NEW JAPAN SOUL 2011
- 日時
- 2011年7月16日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 北海道・八雲町総合体育館
- 観衆
- 1,000人(満員)
MATCH REPORT
タイガーとタイチの先発で試合が始まるが、例によってタイチはまともに闘おうとせず。さらに、控えのTAKAが背後からタイガーに襲い掛かる。だが、振り切ったタイガーがタイチにローリングソバットをお見舞い、ロープへハンマースルー。しかし、タイチはスライディングで場外へ脱出し、両手を広げて嘲笑。ところが、そこにタイガーがトペスイシーダをお見舞いした。
真壁対TAKAの場面。TAKAがショルダータックルを連発するものの、真壁は微動だにせず。するとTAKAは、サミングで不意打ちするが、真壁がショルダータックルで吹き飛ばした。
その後、真壁とタッチした小島に指名され、鈴木がリングイン。両者は激しいチョップ合戦を繰り広げ、そこから小島がエルボー連打で押し込み、逆水平チョップを乱射。そして、串刺しジャンピングエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶものの、急に立ち上がった鈴木がトーキックを食らわせる。これで小島が場外へ堕ちると、タイチとTAKAがラフプレーでたっぷりといたぶった。
リングに戻ったタイチは、小島の動きを真似して逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」とは“言わず”に、頭を蹴って挑発。さらに、鈴木がトップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで追い討ちをかける。
その後、TAKAが小島を羽交い絞めにして、タイチがロープへ走る。しかし、小島がトーキックで迎え撃ち、DDTでTAKAとタイチに逆襲。ようやく出番となった真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドでTAKAに追撃。さらに、両腕ラリアットでTAKAとタイチを蹴散らす。一方、鈴木と小島は場外で激しい番外戦を繰り広げる。
タイガー対タイチの場面。タイチの風車式バックブリーカーを回避したタイガーが、逆に風車式バックブリーカーを食らわせ、ツームストンパイルドライバー、リバースダブルアームバーで追い討ちをかける。だが、TAKAと鈴木が加勢に入り、タイガーにトレイン攻撃を敢行。さらに、鈴木がスリーパーホールドを極めると、場内が「タイガー」コールに包まれる。
これを小島が救出に入り、タイガーが鈴木を羽交い絞め。そして、小島がロープへ走るものの、タイチが飛び込んで妨害。それでもタイガーは回転十字固めを繰り出すが、返した鈴木が追走式キチンシンクで逆襲。そして、フロントネックロックからゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、3カウントを奪った。
試合後、小島が鈴木に襲い掛かり、ラリアットを放つ。しかし、鈴木がかわして素早く場外へ退避。すると小島は、「テメェ!鈴木、コラ、オイ!! いよいよ明後日だな、コノヤロー! いいか、俺は絶対に勝つぞ! オマエなんかにな、負けてたまるか、バカヤロー、オイ!!」とマイクで絶叫。大きな「小島」コールを受けた。
COMMENT
鈴木「明後日、真駒内アイスアリーナ、氷の中にあいつの頭ブチ込んでやる。パイルドライバーで! 小島聡、いや“小鳥恥(ことりはじ)”の氷漬けの出来上がりだ、コノヤロー!(と言い残して控室へ)」
TAKA「頼もしいなぁ。ボスが“小鳥”さんを倒すなら、俺たち誰とやるんだ?」
タイチ「真鍋さんと、なんとかマスク?」
TAKA「猫?」
タイチ「デストロイヤーか?」
TAKA「デストロイヤー4号とか? ま、今日、軽くマスク獲ったしな、入場の時にな」
タイチ「明日はアイツの番だな。アイツ、マスク取ったら恥ずかしい思いすんだろな」
TAKA「真駒内のボスの試合に勢いをつけるために、俺たちが前座で火つけないとな。相手はキングコングとデストロイヤー4号」
タイチ「タイガーマスクのマスク剥がして、あいつブッ潰してやるから。TAKA、お前はキングコング潰せ、任したぞ!」
TAKA「キングコング退治、今から考えておくからよ。俺はよ、『ドンキーコング』(任天堂のテレビゲーム)は得意だったんだよ。あんま、おもしろくねぇな、まぁいいや」
小島「いい感じだ、スゲーいい感じだ。120%の状態で明後日を迎えられるよ。こないだも言ったとおりだ。オマエがやってきた1年間と、俺のやってきた1年間の勝負だ。いや、違う。お前のプロレスラーとして生きてきた時間と、俺が生きてきた時間の勝負だ。そのぐらいのもんがかかってるんだ、こっちは。絶対負けねぇぞ、オマエだけにはな!!」
※真壁、タイガーはノーコメント