12月29日、STARDOMの両国国技館『JRA中山競馬場 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2023』にて、STRONG女子王者のジュリアが、メーガン・ベーンと7度目の防衛戦を行った。
ジュリアとメーガンは11.26郡山大会でも、急遽のシングルマッチを行ったがこの時はドロー決着。今回は、メーガンの挑戦表明で両国大会でのタイトルマッチが決定。
試合は、ロックアップからスタート。徐々にヒートアップしていく両雄。メーガンがジュリアの髪をつかんで回せば、ジュリアはヒザへのドロップキックからエルボー連打。
メーガンがジュリアの突進をキャッチして後方に投げつけると、至近距離からラリアット連打、さらにはボディースラム。ジュリアも張り手の連打で立ち向かうが、メーガンが一発で倒してパワーの差を見せつける。
さらには逆水平チョップからフロントスープレックス。ジュリアもDDTを決めてあらのヘッドシザーズ。メーガンが持ち上げるが離さないジュリアをメーガンが叩きつけて、エスケープ。ジュリアは三角絞めを決めるが、今度はメーガンがパワーでリフトアップ、コーナーに乗せる。
ジュリアが飛びつくが、メーガンはマットにスラム風に叩きつける、だがメーガンがカバーしようとするとジュリアが丸め込みの体勢、これを返したメーガンも逆エビ固めと目まぐるしい展開。
ジュリアはビッグブーツ、ミサイルキックを連射。こらえたメーガンがバックを取るが、ジュリアが抜け出して丸め込む。
ジュリアはマウントからパンチのラッシュ、さらにイタリアンフック。だが、メーガンが強引にパワーボムを放つと両者ダウン状態に。ここから、グラウンドで張り手の応酬が展開。
ジュリアがニーアタック、イタリアンフック、バックドロップ狙いをメーガンがこらえてブレーンバスターの体勢から戦場はエプロンへ。
二人はエルボーを打ち合うと、メーガンがロープ越しのバックドロップ! メーガンは必殺のF5の体勢に。しかし、ジュリアはDDTで逆襲すると、バックドロップ、続いてノーザンライトボムと大技ラッシュ。
これでも決まらないと見ると、ジュリアはノーザンスープレックスを狙っていくが、これはメーガンがパイルドライバーで切り返す。
ついにメーガンがF5を爆発、ジュリアがなんとかキックアウトすると、メーガンは髪をつかんで、コーナーに乗せて雪崩式F5を狙うも、これはジュリアが切り返して、カウント2。
試合終盤、メーガンが豪快なフライングラリアットを見せ、ジュリアを寝かせるとコーナーからムーンサルトプレス。だが、これはジュリアが回避して顔面へニーアタック、さらに必殺のノーザンライトボム。
これも決まらないと見るや、ジュリアは足と首を捕獲して、変型フロントネックロックの体勢へ。これで勝負アリ。ジュリアが熱戦を制して、V5を達成した。
ジュリアは英語を交えてマイク。「私たち、まだ生きてる、ハハハ! だから、生きてる限り、何度でも、いつでも、どこでも、闘える。なあメーガン、ファイトミー・アゲイン、サムデイ。またやろうぜ、ストロングガール」と声をかける。
さらにジュリアが「というわけで、なんとか怪物に勝ったようなので、来年も……」と再び話し出すと、ここでスクリーンに10.28ラスベガス大会のバックステージで挑戦アピールしたトリッシュ・アドラが映し出され、STRONG女子王座への挑戦を表明。
アドラは「STRONG女子王座を防止したジュリアには声援が鳴りやまないことでしょう。それはそれとして“アフロ・パンク”トリッシュ・アドラは置いてけぼり? 別にいいんだけど。私は我慢強いしいまからでも遅くはない。前に世界一のレスラーと対戦したいって言っていたわよね? 私もずっと世界一を自称してきたけど、アナタからの連絡は一切ない。どうしてなの? この試合が組まれない理由はないでしょう。STRONG女子王座戦、トリッシュ・アドラ対ジュリア、どうかしら、チャンプ?」とヴィジョンで再度挑戦をアピール。
ジュリア「いまメーガン倒したのに、なんだよあのまた強そうな女は!」と文句を言いながらも、「オーケー。アイム・STRONGチャンプ・イン・ザワールド。オフコース、アイ・アクセプト・ユア・チャレンジ。あー、あの女が口だけの挑戦者じゃないといいなと願ってます。このあとも引き続きSTARDOMをお楽しみください。ジュリアとはまた来年会いましょう。アリヴェデルチ、またな!」とコメントを残して、去っていった。
■STARDOM 『イッテンヨン・スターダムゲート 2024』
2024年1月4日(木)
TOKYO DOME CITY HALL
12:20開場 13:00試合開始
試合終了予定時刻 15:20
★詳細はコチラから