ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜

日時: 2011年8月11日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・国立代々木競技場・第二体育館
観衆: 1,800人

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦

真壁刀義
ジャイアント・バーナード

境界線

（4勝2敗＝8点）
（4勝2敗＝8点）

12分35秒　キングコングニードロップ→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　4勝2敗同士の対決となった真壁とバーナードのAブロック公式戦。
　
　序盤、真壁がバーナードの蹴り脚を掴み、「ハハハハハ！」と高笑い。そのまま頭部へパンチを浴びせる。そして、ボディスラムで投げられてもすぐに立ち上がり、ブレーンバスターを狙う。しかし、バーナードが逆に投げ捨て、カウンターラリアット。これで真壁を場外に追いやると、エプロンから場外へ頭部のみを出し、ニーアタックを食らわせる。
　リングに戻り、バーナードがロープを悪用したキャメルクラッチ、全体重を乗せたアームブリーカー、エルボードロップ、顔面かきむしり、ボディシザース、地獄突き、セントーンで一気に畳み掛ける。
　続いてバーナードは、親指を下に向けて真壁を挑発するが、真壁も両手の中指を突き立てて「ファ○ク・ユー！」と叫ぶ。そして、ラリアットで吹き飛ばされても立ち上がり、さらにバーナードを挑発すると、パワースラムで逆転に成功。
　そこから真壁は、串刺しラリアットを見舞い、ロープに乗って頭部にパンチを連射。すると、バーナードが首を掴んで反撃するが、真壁はショートレンジラリアットで報復。そして、串刺しラリアットで追撃すると、再び頭部にパンチを連射する。
　これに対してバーナードは、ハンマースルーを切り返して真壁をコーナーへ激突させ、串刺し攻撃に行く。しかし、真壁がかわして自爆を誘い、ノーザンライトスープレックスホールド。そして、ラリアットを放つものの、受け止めたバーナードが張り手を食らわせ、「カモ−ン！」と叫ぶ。
　そしてバーナードは、続いてのラリアットをかわし、フロントハイキックで反撃。さらに、ジャンピングボディプレス、ボルドーボム、串刺しボディアタック、コーナープレスで追撃。真壁をコーナーへ追いやると、「ファ○ク・ユー！」と挑発した上で、頭部へのパンチ連射を食らわせる。だが、真壁はそこからパワーボムに切り返して逆転。
　さらに真壁は、ラリアットでバーナードを倒し、コーナー最上段にのぼる。するとバーナードもコーナーにのぼり、雪崩式攻撃を狙う。これを真壁が抵抗すると、バーナードは左右の張り手連打でお返し。ところが、真壁が頭部へのパンチでバーナードを叩き落とし、そのままキングコングニードロップを投下して、決着をつけた。

COMMENT

真壁「オイ、生き残ったな？なんだアイツ？バケモノだな? モンスターだ、モンスターだ。ただ、相手がモンスターだろうがなんだろうが、構わねぇよ。勝ってるのはこの俺。なんなんでしょうねぇ？そんぐらいの気持ちでこいや！次は、高山？全部、俺の望みが繋がってるな？これで借りをキッチリ返す、舞台は揃ってる。あとは、結果を出すだけだな？高山は俺と同じ2敗？おもしろくなってきたな？ぶちのめしゃいいんだろ？勝てば、すべてが繋がるんだろ？どのツラ下げて、エラソーにしてるんだ。テメーの時代は終わってるんだ。オイ、モンスター？冗談じゃねぇ。モンスターはこの俺だ。叩き潰してやっからよ？すべてのキーポイントは高山だ。最終戦は高橋裕二郎？ ……俺の山場は誰だ？テメーらが望んでるとおりだ。見てーんだろ？真っ向勝負、見せてやるよ。俺がどういう思いでこの立場を勝ち取ったか、見せてやる。俺の素晴らしい生き様をテメーらに見せてやる！なんかある？なんもねーだろ？ ……オイ、いまの俺にはもう女のおもしれー話とかよ、そこの女性警備員に声かけたとかよ、そういう女なんてどうでもいいんだ、な？　目の前にでっけー勝負が待ってるからよ。ニンジンがぶらさがってるからな。テメーらの期待どおりに凄いもん見せてやっからよ！」
　
バーナード「この負けは、全く受け入れがたい結果だ。東京スポーツ聞いてるか？これでハッピーか？コノヤロー！明日は休みだ。アサッテ、コウラクエンホール。俺のホームだ、ニュージャパンのホームだ。ナイトウ、オマエはくるくる回ってくるんだろうが、俺はちゃんと見てるぞ。俺はスタイルを変えてオマエに対応する。そのつもりで後楽園ホールに来い。オマエを簡単に勝つだけじゃなく、痛めつけてやる！」