ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜

日時: 2011年8月11日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・国立代々木競技場・第二体育館
観衆: 1,800人

第1試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦

内藤哲也
ヒデオ・サイトー

境界線

(3勝3敗＝6点)
（0勝7敗＝0点）

07分25秒　スターダストプレス→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　3連敗のあと3連勝で星を五分に戻した内藤が、かつて道場で寝食を共にしたサイトー（平澤光秀）と対決。
　
　なんとサイトーは、青い“マシンマスク”＆黒いワンショルダータイツという姿で入場。佐藤健太レフェリーにマスクを取るように言われても首を横に振り、そのまま試合開始となる。
　サイトーは、ヘッドロックからのショルダータックルというオーソドックスな動きを見せ、マシンが得意とする串刺しラリアット→DDT→セントーンという流れを繰り出す。
　さらにサイトーは、魔神風車固めの体勢に入るが、内藤が後ろへ投げ捨てて回避。そして、サイトーのマスクを剥ぎ取ってしまう。　素顔をさらしたサイトーは、チョーク攻撃で内藤に逆襲。そのまま場外へ追い込むと、鉄柵攻撃からゴング攻撃に行くが、内藤がドロップキックで反撃。
　リングに戻った内藤は、ランニングサンセットフリップで追撃。するとサイトーは、ハンマースルーを切り返して内藤をコーナーへぶつけ、串刺しリバースボディアタック、チョップ、膝蹴り、首筋へのチョップと畳み掛ける。
　さらにサイトーは、カリビアンデスグリップに行くが、内藤が腕を受け止め、スイングネックブリーカードロップで反撃。それでもサイトーは、もう1度カリビアンデスグリップに行くが、内藤がかわして顔面にジャンピングハイキックをお見舞い。
　そして、ジャンピングエルボーアタックで追撃すると、スターダストプレスでサイトーを沈め、ついに白星先行に持ち込んだ。

COMMENT

内藤「過酷な、2週間の中で……申し訳ないけど、終盤戦に身体がキツイ中で、ラクができたな、と。悪いけど。俺と平澤はアメリカ遠征で5月にシングルやってますからね。そのときは、名前はヒデオ・サイトーだったけど、普通にやってたから。アメリカで俺に完敗して、トップ目指す気がなくなったんじゃねーの平澤？それならそれでいいよ。その路線で永遠にやってろ！トップ目指さなくなった平澤になんの魅力も感じないし、付き合う気はないんで。俺の目は、後楽園のバーナード、両国の棚橋戦に向いてるんで。今日はラクできたな、と」
——マスクの中はヒデオ・サイトーだと思ってた？
内藤「もしかしたらって？今シリーズ、試合見てたら、ヤル気ないのはわかったんで。でも、俺の試合だけは、ちゃんとやってくるんじゃないかっていう期待もあったぶん、リング上にいたスーパー・ストロング・マシンにはちょっとガッカリでした。ま、その道でがんばれ、と。俺に残された試合はあと2試合、それを自信を持って、シッカリ闘います」
　　
サイトー「（青色のS・S・マシンのマスクを手に）なんだこれ？なんだこれ？なんだこれ？なんか妙に覚えてる、このマスク……。なんだこれ？この色、なんなんだよ?! いつもいつもこの色だ！なんなんだよ？全然わからない……でもこれがなんか……あ〜痛てぇよ！」