんで、『BEST OF THE SUPER Jr.30』では優勝したいね。

――『SUPER Jr.30』でIMPACT! WRESTLINGの代表として出場することはベイリー選手にとってどれほど重要ですか?

ベイリー 俺は、IMPACT! WRESTLINGという団体を信じているし、IMPACT! WRESTLINGという団体の使命を信じているし、このリングでみんながやっていることを信じている。そこには………Xディビジョン王者、世界ヘビー級王者、タッグ王者になるための大きな競争があるけど、同時に兄弟愛があるんだ。IMPACT! WRESTLINGにはチームワークの精神があって、もちろん俺を狙ってくるヤツらや、実績を重ねるために俺に挑戦してくるヤツらがいることも知っているけど、俺はそんな彼らから応援されていることも知っているし、彼らをけっして失望させることはない。そのことを大いに誇りに思うよ。

■多くの人は知らないだろうけど、実はヒロム・タカハシ(高橋ヒロム)と俺は何年も前に1度だけイギリスの小さな大会で闘ったことがあるんだ。


――ベイリー選手に加え、Aブロックにはジュニアヘビー級の中でも猛者たちがたくさんいます。その中には、現IWGPジュニアヘビー級王者であり4度『SUPER Jr.』を優勝した高橋ヒロム選手がいます。ヒロム選手がジュニアヘビー級や『SUPER Jr.』で成し遂げたことについて何か思うことはありますか?

ベイリー えーっと、多くの人は知らないだろうけど、実はヒロム・タカハシ(高橋ヒロム)と俺は何年も前に1度だけイギリスの小さな大会で闘ったことがあるんだ。

――あ、そうなんですか。

ベイリー ああ。それから、俺たちはそれぞれが偉業を成し遂げた。もちろん、ヒロムは新日本プロレスのジュニアヘビー級レスラーとして、たくさんの歴史を作ってきた。だから、トーナメント戦に優勝するだけじゃなくて、俺がどれだけ進化したかをみんなに見せたいし、とくにヒロムに対して俺がどれだけ腕が上がったかを見せつけるのを楽しみにしているんだ。そして、俺がヒロムよりも優れていることを証明する、それが俺の使命なのさ。

――最後に『SUPER Jr.』初出場で優勝したのは、2016年のウィル・オスプレイ選手です。『Multiverse United: Only The STRONG Survive』での試合が計画通り行われなかったとしても、オスプレイ選手と張り合う気持ちはありますか?

ベイリー もちろんあるよ。俺はいつだってウィル・オスプレイと張り合う気持ちを持ってるんだ。いろんな意味でね。けど同時に、他のすべてのジュニアヘビー級レスラー達とも張り合っている気がするよ。俺たちは皆、同じ……、同じ地点、同じ地位に向かって闘っている。一番上、頂点に向かってね。ウィル・オスプレイが2016年の『BEST OF THE SUPE Jr.XXⅢ』で優勝した後、イギリスでの最初の試合の対戦相手は俺だった。あの試合ではオスプレイが勝利を掴んで、俺はものすごく傷ついた。けど、彼にはすごく勢いがあった。でも、いま「勢い」がある選手といえば俺だ。だから……『BEST OF THE SUPER Jr.』初出場で優勝するって相当に大きなことだろ? けど、それがすべてなんじゃないのか?

――『SUPER Jr.』で優勝したら、6月4日(日)大阪大会にて高橋ヒロム選手の持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦する可能性もあります。‟スピードボールの夏”に向けて計画はありますか?

ベイリー 俺は……、‟スピードボール“マイク・ベイリーは飛躍的な成長を遂げた。おもしろいよな。プロレス記者たちが書いている記事を見てみたら、おもしろいことを書いていたんだ。たしか2015年からかな? 毎年のように、俺は大ブレイクしてるっていうんだ。昨年は俺が大ブレイクした年だった。そして、今年もまた俺は大ブレイクするよ!正直、俺は彼らの意見が正しいと思っている。つまり、俺の人生とプロレスで最大の偉業は、毎年、その前年よりも成長しているってことなんだ。
 
――マイク・ベイリーは常に成長し続けていますか。
 
ベイリー そう。俺の人生とプロレスで最大の偉業の一つは、毎年前年よりも成長していることなんだ。俺は常に俺自身を凌駕し続ける男だ。そして、このスピードボールの夏に、君たちは俺の‟今のところ”ベストな状態の姿を見ることができる。なぜなら、俺は常に成長し続けているからだ。それは、俺の話を聞いているみんなにとってはすごく恐ろしいことかもしれないよね。


(了)

■『BEST OF THE SUPER Jr.30』
5月12日(金) 17:30開場 18:30試合開始      
東京・後楽園ホール  <開幕戦>   
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5月13日(土) 16:00開場 17:00試合開始      
長野・長野県立武道館        
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5月14日(日) 16:00開場 17:00試合開始      
愛知・名古屋国際会議場 イベントホール         
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5月16日(火) 17:30開場 18:30試合開始      
秋田・秋田県立武道館        
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5月17日(水) 17:00開場 18:30試合開始      
宮城・仙台サンプラザホール
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5月18日(木) 17:30開場 18:30試合開始      
岩手・岩手県営体育館        
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5月19日(金) 18:00開場 19:00試合開始      
青森・新青森県総合運動公園マエダアリーナ・サブアリーナ       
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5月21日(日) 17:30開場 18:30試合開始      
東京・後楽園ホール            
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5月23日(火) 17:00開場 18:00試合開始      
大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)   
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5月24日(水) 17:00開場 18:00試合開始      
大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)   
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5月26日(金) 17:30開場 18:30試合開始      
東京・国立代々木競技場 第二体育館  
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5月28日(日) 17:00開場 18:30試合開始      
東京・大田区総合体育館  <優勝決定戦>    
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