NJPW 40th anniversary Last Rebellion

日時: 2012年7月29日(日) 11:00開場　12:00開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,040人（超満員札止め）

第3試合 30分1本勝負

ルーシュ
タイチ

シェルトン・X・ベンジャミン
TAKAみちのく

MVP
ランス・アーチャー

“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
鈴木みのる

境界線

10分15秒　ペイ・ダート→エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　8月1日開幕の『G1 CLIMAX 22』に出場するヘビー級の外国人選手4人が、鈴木軍と対決。アンダーソン、ベンジャミン、鈴木はAブロック、MVP、ルーシュ、アーチャーがBブロックとなる。
　
　先発したのはルーシュとタイチ。すると、タイチが自分の筋肉を誇示するが、ルーシュの迫力に負けて退散。
　これでルーシュ対TAKAとなり、ルーシュがTAKAをドロップキックで吹き飛ばし、ボディブロー連射、逆水平チョップ。さらに、ドロップダウンとリープフロッグでTAKAを翻ろうすると、カウンターフロントスープレックス、低空ドロップキックに繋げた。
　MVP対アーチャーの場面。MVPのショルダータックルをアーチャーが受け止め、手四つの力比べで押し込む。すると、MVPが手を取ったままの後転で体勢を入れ替えるが、アーチャーが至近距離のヘッドバット連射で脱出。
　続いてアーチャーは串刺し攻撃を狙うが、MVPが回避してラリアット、エルボー連打。だが、直後にアーチャーも串刺し攻撃をかわし、ラリアットを返した。
　アンダーソン対鈴木の場面。鈴木がフェイントから張り手を見舞うと、アンダーソンがエルボー連射で報復。そして、セントーンを放つも、鈴木がかわして自爆させる。これで鈴木がスリーパーホールド、アームロックと攻め立て、アンダーソンは完全に孤立してしまう。
　その後、TAKAとタイチがトレイン攻撃でアンダーソンに追撃し、タイチが急所攻撃でフォール。そして、TAKAが勝手に3カウントを入れてゴングを打ち鳴らし、ブーイングを浴びる。そんな中、アンダーソンはカウンターバックエルボーでタイチに逆襲し、ようやくベンジャミンとタッチ。
　そのベンジャミンは、カウンターバックフリップでタイチを叩きつけ、バックスピンキックでTAKAを蹴散らす。しかし、鈴木とアーチャーが乱入し、鈴木軍がベンジャミンへトレイン攻撃を敢行。さらに、アーチャーのバックドロップから鈴木がランニングニーアタック。そして、TAKAとタイチがダブルトラースキックで追い討ち。
　ここからアンダーソンと鈴木が番外戦を開始し、ガンスタンとスリーパーホールドを仕掛け合う。そして、ロープ際でもつれて2人同時に場外へ転落する。さらに、MVPがロープ際でアーチャーにラリアットを見舞い、こちらも2人で場外へ落下。
　すると、ルーシュがドロップキックでTAKAを場外へ落とし、ノータッチトペコンヒーロで分断。一方、リング上ではタイチがショートタイツ姿に変身し、ロープへダッシュ。しかし、ベンジャミンがペイダート（飛び膝蹴り）で迎撃し、勝利を奪った。

COMMENT

アンダーソン「いよいよ『G1』トーナメントが始まる！初戦は、ユージ・ナガタだが、問題ないさ。今年の『G1』は、この俺が制して、その暁には、IWGPチャンピオンのタナハシにチャレンジしたい。それが俺の夢だ。必ず『G1』を獲るよ」
※アンダーソンの肩にMVPが、MVPの肩にシェルトン・ベンジャミンが、ベンジャミンの肩にルーシュが手を置いて。
MVP「ヘイ、アンダーソン、I LOVE YOU ブラザー。だが、ちょっと待ってくれよ。『G1』はこの“ナツオトコ”であるMVPが、必ず制してみせるぜ！」
ベンジャミン「ヘイヘイ、今年の『G1』は、ブラザーたちには悪いけど、このベンジャミンが制するぜ？」
ルーシュ「…ビバ、メヒコ!!」
アンダーソン「とにかく、最後に制するのは、マシンガンだ！」
MVP「いやいや、この俺さ!! なぜなら、俺はブラックゴジラ!! ナツオトコになるぜ！ボーリンッ!!」
ベンジャミン「フフフ。この俺こそが、ワールドクラスのスーパースターなんだ。みんなには悪いけど、今年の『G1』はシェルトン・ベンジャミン!! シェルトン・ベンジャミンが席巻するぜ!!」
　
鈴木「G1前のいいバケーションってとこかな。へへッ。俺にとっちゃよ、浜辺のスイカ割りも、花火大会も、今日のあのクソみたいなバカ外人相手すんのも一緒なんだけどよ。テメーらみてぇなヤツらが、強ぶってよ、『G1、G1』叫ぶんじゃねぇよ！意味わかってねぇだろ？G1？ま、俺もわかってねぇけど。俺が強ぇってだけだから」
アーチャー「今日の結果は、重要ではない。俺は『G1 CLIMAX』で恐れられるべき存在だ。なぜなら俺はアメリカン・サイコだからだ。『G1』では誰も俺を止めることは出来ない」
※タイチ、TAKAはノーコメント