10月9日(日)、10.10両国国技館決戦を前に、永田vs矢野、天山vs小島が会見を行い、二組とも強烈な“舌戦”の応酬を繰り広げた。
★会見動画はコチラから!!
「どういういきさつで出て行ったか、全部知ってるからね?」天山広吉
「明日、“それだけのもの”を見せるだけです」小島聡
■小島、天山のコメント
小島「ハイ、小島です!さかのぼることいまから20年前ですね。ワタシのデビュー戦の相手が天山選手でした。それだけじゃなく、ヨーロッパからの凱旋帰国試合、そして三冠とIWGPをかけたダブルタイトルマッチなど、節目節目には必ず天山選手が目の前にいた記憶があります。今回もケガからの欠場明け、そして再入団、一回目の試合ということで、この運命にいろんなことを感じながら、必ず勝利で再出発を切りたいと思います。以上です!」
天山「今回、両国大会ですけど、とくに話すことはないですけど……。先日のG1でコイツとやって、負傷しましたけど、また復帰するということで。再入団とかわけわかんない……。俺から言わせたら、ふざけんなって。いまさら、新日本に帰ってきて。とにかく俺の中では、おさまりがつかないしね?ま、復帰戦でグチャグチャにしてやるから。ま、救急車用意しとけって。二度とリングに戻ってこれなくしてやるよ。それだけです(終始、憮然とした表情で)」
■報道陣との一問一答
——お二人とも、前回のG1の天山戦を振り返っていかがですか?
小島「毎回そうなんですけど、いろんな意味で命を削るというか。おたがいにギリギリのラインまで闘う姿を見せなきゃいけないと思ってますし。ま、ケガに関しては自分が悪いとも思ってますんで。ただ、また2ヶ月後に、こうやって試合する機会に恵まれましたんで、前回を越えるぐらいの激しい試合はしなければいけないかなと、思ってます」
天山「ま、G1の最終戦では、『コイツには負けたくない』という気持ちでやりましたけども、ハッキリ言って、俺はもうコイツとはやることはないと思ったし、復帰戦ですけど、これが最後やと思ってやりますよ?」
——先ほど、「おさまりがつかない」という発言がありましたけど。小島選手のどのへんが一番頭にきてますか?
天山「もう、いまさらぬけぬけと……どのツラ下げて来てるって?俺は、過去にコイツと組んでやったけども、どういういきさつで出て行って、どういう理由で新日本を辞めたかって、全部知ってるからね?(声を震わせて)。俺の気持ちの中では、絶対に許せない部分がある。ま、リングでグチャグチャにするしかないですよ」
——小島さん、いまの発言を聞いていかがですか?
小島「ま、人ぞれぞれ、いろんな価値観ありますから、べつに……。それはそれで構わないと思ってますし……」
天山「(小島の発言をさえぎって)そうやって、いい子ちゃんぶってな?そうやっていつもやるからな。よくそんなね……ハッ!! ありえないな?」
小島「ま、どちらにしても、明日、それだけのものを見せたいと思ってますんで」
——小島選手、新日本再入団の第一戦ということで期するものは?
小島「やはり、ありますね。なかなかこういうプロレス人生を送っている人間もいないですし、反発とかさまざまな意見を聞いて、それはキチンと受け止めて、自分自身、やっていくことをやりたいと。一生に一度のプロレス人生ですから。とにかくいま、自分にできることを考えてがんばりたいと思います!」
「コイツは、バーバー・矢野様によって“こうなる”んだよ!」矢野通
「俺は、こんなにキレイな頭のかたちしてないんだよ?」永田裕志
■永田裕志、矢野通のコメント
永田 「ここ何ヵ月、ずっとうっとおしいヤツにつきまとわれて、早く現実をわからせてやんなんきゃなと思っていた中、ようやく明日の両国大会で矢野通、ここで完全に白黒つけて、俺はその先に進みます。もういまさらどうのこうの言ってもしょうがないんで」
矢野 「オイ、いいかおまえら、明日だよ、明日!このカリスマ美容師のバーバー・矢野様がよ、このバカをツルッツルのピッカピカに丸めてやるから、おまえら楽しみにしておけ!(永田をスキンヘッドにした写真を見せながら)こいつは俺によってこうなるんだよ!おら、おまえらも持っていけ!やるから、持っていけ!明日だ、明日!コイツはツルッツルのピッカピカに生まれ変わらせてやるよ!その前に墓場行きだ、バカヤロー!」
※永田が写真を見て
永田「フフッ。ずいぶん、キレイな頭の形に仕上げてくれたね。実際、中学時代しか坊主頭にしたことないけど、ここまでキレイな頭の形してないんだよね?まあ、手の込んだ作業をしてくれて、ご苦労さんなこった。いい加減、こいつに付き合うのも明日まで。通過点になるかどうかわからないけど、俺はその先に行きますから。アンチエイジングを掲げて、ずっと前半戦から見せてきたんですけど、ここで俺の挑戦が終わるわけにはいかないんでね。最後は最高峰を狙わなきゃいけないな、と。今年も残すとこあと3ヵ月弱。その中で通過点になるかならないかわからないけど、矢野と白黒つけて、俺はその先に……」
矢野 「(永田の言葉をさえぎって)バカ言ってんじゃねえよ!こんなツルッツルの恥ずかしい頭でベルトに挑戦できるわけねえだろ!ベルトに挑戦するのはこの俺様だ、バカヤロー!てめえはな、俺に清められに来い、バカヤロー!せいぜい楽しみに来い!てめえ、逃げんじゃねえぞ!おまえらもな、これが見たかったらな、明日必ず来い、バカヤロー!」
※矢野は怒鳴りながら、会見場から退出
永田「逃げるなって言って、逃げてんじゃん?(笑)。逃げるなって言って逃げているところが彼のいいところかもしれませんが。(写真を見て)俺の頭はもうちょっと尖ってんだよな。でも、キレイに仕上げてくれて、それはそれでありがたい。まあ、冗談はさておき、もう明日、今年というか前半はいい調子だったのに、ヒデオといい矢野といい、鬱陶しいのにつきまとわれて、俺の残り少ないレスラー生活の中で貴重な年なのに、そのへんに食いつかれて、足手まといというか、時間を無駄に過ごしたので、この数ヵ月。
そういう中で、残り3ヵ月切った中で、矢野なんかに勝ったって、頂点に通ずるかどうかはわからないけど、邪魔者は排除して、そのうえで残り3ヵ月で最高峰を狙わなきゃいけない。最高峰を狙います。そして、アンチエイジングの集大成、年内で見せて、ドームはメインを張りたいな、と。それが明日の試合と言うよりも、今年度、残り3ヵ月切った中で俺の最大のテーマです。以上! 質問はありますか?」
──年内にIWGP挑戦という構想がある?
永田「ですね。まあ最高峰を目指すうえでは。なんか挑戦者がドンドンいなくなっているようじゃないですか?その中でアンチエイジングを考えた以上、春よりもエネルギーが溜まっていますね。春の挑戦のとき以上のパワーを今出せると思いますし、その中で目指せば自ずと俺の腰に戻ってくるでしょう。それぐらいの情熱とパワーが俺の全身に溜りに溜まっている。ただ、その溜まっているものをこの数ヵ月、ヒデオだの矢野に関わって無駄にしてきたというのはありますね。思ったより、乱闘でもするかなと思って今日はちょっとラフな格好して来たんだけど、先にいなくなっちゃった。肩透かしくっちゃいましたね!」
「甘ったるい世界で育ったんやろ?」田中、「ECW時代はいいが、いまのタナカはノー・リスペクト!」MVP、インターコンチ調印式!!
■「DESTRUCTION '11」
10月10日(祝・月)東京・両国国技館
16:00開場・17:00開始
★チケット情報はこちら!!
★当日券は「12時」より販売!!
【申し込みはお早めに!! 】10.10両国決戦を「スカパー!」でPPV完全生中継!!
第10試合60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
(第56代王者)棚橋弘至vs内藤哲也 (挑戦者)
※王者8度目の防衛戦
第9試合30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
真壁刀義vs鈴木みのる
第8試合60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合
(初代王者)MVPvs田中将斗 (挑戦者)
※王者3度目の防衛戦
第7試合30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
永田裕志vs矢野 通
第6試合30分1本勝負
小島聡復帰戦
天山広吉vs小島 聡
第5試合60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合
(第28代王者組)プリンス・デヴィット&田口 隆祐
vsデイビー・リチャーズ&ロッキー・ロメロ(挑戦者組)
※王者組8度目の防衛戦
第4試合30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
後藤 洋央紀&タマ・トンガvs中邑真輔&ウルティモ・ゲレーロ
第3試合30分1本勝負
井上亘vsランス・アーチャー
第2試合20分1本勝負
本間 朋晃vs高橋裕二郎
第1試合20分1本勝負
ヴァイス&シュヴァルツ&タイガーマスク&KUSHIDA&キラーラビット
vs 飯塚 高史&邪道&外道&石井智宏&ヒデオ・サイトー
後藤、内藤、クッシー、タイガー!! FC撮影会&サイン会のお知らせ(10.10両国大会)
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