バディファイトPresents G1 CLIMAX 24
- 日時
- 2014年7月21日(月) 13:30開場 15:00開始
- 会場
- 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
- 観衆
- 6,000人(超満員札止め)
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第10試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦-
オカダ・カズチカ
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AJスタイルズ
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
試合開始直後、オカダがレインメーカーポーズでAJを挑発。そこから腕を取って絞るも、AJが切り返す。
その後、AJが強烈な逆水平チョップをヒットさせるが、オカダがショルダースルーで豪快に投げ飛ばす。そして、トップロープ越えのセントーンアトミコで追撃。
オカダの優勢は続き、変型チンロックで絞る。だが、AJがリープフロッグでフェイントをかけ、カウンタードロップキックで逆転。
場外戦となり、AJがボディスラムで叩きつける。そしてリングに戻ると、バックブリーカー、ボディスラム、ジャンピングフィストドロップなどで攻め立てる。
しかしオカダは、カウンターバックエルボーで逆転。そこからフロントハイキック、フラップジャック、低空ランニングフロントキックに繋ぐと、AJをコーナー最上段に乗せ、ドロップキックで場外へ転落させる。
場外戦になり、オカダが鉄柵攻撃を狙うも、AJが鉄柵を飛び越え、観客席へエスケープ。ところが、オカダも鉄柵を飛び越え、AJにフライングボディアタックをお見舞い。
リングへ戻ったオカダは、DDT、レッドインクでAJに追撃。そして、コーナー最上段にのぼるも、AJが立ち上がり、トラースキックで逆襲。さらに、ブレーンバスターの形でオカダを投げ、コーナーへ叩きつける。
続いてAJはオカダをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、トーチャラックボムで叩きつける。そして、スワンダイブファイヤーバードスプラッシュを繰り出すも、オカダがかわして自爆させる。
エルボー合戦を挟み、AJが張り手、ローキック、バックブロー。オカダはエルボースマッシュで反撃するが、AJがその場飛びで延髄斬りをお見舞い。そして、スタイルズクラッシュを仕掛けるも、オカダが脱出。
さらにAJはスイングDDTを狙うが、オカダに突き飛ばされ、レッドシューズ海野レフェリーと激突してしまう。そんな中、オカダはリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップでAJに追撃し、レインメーカーポーズを披露。
ところが、突如として高橋が乱入し、背後からオカダを急襲。そして、ラリアットでオカダをダウンさせる。だが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。
それでもAJは、スワンダイブフライングフォーアームで巻き返す。さらに、レインメーカーをかわすと、ジャーマンスープレックスホイップ、オーバーヘッドキックへ繋ぐ。
ここでAJは再びスタイルズクラッシュを狙うが、オカダがツームストンパイルドライバーに切り返す。そして、高角度ジャーマンスープレックスホールドで追い討ちすると、そのままクラッチを離さずに立ち上がり、レインメーカーをさく裂させた。
COMMENT
オカダ「まぁAJはもうほんと壁だったのかもしれないですね。ほんとボクらしくない3連敗をして、ほんとに小さな壁だったと思います。その壁を乗り越えた、壊した自分の勢いが恐いです」
——闘いを終えた時、右のこぶしを小さく握ってガッツポーズをしてるようにも見えましたが、ほんの少しだけ安堵した部分もあったんでしょうか?
オカダ「いや、右腕痛かっただけですね。右腕攻められましたもんね。ただ『あっ、痛いな』っていうだけですね。別に小っっさな壁ですから、嬉しくもなんともないっす。当たり前です」
——今回も高橋裕二郎選手の介入がありましたが、それを蹴散らしたというのはこれまでと違った形ですか?
オカダ「まぁそうっすね。別にボクからしたら裕二郎さんはなんとも思ってないので。しっかりその辺は裕二郎さんと同じブロックなので、その時相手してあげますから、ちょっと待っててください」
——そして、リング上ではマイクを持って、IWGPという言葉も聞かれましたし、前哨宣言という言葉もありました。今後の『G1』に向けての抱負を聞かせてください。
オカダ「そうっすね。西武ドームでもしっかり有言実行。200キロ超えしましたので、今回も宣言通り全勝『G1』優勝。そして、しっかりベルトを返してもらいます」
——あえてこの先山場を挙げるとすればどうみてますか?
外道「待て待て待てお前。山場ってか? あるわけねぇだろコノヤロー。決勝戦がよぉ、どんだけレインメーカー効果が表れるかそんだけの話だ、お前。気がかりはそこだけだ。全勝優勝なんだよ。レインメーカーはよぉ、言ったことを全部実行してんだろ、オイ。アァ、全勝優勝するって言ったら全勝優勝するんだよ。西武ドーム最後に立ってるのは誰だ? オイ、言ってみろ野上」
——レインメーカーでしょう。
外道「あたりめぇだコノヤロー」
——では最後にオカダ選手の口からも改めて、マイクパフォーマンスと同じになっても構いません。聞かせてください。
オカダ「そうですね。ほんと何回も言ってるので、ここでは特にありません」