WORLD TAG LEAGUE 2013

日時: 2013年11月28日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・徳島市立体育館
観衆: 900人

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『WORLD TAG LEAGUE 2013』で3戦全勝中の天山＆小島が、6人タッグマッチに出陣。
　
　ライガー対BUSHIで試合がスタート。BUSHIがドロップキックで先制し、コーナーを利用したヘッドシザースホイップ。さらに、ドロップキックでライガーを場外に落とし、トペスイシーダで追撃した。
　中盤、天山組がタイガーを捕まえ、集中攻撃を開始。タイガーは、小島の逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップなどで追撃され、大ピンチに陥る。
　さらに、小島がタイガーを羽交い絞めにするが、BUSHIのミサイルキックをタイガーが回避し、小島に誤爆。そして、タイガードライバーでBUSHIを叩きつけ、ようやく脱出に成功。
　永田対小島となり、永田がミドルキック連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。すると、小島がエルボー連打、ローリングエルボーで巻き返すが、永田が膝蹴りで逆襲。
　ところが、天山が乱入し、ニールキックを永田にお見舞い。そして、天山がモンゴリアンチョップ、小島がチョップを交互に打って行くが、永田が小島に浴びせ蹴りをお見舞い。しかし、天山がマウンテンボムで永田の動きを止める。
　永田対BUSHIとなり、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキック。そして、ヘッドスピンで素早く立ち上がると、コードブレイカーで追い討ちする。
　だが、永田がカウンターキチンシンクで巻き返し、タイナーで追撃。そして最後は、バックドロップホールドで3カウントを奪った。

COMMENT

タイガー「ちょっと後楽園（ホール）で左脚をケガしてしまって。完璧な状態じゃないんですね。それなのに今日、永田さん、ライガーさんと組ませてもらってね。申し訳ないですよね。自分が動けないぶん、負担をかけちゃうっていうかね。毎日の試合がそうなんですけど、僕と組む人はちょっと負担かけちゃって、大変申し訳ないんですけど。脚がいつ治るか、ちょっとわからないので。ただ、今度のノア、12月7日の有明があるんでね。それまでにはきっちり治さないと。（GHC Jr.ヘビー級タッグ）チャンピオンとして恥ずかしい、そういう試合はできないから。必ず俺たちがタッグのチャンピオン、『新日本あり』というのを見せますんで」
ライガー「昨日（11月27日後楽園ホール）もザック・セイバーを下しましたし、ただ小川（良成）が出てきたということで。これで小川を倒せば、僕らの完全制圧が達成できますしね。まあ。タイガーはちょっと脚が完全な状態じゃないですけど、有明コロシアムまでには時間がありますし、必ず治してくれると思いますので。永田も必ず（GHCヘビー級）ベルトを獲ってくれると思うし。僕たちもベルトを守って。『新日本ここにあり』を見せたいと思います」
永田「いま2人から“対ノア”『新日本ここにあり』という言葉が出ましたけど、やっぱり日本マット界を見渡しても、新日本プロレスがイニシアチブを握り始めているなと、外に出てみると改めてわかる。そんな感じの昨日のノアの後楽園大会だったなと。『永田裕志ここにあり』をノアのGHCのベルトを獲ることで見せつけて、新日本プロレスのリングに凱旋ゼア！」

天山「今日はちょっと調子、あんまりよくなかった。リーグ戦、次の相手、誰や？明日？アイツら（矢野＆飯塚）やな。やったるよ」
小島「誰がなんと言おうと、“タッグリーグの季節＝テンコジの季節”だから。今日は6人タッグだから、テンコジの季節じゃなかった・・・。4人タッグのときが、テンコジの季節だから」
※BUSHIはノーコメント