NEW JAPAN CUP 2013
- 日時
- 2013年3月19日(火) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福島・白河市中央体育館
- 観衆
- 1,300人
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合開始前、高橋(裕)が「オイ! クソゴリラ! なにいきりたってんだよ、コノヤロー!! いいかオイ! この福島の被災地と、プロレス業界を復興させるのはよ、そいつらじゃなくて、俺たちCHAOSだよ! そうだろ、オイ? そしてこの俺が、新日本プロレスを潤おし、日本のプロレスファンの女の○○○を潤おしてやるぜ!! これマジ!」とマイクアピール。
これで激怒した真壁が襲い掛かり、試合開始のゴングが鳴る。すると、高橋がラリアットで反撃に出るが、真壁もすぐにラリアットをお返し。それでも高橋は、ロープを悪用した首折り攻撃で巻き返した。
棚橋対矢野の場面。棚橋が執拗なハンマーロックで先制し、矢野をロープ際へ押し込む。すると、クリーンブレイクを要求した矢野が奇襲に出るが、棚橋がアームホイップでお仕置き。さらに、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃に繋いだ。
アンダーソン対矢野の場面。アンダーソンと矢野がダブルショルダーでなぎ倒し、手を組んでのダブルエルボードロップで追撃。そこからアンダーソン対飯塚となり、飯塚が執拗なチョーク攻撃。すると、アンダーソンがカウンターゼロ戦キックで逆襲し、自分もチョークを狙う。ところが、飯塚が阻止してさらにチョークで暴走し、場外戦が勃発。CHAOSがラフ殺法で棚橋組を圧倒する。
リングへ戻ったアンダーソンは、金具がむき出しになったコーナーへ叩きつけられ、飯塚のチョーク、矢野の木づち攻撃、高橋の“エロ”ネックブリーカーなどで集中攻撃される。
その後も高橋の串刺しフロントハイキックで追撃されたアンダーソンだったが、スピニングスパインバスターで逆襲。ようやくタッチを受けた真壁が、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで、高橋に追撃する。
その後、高橋がカウンターフロントスープレックスで反撃に出ると、真壁がパワースラムでお返し。しかし、すぐさま高橋がフィッシャーマンバスターで逆転。しかし真壁は、スイッチした矢野に右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットを食らわせた。
棚橋対矢野となり、棚橋がフライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールド。すると、飯塚がカットに入り、矢野が顔面攻撃で逆襲。これに棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュで反撃するが、矢野が後ろ髪を掴んで引き倒す。そして、フライングボディアタックを受け止めると、強力で叩きつけた。
棚橋対飯塚の場面。飯塚がチョーク攻撃で先制するが、棚橋がエルボー連打で後退させ、ロープへダッシュ。ところが、矢野が場外からイス攻撃で妨害。これで矢野組のトレイン攻撃となり、高橋が串刺しラリアット、矢野が串刺しバックエルボー、飯塚がマンハッタンドロップ。さらに、高橋がラリアット、飯塚がペディグリーで追い討ちをかけるが、フォールは真壁とアンダーソンがカット。
すると、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備するが、棚橋が地獄突きをかわし、アンダーソンが飯塚にガンスタンをお見舞い。そして、真壁が両腕ラリアットで矢野と高橋をなぎ倒す。このチャンスに、棚橋がスリングブレイド、ハイフライフローと畳み掛け、飯塚を仕留めた。
試合後、棚橋、真壁、アンダーソンが三方のコーナーに上がり、ファンの大声援を浴びる。その後、1人だけ残った棚橋が、大コールを受けてマイクアピールを開始。
棚橋「去年の1月以来の白河大会、ご来場ありがとうございました!(※大歓声) 俺、そして新日本プロレスは、いつも皆さんのことを思っています。だから! これからも、少しでもみんなに楽しんでもらえるように、盛り上げて行きますんで、応援よろしくお願いします! ありがとうございました!!(※大歓声)」
これで再び「棚橋」コールが起こり、棚橋がエアギターを開始。続いて、アンコールに応えて2回目の演奏を行なう。そして、「ラストー!!」と叫んで3回目の演奏を敢行したものの、急遽4回目のエアギターも披露することとなった。
それでも「もう1回」コールが起きると、棚橋は「よし。もう1回はな、今度来たとき、またやるからな」と、ファンに約束。そして、「またチャンピオンで帰って来ます!」と宣言すると、「福島の皆さーん!! 愛してまーす!!」の叫びで白河大会を締めくくった。