NEW JAPAN BRAVE 2011
- 日時
- 2011年5月1日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 熊本・熊本市流通情報会館
- 観衆
- 1,500人(超満員札止め)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
デヴィット対ロメロで試合開始。両者が素早いロープワークでお互いの攻撃をかわしていると、田口が飛び込んでロメロをカニばさみで倒す。そして、デヴィットが顔面への低空ドロップキックで追撃。
それを見たリチャーズが突っ込むと、デヴィットと田口は膝と顔面へ低空ドロップキックを連続発射。これでリチャーズも場外へ落ちると、田口がトペフェイントを決め、デヴィットと一緒にセクシーポーズを披露した。
ライガー対ドラダの場面。ドラダが、リープフロッグからセカンドロープに飛び乗り、フライングボディアタック。そして、風車式バックブリーカーで追撃してライガーを場外へ追いやると、リチャーズがジャンピングニーアタックを食らわせる。
これをきっかけにライガーが孤立し、長時間のローンバトルを強いられる。しかしライガーは、リチャーズとロメロを同士討ちさせ、リチャーズに掌底、ロメロに風車式バックブリーカーで逆襲。
ここでApollo 55がリングへ飛び込み、回転エビ固めをすり抜けて低空ドロップキックを同時発射。そして、田口がプランチャでドラダを分断する中、デヴィットがドロップキックでロメロを場外に叩き落とす。
そして、デヴィットはロープへ走るが、リング下からリチャーズが脚を引っ張って妨害。だが、デヴィットは自分を羽交い絞めにするリチャーズへロメロのタックルを誤爆させ、スクールボーイで反撃。しかしロメロは、ドリームキャストをかわしてバックスピンキックでやり返した。
田口対リチャーズの場面。ラ・マヒストラルで先制した田口が、スリーアミーゴを敢行。3回目は逃げられたものの、延髄斬りでリチャーズの動きを止め、改めてブレーンバスターを決めた。
ここでデヴィットとライガーが加勢に入り、田口とデヴィットの踏み台攻撃からライガーが串刺し掌底。さらに田口は、トラースキックから前落としに繋ぎ、どどんを予告。これをリチャーズが前方回転エビ固めで切り返すと、回転を阻止して上から押さえ込む。
劣勢のリチャーズは、突進して来た田口を空中に投げ、ボディにハイキックをお見舞い。そこからトレイン攻撃になり、ドラダの串刺しドロップキック、リチャーズとドラダに抱えられたロメロの串刺しダブルニーが連続で炸裂する。
さらにリチャーズがラリアットからフォールにいくものの、デヴィットとライガーがカット。すると、リチャーズにスローイングされたドラダが、ノータッチトペコンヒーロで分断に出る。
孤立してしまった田口は、リチャーズのパワーボムを回転エビ固めで切り返す。しかしリチャーズは、延髄斬りで田口を黙らせ、最後はロメロとの合体技コントラクトキラーでとどめを刺した。
試合後、リチャーズとロメロがIWGP Jr.タッグベルト、ドラダがCMLL世界ミドル級ベルトを勝手に持ち出し、リングの周りを我が物顔で闊歩。3人で並んでカメラにアピールし、退場して行った。
COMMENT
ドラダ「俺はチャンピオンだ。そしてロッキー・ロメロもチャンピオンだ!」
リチャーズ「2度負けて、悔しい思いはもうしない」
ロメロ「気分は最高だ!」
デヴィット「リチャーズとロメロは、IWGP Jr.タッグタイトルマッチの挑戦者として、みんなに認知されていると思う。今の試合を見ると、みんな『もうApollo 55はベルトを守ることが難しい』と思っていると思う。でも、僕たちはグッドコンディションで(5/3)福岡に向かうよ。その準備、明日のオフ日がラスト。頑張るよ」
田口「(アゴをつまみながら)問題ないよ、明後日、勝てばいいんだ。何の不安もねぇよ。明後日、勝ってやるさ。(自分でアゴをつまんでいることに気付き)アゴつまんでしゃべってたね? 不安があるのかもしれない、もしかしたら。(打ち消すように)不安は何もない!アゴはつままない!」
※ライガーはノーコメント