ONLY ONE NIGHT 〜AREA-K〜

日時: 2008年12月20日(土) 18:00開場　18:30開始
会場: 埼玉・桂スタジオ（越谷）
観衆: 1100

第2試合 20分1本勝負

田口隆祐
吉橋伸雄

金本浩二
稔

境界線

13分36秒　腕ひしぎ逆十字固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

開始早々、吉橋は金本に果敢に挑み、一度は押し込むものの、金本のハイキックを浴びてダウン。ここから田口、金本の猛攻に捕まる展開を強いられる。金本はキッチリと倍返しし、出てきた稔には合体ドロップキックを見舞う。
　動きの止まった吉橋に、田口がブレーンバスター、金本がニーリフト連打、ハイキック連打、サッカーボールキック。田口もニーリフト連打、ドロップキックで続く。稔の「返せ！」という檄が何度も飛ぶ中、金本は吉橋を容赦無く蹴り倒す。そして、顔面への飛び膝蹴りから顔面ウォッシュ。
　吉橋は金本のムーンサルトプレスをかわすも、金本は逆さ回し蹴りで逆襲。だが、吉橋は追撃のローリングセントーンを避けて、ドロップキックをヒットさせて稔のもとへ。
　稔は控えの田口に低空ドロップキック、金本にはロープワークからドロップキック。そして、蹴り脚を取らせての裏膝十字固め。田口がカットすると、稔は金本にローキック連打。すると、キャッチした金本はドラゴンスクリュー。そしてフロントスープレックスからアンクルホールドで捕獲。稔が巧みに切り返して腕ひしぎ逆十字固めに持ち込むと、金本はさらに切り返して再度アンクルホールドへ。ここは吉橋のカットが間に合うと、金本は吉橋に逆さ回し蹴り。
　稔はスイッチした田口のミサイルキックをかわすと、田口は回転エビ固めからの低空ドロップキック。だが、稔もコーナー上の田口を捕えて雪崩式ブレーンバスターで反撃。
　タッチを受けた吉橋は、ヘッドハンターからエルボー連打で田口を押し込む。そして、串刺しジャンピングエルボーアタック、ランニングエルボーから田口をフォール。これをカウント2で凌いだ田口にドロップキックを見舞い、ハーフハッチスープレックスホールド。金本がカットすると、田口はアームホイップ、連続ブレーンバスターからの前落とし。
　金本と稔がやり合う中、田口は吉橋にソバット→フィッシャーマンズスープレックス→腕ひしぎ逆十字固め。体を起こして田口を上から強引に押さえ込んだ吉橋だったが、田口はキックアウトと同時に再度腕ひしぎ逆十字固めへ。これで吉橋をギブアップさせ、田口、金本が勝利した。

COMMENT

田口「効いた。吉橋が成長しているんでビックリしました。最後、腕ひしぎ（逆十字固め）もね、極まるところだったんですけど、粘って起きてカウント（3）を取りに来た。吉橋、ちょっと油断していた。吉橋の成長に驚きました。素晴らしいです。僕自身は、（2009/1 /4東京）ドームに向けてコンディションを整えていくだけです」
金本「（田口に対して）ありがとう。俺は、12月27日（武勇伝後楽園大会）のジュニ☆スタ復活と、トンガリコーンズ復活か（2009/1/1 ZERO1後楽園大会）。吉橋はエエ突っかかり方してたけど、まだまだ。オイ、言うとくぞ。俺にケンカ売ったら、どうなるか分かってんな？吉橋でも岡田でも、若い奴らは来るなら来いって。田口、タイガー、稔、みんな来てもエエわ。俺は毎日、人殺しの練習をしとるからな。いざという時、俺を殺してみろってお前ら。その代わり、タダで済まさんからな。27日と1日、楽しみにしとけって。コンプリート・プレイヤーズ？田中（将斗）と邪外、問題無い。来るなら来い。オイ、田中。（12/6）名古屋と同じでビビってたら承知せんぞ。お前が『永田、永田』言う資格はないんじゃ。ドームで永田とやるんか、アイツは。ふざけんな。その前にルール無しでエエから俺とやらせろ」

吉橋「次は金本浩二。1対1でやらせろよ。絶対ぶっ倒してやる」
稔「俺と吉橋、今日初めてのタッグで、RISEと本隊だし、年齢もキャリアも全然違う。アイツとの接点、あんまり無いんですけど、実はアイツとはあるところで接点があったんですよ。今日初めて明かす話なんですけど。実は俺ら……（と、吉橋との関係を明かさず、控え室へ戻った）」