現地時間・6月3日、IMPACT WRESTLINGに小島聡が初参戦をはたし、コーディ・ディーナーに勝利を挙げて、見事に初陣を飾った。
現地時間・6月12日(土)に放送されるIMPACT WRESTLINGのPPV番組『Against All Odds』の中で、ジョー・ド―リングとの試合が決定している小島。
この日は、ジョー・ドーリングの所属するユニット“バイオレント・アンド・デザイン”のメンバーである、コーディ・ディーナーとの対戦となった。
先に、ディーナーが、エリック・ヤング、ライノ、ジョー・ドーリングを引き連れて、不敵な表情で入場をはたした。
そこに、小島の入場テーマ『RUSH!!』がヒットすると、ガウンに身を包んだ小島が入場ゲートに登場。右腕をアピールしながら、リングインをはたした。
小島はディーナーとガッチリとロックアップ。ロープに追い詰めたが、ディーナーがエルボーでラッシュ、ヘッドロックに捉えたディーナーをロープに飛ばし、ショルダータックル合戦は互角。
さらに2度ショルダータックルを試みたディーナーだが、小島は動かず。逆に小島がロープに走っての強烈なショルダータックルでディーナーをダウンさせる。
小島はエルボーから、ディーナーもパンチや顔面かきむしりから、コーナーに固定した小島の尻を狙って背後から両足ドロップキック。
さらにニードロップから小島を抑え込むも、これはカウント2。フィストドロップから、首投げ、エルボードロップでペースを握るディーナー。
だが、ディーナーがコーナーに飛ばしたところを、読んでいた小島は、得意のコーナー際の逆水平マシンガンチョップで応戦。
さらに対角線に振ったディーナーにエルボーアタックを放つと、「いっちゃうぞバカヤロー!」と咆哮。トップコーナーからのエルボードロップを爆発させる得意ムーブを披露するも、カウントは2。
小島はリング中央で、エルボー連射するが、ディーナーは一瞬のスキからネックブリーカードロップで抑え込み、カウント2。
さらに、得意技を狙おうとするディーナーだったが、これを切り返した小島は、垂直落下式ブレーンバスター炸裂!
勝機と見た小島は、右ひじのサポーターを外してラリアット予告動作に入ったが、ここにセコンドのライノやド―リングがエプロンに上がって、レフェリーにいちゃもんをつける。
ここで小島がエプロンのドーリングに気をとられたスキに背後から、ディーナーが襲撃。さらにドーリングをリング内に呼び込もうとしたが、この乱入劇を突然現れたIMPACT WRESTLINGのエディ・エドワーズがリング下から阻止。
これを見た小島は背後のディーナーを振りほどき、電光石火のコジコジカッター。さらに対角線に自ら走りこんでの“剛腕”ラリアットを爆発させて、ディーナーからカウント3を奪取した。
見事に、IMPACT WRESTLINGの初戦を勝利した小島。試合後には、エドワーズもリングに上がり、小島の右腕を上げて勝利をアピール。
現地時間・6月12日(土)で対戦するドーリング戦に向けて、好調な滑り出しを見せた小島。IMPACT WRESTLINGでの今後の活躍にご注目ください。