Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2008年9月13日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 神奈川・相模原市立総合体育館
- 観衆
- 1150
-
第5試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
さらに蝶野は、コブラツイスト、STFで井上を苦しめていく。だが、井上は飛びつき回転エビ固めでなんとか反撃し、金本に勝負を託す。
金本は、串刺しの飛び膝蹴り、顔面ウォッシュ、ローリングセントーンで蝶野を攻撃。蝶野がケンカキックで応戦してくると、その蹴り足を捕獲してアンクルホールドでギブアップを迫る。
終盤に入ると、井上とライガーの攻防に。井上は、ライガーにダブルアーム式のフェースバスターを決める。しかし、ライガーも井上のミサイルキックを掌底で 迎撃し、雪崩式ブレーンバスターで反撃開始。そして、蝶野のシャイニングケンカキックから垂直落下式ブレーンバスターで井上をカバーするが、これは金本に カットされる。
金本の援護を受けた井上は、カウンターのスピアーでライガーに反撃。そして、金本とのトレイン攻撃、金本のキックのラッシュから ランニングニーリフトでライガーをカバーする。これはライガーにカウント2で返されるが、すぐさまオラシオンフレイムを炸裂させ、一気に勝負を決めた。
COMMENT
金本「純粋に俺と井上、 蝶野、ライガーと過去何度もめぐり合ってきたカード。今はNO LIMIT、平澤、石狩といますけど、昔を思い出すっていうか。気分がやっぱり乗りますよね。若い奴は若い奴で頑張ってるけど、俺らが若い頃追い求めてた 試合っていう感じがするんで、やってて楽しいですね。でも途中、井上が危なかったんでやられるかなって思ったけど、諦めたくなかったし、必死で立て直そ う、立て直そう、挽回しようって。やっぱりやってて懐かしいっていうか、楽しかった」
井上「途中、蝶野、ライガーっていうチームに攻め込まれたけど、是非金本さんに聞きたいんですが、Jr.の時の井上亘と変わっていないですか?」
金 本「いや、変わってないことないけど、ライガーから獲ったり、G1(CLIMAX 2008)で中西から獲ったり、バーナードはリングアウト(勝ち)か。でもまだ試合中に、ヘビー級に変わったからいう事で、焦ってる部分というか、俺がこ こで力を燃焼するねんという部分が見え見えなので。もうちょっと落ち着いて力で押し込む。あんまりJr.の時みたいに動かんでいいと思うし。ホントに変 わった。見れば分かるじゃないですか、体。ここでもう1つちょっと心配な事があるから、それだけかな。凄くなったよ、ホンマに。俺、いま井上とやったら敵 う訳が無い。それは認めます。100パーセントパーフェクトじゃない、俺から言わせたら80パー(セント)。俺はあともう一踏ん張り欲しいな。試合にして もグラウンドにしても立ち技にしても、暑いから汗をかきますよね。ロープについて滑りますよね、そこまで考えて俺は試合をやってますから。それは、しっか りロープを掴んで、滑る事も考慮して試合を。あと、井上は最初のグラウンドとプロレスを分けて考えるタイプやと思うんですよね。マジメすぎてこれはこれ と。それを上手い事ミックスさせれば、凄くいい選手になると思うし。見てて楽しいですよね、そうなると思います。それだけです」
井上「色々と言われましたけど、まだ金本さんからG1タッグ(リーグのパートナー)の正式な返答を聞いていません。ならば今、言われた以上の事を、今シリーズ自分が試合で、リング上で見せるだけです。以上です」
金本「その時はしっかり組みますよ。井上がそれをクリアしてくれたら、俺はパートナーとして絶対に優勝を狙えるから」
蝶 野「(10/2PREMIUM後楽園大会の全対戦カードが決定した事について)新日本の中で当分組まれないであろうカードだし、やっぱり新日本の選手たち のクオリティの高さというものを確認したい、見たい。まぁ、査定というよりは逆にテーマを与えている状態だけど、DRADITIONとか、ああいう形でど んどん自分たちの所に取り込んでいってもらう。そういう1つのきっかけになればいいと思っているから。(初参戦の棚橋と金本について)やっぱり、今の柱の 1本だからね。彼らは色々な闘いが出来るだろうし、(棚橋は)8月に復帰して、金本も9月に復帰してと。彼らも1つ大きい踏み台があればもっと加速する し、そういう機会になればいいと思う。多少ルールの戸惑いが出るかも知れないけど、そこは気にする必要は無い」
※ライガーは頭を押さえながら「クソッ!」と吐き捨てて控え室へ