NEW JAPAN ROAD
- 日時
- 2013年2月12日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 富山・高岡テクノドーム
- 観衆
- 1,150人(満員)
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
小島対永田の場面。小島がキックを受け止め、膝にエルボーを落とす。しかし、永田がランニングフロントハイキックでお返し。これで天山が登場し、永田と手四つの力比べを展開。しかし、永田がダブルリストアームサルトで投げ飛ばした。
天山対渡辺の場面。天山が急所にヘッドドロップを投下し、渡辺の動きがストップ。小島がネックブリーカー、天山がモンゴリアンチョップなどで追撃。しかし渡辺は、ブレーンバスターを仕掛けた天山を反対に投げ捨て、ようやく永田とスイッチ。
その永田は、ミドルキック連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで天山に追い討ち。しかし、天山がモンゴリアンチョップとカウンターニールキックで逆襲。すると、永田がカウンターフロントスープレックスで巻き返すが、天山が負けずにマウンテンボムで報復した。
小島対永田の場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」をファンと大合唱するが、ダイビングエルボードロップは永田が阻止。それでも小島は、エルボー連打、ローリングエルボー、コジコジカッターに繋げるが、永田がカウンターエクスプロイダーで叩きつけた。
小島対渡辺の場面。渡辺が、串刺しバックエルボー、ブルドッキングヘッドロックで先制。次のダブルアームスープレックスは阻止されたものの、永田が飛び込んで小島と天山にフロントハイキックをお見舞い。渡辺が、今度こそダブルアームスープレックスで小島を叩きつけた。
続いて、渡辺が小島に逆エビ固めを極め、永田がナガタロックIIで天山を分断。さらに渡辺は、左右のエルボー連打、抱え式バックドロップで小島に追撃する。
しかし、天山が加勢に入り、小島とテンコジカッターを敢行。続いて小島が、ラリアットの発射体勢に入る。それを渡辺が追走式バックエルボーで妨害するが、小島のカウンターラリアットをモロに浴びてしまい、玉砕した。
勝利者賞:高岡元氣会
COMMENT
小島「今日、シリーズ最終戦を終えて、今思っていることは、最終戦に“渡辺”という名前があってよかった。ホントによかった! キャリア、たぶん2年かな? たった2年の渡辺に、いろんなこと教えてもらった。スゲー、なんか、いろんなことを渡辺から学ばせてもらった。それは何かっていうのは、俺の中に全部入っているから、あえて口には出さないけど、渡辺に教えてもらえたことが、今日いっぱいあった。それは次のシリーズから出していこうと思ってるし、本当にナベには感謝してる。約20年以上のキャリアの差があってね、まさか20年キャリアが下の人間に教わることがあるなんて、本当にプロレスってなにがあるかわかんない、そう思った。これを必ず、次のシリーズから活かしていけると思います。ありがとうございました」
永田「今シリーズ、最初で最後のコメントを出してやろう。今日の試合は、今シリーズ初めて、気持ちよかったよ! お互いの技と技、気持ちと気持ちをぶつけ合った闘い、こういう闘いを毎日したいところだね。俺の現役生活もそんな長くない中で、こういう闘いを日々していきたい。ナベの気迫に俺も吹っ切れた。以上(敬礼アピール)」
※渡辺はノーコメント