NEVER

日時: 2012年11月19日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・SHIBUYA-AX
観衆: 300人

第9試合 30分1本勝負

高橋広夢
関根龍一

BUSHI
ヒロ・トウナイ

KUSHIDA
佐々木大輔

境界線

11分12秒　9469

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　「無差別級王座決定トーナメント」に出場した選手たちによる6人タッグマッチ。
　
　高橋対関根の場面。両者が激しいエルボー合戦、ショルダータックル合戦を繰り広げる。その後、高橋がショルダータックルで関根を倒し、ボディスラム、逆エビ固めに繋いだ。
　これでKUSHIDA組が関根を捕まえ、BUSHI、KUSHIDAが追い討ちをかける。そこから再び高橋対関根になると、関根がミドルキックで高橋を倒し、ストンピングで踏みつけた。
　今度は佐々木組が高橋を捕まえる展開となり、トウナイが串刺しジャンピングエルボー、佐々木がドロップキック、バックドロップで追撃。
　追い込まれた高橋は、カウンタードロップキックで佐々木に逆襲。タッチを受けたBUSHIは、ミサイルキック、前方回転エビ固め、ウニベルサル、ヘッドシザースホイップと畳み掛ける。だが、佐々木がウラカン・ラナで巻き返し、トラースキックでBUSHIを後退させた。
　KUSHIDA対関根の場面。関根が、ミドルキック連射、張り手、カウンターミドルキック、カミカゼと一気に畳み掛ける。そして、佐々木とトウナイが加勢に入り、佐々木がトップロープから逆さづりにしたKUSHIDAへ低空ドロップキック。さらに、関根がランニングローキックからフォールに行くが、カウントは2。
　ここから佐々木組がトレイン攻撃を狙うも、途中でKUSHIDAがトウナイに反撃。さらに、関根と佐々木をハンドスプリングエルボーで蹴散らす。
　続いてKUSHIDAは、関根へバズソーキックを放ち、かわされてもすぐに延髄斬りをお見舞い。そして、バックブリーカーで叩きつけるが、関根が首固めに切り返す。しかし、KUSHIDAがすぐにカウンターエルボーで流れを引き戻し、延髄斬りから9469を極め、ギブアップを奪った。

COMMENT

KUSHIDA「俺が他のレスラーに絶対負けないところ、それは、志が高いところ。そして、階段を昇ることを、やめないこと。必ず、次の機会、このままじゃ引き下がれない」
高橋「俺は一回戦負けてるし、今日勝つのは当たり前だと思ったから、嬉しいだとか、特別な感情は、特にないです。BUSHI選手、KUSHIDA選手、今日組みましたけど、敵は敵なんでね。別に自分の中で、なにがどうだとか特にないです。ただ、今日あの席で、内藤選手が見てくれた。俺はあの人に、今の自分を見てもらいたいなと。ダメだけど、全然ダメだけど。あの人最初『二日目は来ない』っていう風に言ってたからさ。もし俺の試合で、なにかを感じ取ってくれて、今日来てくれたんだったら、スゴイ嬉しいです。それからもう一つ、今日デビューした、この前デビューしたヤングライオン二人、これでヤングライオン5人じゃないですか。そろそろ“ヤングライオン杯”、他の団体から来ても面白いじゃないですか？若いヤツだけで、本当に若いヤツだけでやりましょう！“ヤングライオン杯”。俺はそれ、ずっと夢見てきましたから」
BUSHI「この新日本の『NEVER』という名のリング、今よりももっと、もっともっと熱くして、会場盛り上げたいと思います。そしてね、いろんな団体の、若いヤツらがね『チャンスあるぞ』ってところをね、みせたい。そして、今日デビューした小松。非常に嬉しいね。小松自身が俺に憧れる部分があるっていうね。そう言ってもらえるレスラーにね、これからもなっていきたいと思います。みんなが憧れるBUSHI、みんなが憧れるマスクマン、そんな選手になってなっていきたいと思います。ありがとうございました」
　
佐々木「俺達“インディー”って呼ばれてるかもしれないけど、新日ジュニア、全然差なんか感じてない」

関根「差なんかないッスよ！こんな、たまたま今日はやられただけッスよ！自分らは、あとは追い越すだけ。もう同じくらい来てるよ。自分はあのメジャーの新日本、ブッ潰してやりますよ！チキショー！」
トウナイ「やり足らねぇよ！まだまだやり足らねぇよ！機会があったらまた、新日本でやる機会があったらまた、いつでも乗り込んでやる。全然やり足らねぇよ。もっとやらせろ！」