5月26日、都内のブシロード本社で開かれた『BEST OF THE SUPER Jr.XIX』前日会見。その終了後、脅威の空中殺法の使い手として注目を集めるPAC選手（DRAGON GATE UK）が囲み会見に応じ、改めて意気込みを語った。
　
■質疑応答
——『SUPER Jr.』の歴史は知っていますか？
PAC「イエス。ハイスクールのころから、このトーナメント（リーグ戦）や日本のプロレスのことは知っていました。その当時から、日本のプロレスは非常にスポーツ的だと感じています。いま、自分がこうやってプロレスをやっているのは、その時代からの影響を受けてのものです」
 
——それでは、今回の初出場で気分が高揚しているのでは？
PAC「もちろん！ とてもエキサイティングな気分です。子供のころからの夢が実現した状況だから。数々の強豪レスラーが参加しているし、このことは自分のレスラー人生の中でもマイルストーン（節目）になると確信しています」
 
——PAC選手は高度な空中殺法でDRAGON GATEファンを魅了していますが、今回の参戦で新日本プロレスのファンを満足させる自信はありますか？
PAC「得意なハイフライ技で、新日本ファンのみんながよろこんでくれることを、自分としても期待しています。テクニックでも、高さでも自分のハイフライ技は1番だと思っているし、練習でもそれに集中していて、ユニークな技を出せるように心がけています。当然、それは自分にとっての武器になるでしょう。ファンのみんなはきっと満足してくれるはず。ただ、それだけではなく、トーナメントで優勝することが自分の目標です」
 
——昨年12月にDRAGON GATEでタッグを組み、握手をかわしたプリンス・デヴィット選手と同じAブロック。6月6日の後楽園ホール大会で対戦しますが、意識していますか？
PAC「たしかにデヴィットは自分のグッドフレンドです。それだけでなく、非常にリスペクトしています。なぜなら、彼はIWGP Jr.チャンピオンとしてずっと君臨していたし、ナンバーワン選手の1人であることは確かだから。デヴィットはフレンドであり、ライバル。彼との一戦は、ハイレベルでエキサイティングな試合になるでしょう」
 
——当然、勝つ自信がある？
PAC「その質問には一言。自信がある。なぜなら、このトーナメントに向けて、とても準備万端だから。デヴィットはたしかに強い選手ですが、いまの自分の状況からして、絶対に勝つ自信があります」
 
——今回、出場するにあたって、DRAGON GATEの仲間たちからエールはありましたか？
PAC「DRAGON GATEは非常にJr.選手のレベルが高い団体です。選手同士も非常に仲がいいのですが、彼らもDRAGON GATEの代表として私が勝ち進むことを願ってくれています」

★『SUPER Jr.』フェア、会期を一日延長!!
好評につき、秋葉原・書泉ブックタワー、神保町・書泉グランデでの「ROAD TO 『SUPER Jr.』in書泉!」は、『SUPER Jr.』開幕戦が行われる、5月27日（日）まで期間延長！！
グッズ販売や生写真配布を行いますので、開幕戦に来場予定の方は、ぜひお越しください!
　

【写真：山本正二】