BEST OF THE SUPER Jr.XVIII 〜Bring it on!〜

日時: 2011年5月29日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,950人（超満員）

第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. Ｘ VIII」Bブロック公式戦

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　開幕2連勝のKUSHIDAと2連敗のライガーが対戦。
　序盤、KUSHIDAがライガーの腕に集中攻撃を仕掛けて先制。対するライガーは、ロメロスペシャルから変型カベルナリア。だが、KUSHIDAが再び腕攻撃で逆襲。
　そのまま攻め込まれたライガーだったが、風車式バックブリーカーでやり返す。そして、KUSHIDAを場外に落とすと、コーナー最上段からプランチャをお見舞い。
　それでもKUSHIDAがスワンダイブ攻撃を繰り出すと、ライガーはボディへの掌底で迎撃。しかし、追撃を前転でかわしたKUSHIDAが、ライガーを場外へ追いやり、場外ミッドナイトエクスプレスで追撃。
　リングに戻り、KUSHIDAがスワンダイブ式空中胴締め落とし、その場飛びトルニージョ、ランニングエルボー、その場飛びムーンサルトプレスからのチキンウィングアームロックと畳み掛ける。
　苦しいライガーは、掌底からパワーボムを狙うが、腕の痛みでKUSHIDAを持ち上げることができず。この隙を突き、KUSHIDAが脇固めで再び優位に立つ。
　さらにKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーからバズソーキック。そして、ミッドナイトエクスプレスを敢行するものの、ライガーがかわして自爆させる。
　しかし、KUSHIDAは掌底をかわして後方回転エビ固め。だが、跳ね返したライガーが、カウンターで空中胴締め落としを炸裂させ、リーグ戦初白星をあげた。

COMMENT

ライガー「（腕を押さえて）片目が開いたな？やっとだな？サスケの昨日のドロップキックが、骨にまでじゃないけど、靭帯が伸びちゃった……。でも、今日はギブアップできない。ここで負けたら、3回になる。いくら星の潰しあいといっても、3回はキツイよ。負けらんない。こういうズル賢さが、リーグ戦の先を考えてできるのが俺の強み。今日は、何がなんでもギブアップできなかった。これから3日、休みがあるからね。コレはデカイ！ガッチリ治療に専念して、3日あればなんとかなるさ。これで片目が開いたんで、次は両目を開けて、笑顔にしたいね！」
　
KUSHIDA「あ〜クソ！昨日の飯伏戦、自分なりに考えて、やっぱり原点に帰って、理屈抜きでおもしろいとか、そんなこと俺教わったことないから。飯伏戦は首、今日ライガーさん、昨日の試合で痛めてたから腕。理屈抜きで新日本プロレスの試合観に来てる人は、ちょっと退屈かもしれないっすけど、これは勝つ1番の近道だと教えられてきて、今日はライガーさんにそこを突かれましたね？昨日で手応え掴んだんですけど、この『Super Jr.』闘い抜く上で。まさか、胴締めがくるとは。でも昨日の1勝は本当に大きくて、そういうことを考えられたので。この先はベテランの人が続きますけど、サスケさんと外道さん、TAKAさん。簡単にはいかないかもしんないっすけど、自分の行く道を再確認できましたね。今日は通用しなかったけど、またやりたいっす。勉強させて頂きたいっす。今日は勉強になりました。ありがとうございました！」

　