フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月10日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 神奈川・横浜文化体育館
観衆: 3800

第7試合 30分1本勝負
G1　CLIMAX　Bブロック公式戦

杉浦貴
中西学

境界線

(1勝2敗1分=3点)
(1勝2敗=2点)

14分22秒　オリンピック予選スラム→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

試合開始早々、中西がショルダータックルで杉浦を場外へ追いやる。そこから手四つの力比べとなり、中西が杉浦をコーナーに押し込む。
　続いてエルボーの打ち合いが開始され、杉浦がトーキック、串刺しフロントハイキック。さらに、フロントスープレックスを狙うが、中西は逆に投げ返し、逆水平＆袈裟切りチョップ連打。
　杉浦はブレーンバスターを狙う中西を逆に投げ、串刺しフロントハイキック2連発。さらに中年'sリフトで中西をマットに叩きつける。
　対する中西は、サイドバスター、逆水平＆袈裟切りチョップ連打で反撃。串刺しラリアット2連発、ブレーンバスタースラムと畳み掛ける。
　続いて中西はアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、杉浦はアンクルホールドで切り返す。しかし、中西は立ち上がり、ショートレンジラリアット。
　中西の攻撃は続き、一本足ハンマー、雪崩式ブレーンバスター、ミサイルキック。続いてのアルゼンチンバックブリーカーは不発に終わるものの、ジャーマンスープレックスホイップで杉浦をマットに突き刺す。
　だが、杉浦はショートレンジラリアットをかわし、中西にジャーマンスープレックスホイップをお返しした。
　打撃の打ち合いを挟み、中西が急角度ジャーマンスープレックスホイップ、ショートレンジラリアットからフォールにいくが、カウントは2。
　これに対し杉浦は、中西のラリアットをかわしてドラゴンスープレックスホールド。続いてのドラゴンスープレックスは阻止されるものの、ジャーマンスープレックスに切り替えて、中西の頭をコーナーに激突させる。
　さらに杉浦は、ローリングソバットからオリンピック予選スラム。対する中西は野人ハンマーからアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、うまく回避した杉浦がオリンピック予選スラム。これで中西を仕留めてリーグ戦初勝利を収め、勝ち点を3に伸ばした。

COMMENT

杉浦「4試合やって、やっと（1勝目）だよ。（『厳しい状況だが、残りは全部勝つつもりで？』）それしかないでしょ。最初からそのつもりでやっているけど、4試合目でやっと1勝だからね。（『右膝の状況は？』）いいわけはしない、別に。関係無い、動けるから。(中西は)凄く分厚い壁みたい。でも、やりがいがありますよね。思いっきりぶつかれるから。もう負けれないから、勝つしかないし。両国の最終日には、必ず行くつもりでいるから。やれるところを見せないと、予選落ちじゃカッコ悪いでしょ。まぁ、4試合やって色々と内容も振り返っているんだけど、やっぱり上手くいかなかったのもあるし、お客さんの雰囲気もある。一概に今日が良かったとも言えないし、内容については全部が終わってから、色々と振り返る事があると思う。結果を出さないと、内容が良くても（8/16）両国（の決勝トーナメント）にたどり着かなかったら（意味がない）。お客さんは内容なんか毎試合見てるわけじゃないし。とりあえず、最終日の両国に行かないと。(『焦りはあったか？』）広島の前日まで入院していて、その時点で焦りまくりだったから。まぁ、動けている方だと思うよ。10日間何もしないで、急に広島で試合をしたから。その割には動けたんじゃないかなと思う。次の1勝も大きいし、両国までずっと勝っていかなきゃいけないですから。(『明日は飯塚との公式戦だが？』)まぁ、反則勝ちでも2点でしょ。でも、そんなので終わらせたくないから。やっぱり自分のスタイルを貫いて闘いたいので。まぁ、レフェリーに言っておきたいよ。多少の反則でもすぐに止めるなと。反則勝ちじゃ嬉しくないから。お客さんもそれを望んでいるでしょうし」

中西「アァー！」