NJPW 40th anniversary Tour Road to DESTRUCTION

日時: 2012年9月12日(水) 18:00開場　19:00開始
会場: 富山・富山産業展示館・テクノホール
観衆: 900人

第4試合 30分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
高橋裕二郎

井上亘
飯塚高史

境界線

11分56秒　ジャーマンスープレックスホールド

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　今回も自分の10周年記念DVDを持参した矢野は、尾崎仁彦リングアナウンサーに「9月28日DVD発売、矢野通—！」と強引にコールさせた。
　
　そんな中、試合はCHAOSの奇襲でスタート。しかし、内藤組がすぐに巻き返し、井上が矢野を撃退した。
　その後、内藤が高橋を攻め込んで行くが、矢野が場外からのイス攻撃で内藤のロープワークを妨害。場外戦に引き込まれた内藤は、飯塚のイス攻撃を浴びて動きが完全に止まってしまう。
　リングに戻った内藤は、矢野に木づちで殴られ、金具がむき出しになったコーナーへ叩きつけられる。さらに、飯塚がタッチロープを悪用して首を絞め上げ、内藤は大ピンチに陥ってしまう。
　しかし内藤は、高橋に延髄斬りを見舞い、飯塚をスイングネックブリーカーで叩きつけて脱出に成功。ようやく出番となった井上は、飯塚の頭をコーナーの金具へ打ちつけ、カウンター水車落としで追撃。
　さらに井上は、飯塚と矢野の合体攻撃を回避し、スピアーでまとめてなぎ倒す。しかし、ロープに走ったところを高橋に妨害され、飯塚がマンハッタンドロップで逆襲。これで井上対高橋となり、高橋がアバランシュホールドで先制。しかし、井上がカウンターキチンシンクで巻き返し、キャプテンにタッチ。
　そのキャプテンは、頭部へのパンチ連射、ジャンピングショルダータックル、ブレーンバスターで高橋に追撃。そして、キャプテンチャージからカリビアンデスグリップに行くが、かわされてしまう。
　それでもキャプテンは、カウンターフライングボディアタックで巻き返し、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行。ところが、あまりにも時間がかかり過ぎたため、高橋にあっさりとかわされてしまう。
　しかしキャプテンは、ラリアットをかわして高橋を捕まえ、田口のスワンダイブミサイルキックを呼び込む。そして、エクスプロイダーで追撃すると、再びコーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行。
　ところが、高橋がまたもや簡単にかわし、すぐさまブッコ抜きジャーマンスープレックスホールドで勝負を決めた。
　
　試合後、快勝を収めた高橋が、「俺がR指定レスラーの高橋裕二郎だよ！俺は普段、DVDもR指定のエッチなヤツしか見ねぇけどよ！矢野通DVD『トールトゥギャザー、Y・T・R！ V・T・R！』？俺はこのDVD、買うぜ。これマジ！」と、マイクアピールした。

COMMENT

キャプテン「みんな、約束しよう！井上くん、内藤くんと、必ず平和を守ってやるからな！」
井上「向こう（柴田勝頼）は、俺と道を違えて、エルボー、チョップ、キック、それ以外に見つけたもんあんだろ。でもな、俺はデビュー以来ずっと、エルボーだよ。エルボー、ガンガンぶち込んでやるからな！（9/23）神戸まで、あと11日だ」
内藤「なかなか、ヒザの調子が上がっていかないっていうか。今持ってる100%は出してるけど、でも本来俺が持ってる100%は出せないっていうもどかしさがあるし。なんかこんな無理に出てても、俺が新日本プロレスの足引っ張ってるようなね、そんな気すらちょっと出てきたかな？でも見てもわかる通り、本来の俺じゃないのは、誰が見たってわかるでしょ？俺自身だってわかってるよ。でも、でも、まだ、俺の心は『やる。やれる』と思ってるから。（※胸を指して）ここが折れるまで、リングに上がり続ける。そして、IWGPを目指し続ける」
　
※矢野、飯塚、高橋はノーコメント