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「初代NEVER無差別級王座決定トーナメント」の決勝戦が行なわれるSHIBUYA-AX大会。大会開始前、NEVER無差別級ベルトが改めてファンへ公開され、決戦のムードが高まった。
そこから始まった第1試合は、2012年2月に新日本プロレスへ入門した小松洋平のデビュー戦。
渡辺が腕を取って絞ると、小松は前転で脱出。それでも渡辺が腕を取ると、小松は上体を起こして渡辺をフォールする。
だが、渡辺がヘッドシザース、ヘッドロックで攻め込み、ショルダータックルでなぎ倒す。そして、スリーパーホールドで絞め上げると、ショルダースルー、キャメルクラッチ、アームホイップ、逆片エビ固めで追撃。
何もできない小松だったが、串刺し攻撃を両脚キックで阻止。さらに、ショルダータックル、ショートレンジドロップキック、エルボー連打、ランニングエルボーと畳み掛ける。
続いて小松はボディスラムを狙うが、渡辺が阻止して反対に投げ捨てる。そして、カウンタードロップキックから逆エビ固めを極める。小松は何とか逃れよとするが、さらに急角度で絞り上げられ、無念のギブアップとなった。
試合後、客席に向かって小松が礼をすると、場内が大きな拍手に包まれた。
NEVER
- 日時
- 2012年11月19日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・SHIBUYA-AX
- 観衆
- 300人
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第1試合 15分1本勝負
小松洋平デビュー戦
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渡辺 高章
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小松 洋平
- (新日本プロレスリング)
- (新日本プロレスリング)
レフェリー｜佐藤健太 -
MATCH REPORT
COMMENT
渡辺「今日も、当然勝つと思って俺は試合に臨んだよ。この結果が、当然の結果だよ。俺もどんどん上に行きたいんだよ。もっと練習して、もっと努力して、トーナメント出てるヤツにも、絶対負けないように頑張って、上に噛みついていきたいよ。以上」
小松「今日『NEVER』でデビュー出来たこと、自分自身凄く誇りに思ってます。何回も挫折しかけた夢だったんで、今日夢が実現出来て、凄く嬉しさがあります。これからどんどん成長していって、どんどん試合して、いずれは『新日本プロレスには誰がいる？』って言われた時に、『小松がいる』って言われるような、そういう選手になりたいです。今日はありがとうございました」
——初めてのリングはどうでしたか？
小松「スゴイお客さんがたくさんいて、緊張しましたけど、声援を凄くもらえて、スゴイ気持ちよかったです」
——今後の課題は？
小松「もっと体をデカくして、渡辺さんとも、誰とやっても当たり負けしないような、そういうデカい体を作りたいです」
——お客さんの顔は見えましたか？
小松「全然見えなかったです」
——目指すスタイルは？
小松「将来的にはジュニアで、マスクマンでやっていきたいです」
——なぜ？
小松「やっぱり突き詰めると、マスクマンが一番カッコイイと思います」
——いずれは、“リバプールの風になりたい”？
小松「なりたいです」
——憧れの選手は？
小松「ルチャが好きなので、やっぱり新日本では、BUSHIさん」
——メキシコの選手で、好きな選手は？
小松「ミステリオとか、華のある選手が好きです」
——今日の闘いはどうでしたか？
小松「練習と違って、すぐ息が上がってしまって。体が小さいぶん、勢いでいこうと思ったんですけど、すぐ息が切れてしまったんで、『やっぱり試合と練習はちがうんだな』って。『もっともっと経験積まないといけないな』と思いました」
——目の前でご両親が観戦されていましたが、気づきましたか？
小松「どこで誰が観てたのか、わかんなかったです」
——スゴく応援されていましたが。
小松「名前で呼ばれてたんで、親かなってわかったんですけど」
——地元の方、レスリング関係者も来ていたが？
小松「自分なりには精一杯できました。ありがとうございました」
出場選手
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渡辺 高章
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小松 洋平
