BEST OF THE SUPER Jr.XXI
- 日時
- 2014年6月6日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 京都・KBSホール
- 観衆
- 1,200人(超満員札止め)
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第3試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXI」Bブロック公式戦※アレックス・シェリーがBブロックを1位通過決定レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
しかし、タイガーは攻撃の手を緩めず、チンロック、エルボースタンプ、カウンター膝蹴り、ハイキックなどで追撃。さらに、ブレーンバスターを狙ったシェリーを脇固めで倒し、腕ひしぎ逆十字固めで絞り上げる。
これをシェリーが逃れると、タイガーは前方回転エビ固めで丸め込む。ところが、シェリーが反対に上から押さえつけ、電光石火で3カウントを奪取した。
試合後、シェリーの異常を知った三澤威トレーナーが現われ、ダメージをチェックする。しかし、シェリーは自分で立ち上がり、タイガーと握手した。
COMMENT
タイガー「ン〜・・・なんだろなぁ・・・、しっくりこなかったね。シェリーがケガをしてるのは見ててわかったけど。結構、悪いみたいだけど、やはり勝負ですから。狙いたくないけど、やっぱり狙っていっちゃうのはしょうがない部分はある。みんな優勝したいから。まぁ、9割9分攻めて、あそこで・・・。俺も詰めが甘いな・・・(苦笑)。あそこでまさかコロッといかれると思わなかったから。俺は絶対、(カウント)ツーだと思ったから。何か悔しいね。シェリーとは分がよくないな。悔しい、それだけですね」
——こういう形で『SUPER Jr.』が終わったことに関しては?
タイガー「負け越しだね。負け越しって・・・。まぁ、でも結果だから、これはしょうがないよね。ただ、今日俺が勝ってれば、まだわかんなかったわけでしょ? 俺自身、詰めが甘いかな? もっと非情にいくべきだったかなって今思うし。人がいいっていうのか・・・。まだ勝負師じゃねぇっていうのかわかんないですけど」
——ハイキックからカバーにいってカウント2で返された後、痛めてる腕を攻めなかった。目の前に腕があるにもかかわらず・・・。
タイガー「だから詰めが甘いですよね。まぁでも、あそこのハイキックで感触があったからいけると思ったけど・・・。あそこで腕を取っていくべきだった。悔いが残りますよね、これは。まぁ、とはいっても自分自身でこの『SUPER Jr.』が始まる前から行ってたけど、俺は厳しくいきたい。どんな試合で、相手が誰であろうと、シングルである以上、厳しくいきたい。今のこの新日本のJr.の流れ・・・俺にはそんなもの関係ないし。やはり俺自身が培ってきたものがあるわけだから。それを崩すわけにはいかない。何のためのタイガーマスクかを考えないといけないし、誰の弟子で、誰が師匠かというのを考えないといけない。そこで俺が今日勝てなかったというのは、詰めが甘い。これからの試合も、俺は厳しくいきたいですね。残念です」