異例のタイトル連続挑戦! NO LIMITが10/13両国でIWGP Jr.タッグ戦!!
9月16日夕刻、都内の新日本プロレス本社・大会議室にて記者会見が開かれ、10月13日両国国技館大会の対戦カードが発表された。
まずは、菅林直樹社長と、同大会でIWGP Jr.タッグ王座に挑戦する事が決定したNO LIMITの裕次郎選手、内藤哲也選手が登場。2人は、プロレスリングNOAHの9月27日大阪府立体育会館大会で金丸義信選手、鈴木鼓太郎選手が保持するGHC Jr.タッグ王座への挑戦も決定しており、僅か半月の間で異例の連続タイトルマッチへ臨む。
=菅林社長のコメント=
「裕次郎選手、内藤哲也選手のIWGP Jr.タッグへの挑戦が決定いたしました。先日、無茶なやり方でプロレスリングNOAHさんのGHC Jr.タッグへの挑戦を表明し、昨日正式に認められました。2人の取ったやり方は褒められたものでは無いのですが、ベルトが欲しい、結果を残したいという強い気持ちが伝わってまいりました。新日本の中を見渡しても安定した実力を誇る稔、プリンス・デヴィット組に対して、荒削りでもこれだけの若さと元気のあるコンビがぶつかって行った方が面白いだろうと考えまして、異例中の異例ではありますが、2団体をまたにかけたタイトル連続挑戦を決定しました。なお稔選手は、この試合での復帰に向けて調整を進めております」
=内藤選手のコメント=
「GHCのタイトルマッチがトントン拍子で決まって、そしていつの間にかIWGP Jr.タッグも決まって。この2つのベルトに連続挑戦できるというのはなかなか無い事だし、それ相当のプレッシャーもありますが、ただ自分としては凄く興奮してやりがいを感じています。GHC Jr.タッグチャンピオン、IWGP Jr.タッグチャンピオンとして10月18日からのシリーズに挑みたいと思います。その自信はあります!」
=裕次郎選手のコメント=
「今まで歴史上、この2つのタッグベルトを同時に巻いたタッグチームはいないと思いますので、それを俺達が実現させたいと思っております。史上初のGHC Jr.タッグ、IWGP Jr.タッグ二冠チャンピオンになるのは、俺達NO LIMITです」
現在、新日本Jr.で最も勢いに乗っているタッグチームにとって、異例のタイトルマッチ連戦も、自分達の名を挙げる“チャンス”の一つに過ぎない。内藤選手は、「稔、デヴィット組というのは、新日本Jr.の中で一、二を争うタッグチーム」と王者組を称えつつも、「半年前にやった時に引き分けているので(3月17日米子大会で15分ドロー)、嫌な印象とかは無い」と言い切る。
一方の裕次郎選手は、「このまま復帰しないんだったら返上しなさいと。それを俺達NO LIMITが巻いてやるよという気持ち」と、稔選手に勧告。「復帰戦とか関係なく、しっかりとしたタイトルマッチをして、GHC Jr.タッグチャンピオンの俺達がIWGPも獲ります」と続けるなど、その自信を隠そうとはしなかった。
なお、ダブルタイトルマッチの可能性について菅林社長は、「NOAHさんの意向もあるでしょうから、2つを分けた方がいいと思います」とし、あくまでも稔&デヴィットとNO LIMITのIWGP Jr.タッグ戦とする事を強調。“限界知らず”の若武者2名が、2大メジャーの間に築かれた分厚き壁の突破を目論む。
「DESTRUCTION’08」
10月13日(月・祝)
東京・両国国技館
17:00試合開始