“爆発”の刻、迫る! 10月9日 両国大会特集(2)/“タッグ屋”戦線 異常アリ
第3試合
20分1本勝負
極悪スペシャルタッグマッチ
石井智宏
矢野通
VS
邪道
外道
10月9日 両国国技館大会「Explosion〜爆発〜」第3試合は、“タッグ屋”同士のぶつかり合いとなった。
現IWGP Jr.タッグ王者である邪道&外道は、言わずと知れた世界的なタッグの名手。
対する矢野通&石井智宏は、今年4月から本格的にタッグを結成。チームとしての“年季”は、約15年の歴史を持つ邪道&外道には遠く及ばないものの、どんな状況にも対応できる息の合った連携は、新日本マット随一と言える。
両チームは共に、10月15日から開幕する「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜」(以下G1タッグ)のリーグ戦にエントリー。蝶野正洋&中邑真輔、棚橋弘至&金本浩二、中西学&山本尚史など、初合体のチームが多い出場メンバーにおいて、1、2を争う安定感を誇っている。
Jr.ヘビー級の邪道&外道だが、体重の軽さをいくらでもカバーできるのが、超一流の“タッグ屋”。2人がどんな手段でヘビー級攻略に出るかが、この試合の見所の一つだ。
これを迎え撃つ矢野&石井は、9/24大阪大会で行なわれた「GO TO HELL SURVIVOR」(タッグのバトルロイヤル)で見事に生き残った最強と呼ぶにふさわしい“タッグ屋”だが、そのプライドを踏みにじるような事件が勃発する。
“永遠の抗争相手”である真壁刀義&越中詩郎が、天山広吉選手と新軍団を結成。その発表をした記者会見の中で、矢野&石井を小物呼ばわりしたのである。
この屈辱的な行為に対し、矢野&石井が何らかの報復手段に出る事は間違いない。しかし、もし両国で不覚を取るような事があれば、天山&真壁&越中をさらに増長させる結果に陥るだろう。それを避けるためにも、邪道&外道をキッチリと始末する必要がある。
「G1タッグ」の出場メンバーが示しているように、新日本プロレスは今、体重別の壁がなくなりつつある。そんな中、両国大会で実現するJr.とヘビーを代表する“タッグ屋”同士の対決は、今後を占うという意味においても重要な1戦になるはずだ。
10月9日(月・祝)
「EXPLOSION〜爆発〜」
東京・両国国技館
15:00試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
EXPLOSION オープニングマッチ
裕次郎
VS
平澤光秀
=第2試合=
20分1本勝負
Marvelous Super Jr. タッグマッチ
田口隆祐
井上亘
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
=第3試合=
20分1本勝負
極悪スペシャルタッグマッチ
石井智宏
矢野通
VS
邪道
外道
=第4試合=
30分1本勝負
la battaglia tra eroi italiani
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
=第5試合=
30分1本勝負
ヒッププレスVSヒップアタック
曙
飯塚高史
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第6試合=
30分1本勝負
TACTICS VERSUS TYRANT
永田裕志
山本尚史
VS
高山善廣(高山堂)
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
=第7試合=
30分1本勝負
Triumph 〜 the resistance to authority 〜
中西学
長州力
VS
中邑真輔
蝶野正洋
=第8試合=
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
金本浩二
(王者)
VS
稔
(挑戦者)
=第9試合=
60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至
(王者)
VS
天山広吉
(挑戦者)