Circuit2009 NEW JAPAN CUP 〜Soul on the Ring〜
- 日時
- 2009年3月20日(金) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館
- 観衆
- 1100
-
第6試合 30分1本勝負
NEW JAPAN CUP スペシャル6人タッグマッチ Soul of TAKAMATSUレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
中西とアンダーソンの場面になると、中西は一本足ハンマー、ブレーンバスター。そして、棚橋との合体ショルダータックルを浴びせる。
棚橋とビーナスの場面になると、バーナードが「ビーナス」コールを煽る。しかし、観客は大「棚橋」コール。ビーナスは「ウルサイ!」と不機嫌そうな表情を浮かべた。その後、棚橋はカニばさみ、連続アームドラッグからビーナスの腕をアームロックで長時間絞る。
悶絶して声を上げたビーナスだったが、棚橋をコーナーへ思いっきりハンマースルーしてお返し。あまりの勢いに棚橋は転倒してしまう。
ここからG・B・Hは棚橋を集中攻撃。バーナードは、棚橋の背中にエルボーを入れて高笑いし、ショルダータックル。そして、ビーナスは、バーナードとの合体ブレーンバスター、ワンハンドバックブリーカー、ネックブリーカーでジワジワと攻める。
その後も、バーナードのベアハグや、ビーナスとアンダーソンの連携で繰り出された“反則”コブラツイストなどで捕らえられ、棚橋は苦しい場面が続いた。しかし、ビーナスにフライングフォーアームをお見舞いして反撃成功。中西とタッチする。
勢いよくリングインした中西は、ビーナスに逆水平チョップ連打、串刺しラリアット2連打、ブレーンバスタースラム、ジャンピングニーリフト。得意の野人殺 法を爆発させ、アルゼンチンバックブリーカーで長身のビーナスを抱え上げる。すると、カットに入ったアンダーソンが、中西にゼロ戦キックを見舞う。
ビーナスは、このアンダーソンのアシストからラリアットを繰り出すが、中西も水車落としですぐに応戦。この直後、ともに自軍コーナーへ戻り、リング上は吉 江とバーナードの攻防に。吉江は、ラリアット合戦を経て、裏拳、串刺しボディアタックでバーナードを圧倒。そして、ジャンピングボディプレスでバーナード を押さえ込むが、3カウントならず。
吉江に勝負を託され、再び試合権利を得た棚橋は、バーナードの串刺しボディアタックをビーナスに誤爆させ、バーナードにスリングブレイド。その直後、替わって入ったアンダーソンのスピニングスパインバスターを食らってしまうが、カウント2でキックアウト。
吉江とバーナード、中西とビーナスが場外乱闘を展開する中、棚橋はアンダーソンの串刺し攻撃を回避。これでコーナーで股間を打って自爆したアンダーソンをスリングブレイドからのハイフライフローで沈めた。
試合後、棚橋がリングを降りようとすると、マイクを手にした中西は「皆さん、僕は長いこと喋りません。棚橋の締めの最高の言葉、聞きたいですよね? チャンピオン、出番だぜ!」と、棚橋にマイクを渡す。
中西から大会の締めを託された棚橋は、「先輩、ありがとうございます。改めて自己紹介します。第50代IWGPヘビー級チャンピオン、そして“100年に 1人のモテ男”、棚橋です。何が嬉しいって、チャンピオンとして高松に戻ってこられたのが嬉しいです! プロレス界を変えてやる! 俺に任せておけ。先輩がいい形でバトン(マイク)を渡してくれたので一言、言いたいと思います……喋りにくいな(笑)。言わなくていいかな?(観客の 『えー』という残念そうな声と、大『棚橋』コールを聞いて)ありがとう! それではいきます。高松の皆さん、愛してま〜す!」と、得意の決め台詞で高松大会を締めくくった。
COMMENT
吉 江「(3/22)尼崎までもう明日1日しかないけど、楽しんで、楽しんで、楽しみ抜きますよ。いいね、バーナード! でも、本番(NEW JAPAN CUP2回戦での一騎打ち)の楽しみは取っておいて、全部は出しませんよ。準決勝、決勝、優勝。いい結果を楽しみたいと思います!(と言い残して去る)」
棚橋「ああ、腰がいてぇ。腰、狙われたな。これが、故意か? 偶然か? (3/22)尼崎、IWGPガールズ、ついに決定した! 美女4人、引き連れて入場するぜ! ついに、俺の頑張りが認められたな、平澤!(とセコンドの平澤に振る)」
平澤「ハイ。それ、ホントですか?」
棚橋「よし! IWGPガールズ、つけてもらうのに恥ずかしくない試合を……。俺の! テストステロン(男性ホルモンの一種)は最高潮だぜ」
ビーナス「タナハシ!! 今日はラッキーだっただけだ! 次は必ず勝ってやる! 覚えておけ!!」
※バーナード、アンダーソンはノーコメント