NEW JAPAN LIVE 2DAYS 〜2NIGHT'S THE NIGHT〜
- 日時
- 2009年7月22日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 北海道・旭川地場産業振興センター
- 観衆
- 1300
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
中西対バーナードの場面。両者が手四つの力比べを開始すると、両者に向けたコールで場内が大きく沸く。その後、バーナードのブレーンバスターを中西が逆に投げるが、バーナードもすぐにボディスラムで応戦した。
棚橋対アンダーソンの場面。棚橋が、連続アームドラッグからアンダーソンの腕を取って絞る。そして、顔面攻撃をものともせず、すぐにドラゴンスクリューで反撃。
勢いづいた棚橋は、赤コーナーに控えるバーナードとビーナスにボディアタックを見舞うが、受け止められてしまう。すると、すかさずアンダーソンがその背中にドロップキック。これで急停止した棚橋は、外国人トリオの標的にされ、長時間のローンバトルを強いられる。
劣勢の続いた棚橋だったが、バーナードのバーナードライバーを回避し、延髄斬りで脱出。スイッチした中西は、逆水平チョップ連打、串刺しラリアット2連 発、ランニングエルボーとラッシュ。しかし、ここでビーナスがバーナードに加勢してリングイン。だが、今度は大森もリングに入り、中西を援護。バーナード とビーナスを、リング中央で鉢合わせさせる。
さらに、中西がバーナードにアルゼンチンバックブリーカー、大森がビーナスにコブラツイストを極め ると、棚橋もアンダーソンにドラゴンスリーパー。そして、中西と大森はバーナードにワシントン条約。続いて大森は、ビーナスもアックスボンバーで蹴散らす が、バーナードがネックハンギングボムで中西に逆襲する。
棚橋対アンダーソンとなり、棚橋がエルボー&太陽ブロー連打、フライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ダイビングサンセットフリップと波状攻撃。
しかし、ここでバーナードとビーナスが乱入し、形勢逆転。棚橋は、ビーナスの河津落とし、バーナードのランニングボディプレス、アンダーソンのセントーンを立て続けに浴びてピンチに陥る。
さらにバーナードとビーナスが、コーナーの棚橋めがけてアンダーソンをスローイング。だが、棚橋が回避したため、アンダーソンは急所をコーナーに痛打。こ れを見たバーナードとビーナスが同時にロープへ走ると、リング下の中西がバーナードの足を掴んで妨害。棚橋はビーナスにスリングブレイド。
そして棚橋は、アンダーソンのガン・スタンを阻止し、スリングブレイド。最後はハイフライフローから3カウントを奪取した。
試合後、棚橋は「旭川、ありがとう! 去年は俺、ケガでこの旭川大会に出られなかったんですよ。それが、チャンピオンになって、帰って来たぜー! 今日、いっぱい“愛”のプラカードを掲げてくれた人、ありがとな。またチャンピオンとして、必ずここに帰って来ます」とマイクアピール。そして、「旭川の 皆さん、愛してま〜す!」と絶叫してファンの声援に応えた。
COMMENT
大 森「オイ、棚橋! よく聞け。今日は、たまたま同じチームで味方だったかもしれねぇけど、今日はお前に花を譲っただけだよ。G1のリーグ戦、おもしれぇ。この間の (4/22)大阪のケリをつけてやるよ。オイ、G1のリーグ戦だけど、(IWGPヘビーの)ベルト懸けるぐらいの気持ちでやれよ。俺も本気で勝ちにいく覚 悟でやるからよ。待っとけオラ!」
棚橋「タイトルマッチが終わって、次のスタートを切ってるよね、全選手が。今日のパートナー(大森)は、同じブ ロックだったし。まぁ今日も捕まって軽量チャンピオンのダメなところが出たけどさ、そういうのを克服した方がカッコいいじゃん。よしっ。G1に向けて、気 合は十分ッス。(TAJIRIのG1参戦決定について)分かんねぇ。メジャーリーガーとしてのTAJIRIしか見てないからさ。まぁ棚橋戦まで辿り着けた ら、俺がゆっくり料理してやるよ(と言って投げキッス)」
※バーナード、ビーナス、アンダーソンはノーコメント