永田克彦、初挑戦の金網ファイトはドローで幕!/2月28日CAGE FORCE 試合結果
CAGE FORCE
2月28日(土)
埼玉・所沢市民体育館
第6試合
ライト級 5分3R
△永田克彦
(3R 判定0-0)
△金原泰義
=試合経過=
金網ファイト初挑戦となる永田の相手は、秋山成勲率いるチーム・クラウドに所属する金原。セコンドには、その秋山の姿が。
第1Rは、スタンディングでの緊迫した打ち合いが続く。永田は左のローキックを主体に、左右のパンチを繰り出していくと、金原もパンチ連打、膝蹴り、ハイキックで応戦。下がって距離を取る永田に対し、金原はパンチで前に出る。すると、永田もカウンターの右フックをヒットさせ、胴タックルで組み付いて金網へと押し込む。金原が耐えると今度は脚を取りに行くが、ここで1Rが終了。
第2R開始早々、パンチの打ち合いから永田はタックルで金原からテイクダウンを奪う。逃れようとする金原をサイドポジションで捕えるも、有効打を与えられず、金原は立ち上がる。
永田は金原のキックをかいくぐってタックルでテイクダウン。そこからサイドポジションへと移行してパウンドを落とすが、これも金原に逃げられてしまう。そして、金原がローキック、ハイキックで永田を捕えたところで2R終了。
スタンディングでの攻防から、永田が積極的にタックルを仕掛けた第3R。だが、金原はこれを切り続けて3度ブレイクとなる。そして、パンチで永田をグラつかせる。
すると、永田は脚へのタックル。金原は膝蹴りを合わせるも、そのままテイクダウン。これもブレイクとなると、永田の左目じりから出血が見られ、試合は一旦ストップ。
再開後、金原のローブローによる短い中断を挟み、永田がパンチで突進したところで試合終了。判定の結果、0対0のドローとなった。
=試合後コメント=
永田「リングって空間は、外のお客さんの顔が見えるので透けた感じなんですけど、金網は闘う空間と仕切られていて、僕的にはやりやすかったですね。もうちょっと金網を利用したら良かったんですけど、どうしても勝ちたいという気持ちで、直線的に行き過ぎてしまいました。(金原は)金網の経験は全然僕よりもあるみたいですけど、気持ち的に僕と同じように強かった。(左目じりから出血した事について)実は(同じ箇所を)2週間前に切ってしまって5針縫ったんですよ。そのまま強行して試合に出たんですけど、当たった時に切れちゃって。気になった訳では無いですけど、ちょっとやっちゃったなという印象はあった。勝ちたかったですね、何としても。悔しい思いがあるから、それをぶつけたかった。まだまだ終わった訳では無いので、ドローでしたけど、金原選手にこれからの試合で確実に差をつけて行きたい。相手も体が強くて立つのが上手かった。でも、その上を行くというか、自分も工夫してラッシュをかけるところはかけないといけないなと思いました。次は反省をいかして、進むために1つ1つ勝って。最近、連敗して今日ドローだったから。勝たなきゃ前に進めないので、もうちょっと工夫すればどんどん上に行けると思うし。チャンピオン目指して頑張りたい。絶対にチャンピオンになれる自信はあるので。今年は色々な団体でチャレンジしていこうという気持ちが強く、金網は世界のスタンダード。世界でやっていきたいという気持ちもあるので、まだ出たいですね。今年は金網を中心にやっていきたい」