G1 CLIMAX XX 〜20th Anniversary〜
- 日時
- 2010年8月8日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 愛知・愛知県体育館
- 観衆
- 8500
MATCH REPORT
そして、飯塚と高橋がTAJIRIと永田に奇襲を仕掛け、試合開始のゴングが鳴らされた。
飯塚は場外でTAJIRIにイス攻撃を食らわせ、痛めている膝にさらなるダメージを与える。そして、リングに戻ってからも、徹底した膝攻撃でTAJIRIを追い込んでいく。
永田対高橋の場面。高橋のエルボー連打に対し、永田が張り手。これに怒った高橋がやり返すと、フロントハイキック、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーと畳み掛ける。
その後、高橋がパワースラムで反撃し、替わった飯塚がスリーパーホールド。これを永田がナガタロックII切り返すが、高橋がカットに入る。
そして、飯塚と高橋はトレイン攻撃を狙うが、永田が逆襲して回避。すると高橋がショートレンジラリアットを叩き込み、馬乗り攻撃。
これをレフェリーが止めに入ると、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着し、永田に忍び寄る。だが、TAJIRIがグリーンミストで攻撃を阻止。ところが、これを見たマーティー浅見レフェリーが、ゴングを要請。高橋の反則勝ちという裁定が下された。
試合後、高橋がTAJIRIに襲い掛かると、なんと永田がブルーミストで撃退。そして、TAJIRIは奪ったアイアン・フィンガー・フロム・ヘルで飯塚に地獄突きをお見舞い。
永田とTAJIRIは握手を交わし、そろって敬礼ポーズを決め、ファンの大声援に応えた。
COMMENT
※高橋はノーコメント
永田「(『試合には 敗れましたが、お二人には爽快感が漂ってるかのようですね?』)まともに勝ったところで懲りないですからね。(『TAJIRI選手と歴史的な握手をしまし たが、今後の展開は?』)不思議な縁を感じますよね。気がついたら、アメピグから俺の分身がブルーミストを。いつの間にか俺の目の前に持ってきた。 TAJIRIの領域じゃん」
TAJIRI「(『TAJIRI選手はどうでしょうか?』)惚れましたね、僕は。以上」
永田「一寸先はハプニ ング。なんでもアリ。今日はどうもありがとう(と言ってTAJIRIと握手)。(『高橋選手との因縁については?』)そういうのは関係ないっすよ。闘いっ ぷりを見て、力を付けてるのは分かるし。日体大でとりあえず4年間やってたわけだから。それをベースに新日本の道場で鍛えた基礎体力と底力と凄いのはあ るって分かってる。分かってる上で、上から叩き潰します。行けるもんなら俺の上に行ってみな?」
TAJIRI「いや、しかし、今日の主役は永田さ ん。準主役はビリビリに服を破かれたアナウンサーでしたね。しかし、あの、結局ですね、僕は飯塚に毒霧を吹いたんじゃなく、その向こうにいた矢野通に毒霧 を吹いてるわけです。この(膝の)お返しは必ずします。飯塚はどうでもいい。その向こうにいる矢野を誘き出すために、ああいうことを起こしたんです。矢野 を見ている」