Circuit2010 NEW JAPAN ISM
- 日時
- 2010年1月29日(金) 開場 開始
- 会場
- 福島・白河市中央体育館
- 観衆
- 1000
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
リングへ戻った中西は、試合権利のあるアンダーソンには目もくれず、控えの中邑を攻撃。その上でアンダーソンを蹴散らし、自軍コーナーへ戻った。
裕次郎対バーナードの場面になると、バーナードがパワー殺法で裕次郎を圧倒。しかし、ここで内藤がリングへ入り、バーナードの注意をそらす。すると、裕次郎が背後から近づいてスクールボーイ。踏ん張って耐えるバーナードに内藤がドロップキックを浴びせ、その勢いで裕次郎が丸め込むものの、カウントは2。
優勢の裕次郎だったが、負傷している左腕を攻め込まれて失速。中邑組に捕まってローンバトルを強いられる展開となる。
ピンチの続いた裕次郎は、ラリアットで中邑をなぎ倒して中西にタッチ。中西は、中邑に逆水平チョップ連打、串刺しラリアット、ブレーンバスタースラム。これに対し中邑はキック連射で反撃。しかし、蹴り脚をキャッチした中西がドラゴンスクリューで逆襲。そして、野人ダンスからのラリアットで追撃し、アルゼンチンバックブリーカーを極める。これをなんとか脱出した中邑がフロントハイキックを繰り出すと、中西は首を掴んでのショートレンジラリアットでお返し。だが、中邑も浴びせ蹴りですぐにやり返す。
ここで中邑のタッチを受けてアンダーソンがリングイン。しかし、中西はアンダーソンを一蹴し、乱入して来たバーナードをアルゼンチンバックブリーカー担ぎあげた。
内藤対アンダーソンの場面。バーナードとアンダーソンを同士討ちにした内藤が、裕次郎を踏み台にしてバーナードへ串刺しドロップキック。それを見たアンダーソンが突っ込んで行くものの、寸前でかわされてまたもや同士討ちとなる。
続いて内藤と裕次郎は、アンダーソンに合体ネックブリーカーを敢行。次なる攻撃を狙うが、リング下の中邑が裕次郎の足を引っ張って妨害。今度はバーナードとアンダーソンがマジックキラーを狙うものの、裕次郎のカットが間に合う。
それでもアンダーソンは、コーナー最上段から飛び込んで来た内藤を受け止め、スパインバスター。さらにガンスタンからフォールに行くものの、裕次郎が服部レフェリーを場外に引きずり出してカウントを妨害。このどさくさに紛れ、内藤がIWGPタッグベルトでアンダーソンを殴打。そして、NO LIMITの合体技リミットレスエクスプロージョンがアンダーソンに炸裂し、内藤が3カウントを奪取した。
試合後、中西が中邑に襲い掛かって番外戦が勃発。セコンドに制止された中西は、怒りの表情で引き上げて行った。
COMMENT
裕次郎「2対2でも3対3でも同じ。どのタッグチームが一番インパクトを残したか? 例え今日は3対3でも、俺達は2対3でやってるつもりだから。今日、どのチームがこの会場で一番インパクトのあるチームか? 一番強いチームか? NO LIMITだ」
内藤「いいか、大きさは関係ねぇんだよ。バーナード、ただデカイだけだろ。もっと頭を使ってくれよ。俺らには、その頭があるんだよ」
中邑「(2/14両国でのIWGPヘビー)タイトルマッチへの闘いは、もう始まってるってか。言っとくぞ、中西。オイ、1回勝ったくらいでいい気になるな。何せ、タイトルマッチはまだ終わってねぇから」
※バーナード、アンダーソンはノーコメント