メインイベント終了後、オカダたちは退場していくが、海野は場外で内藤とやり合う。
　
　すると、セコンドとしてこの一戦を見守っていたBUSHIが、いきなりリング上からトペスイシーダを敢行。これをまともに食らった海野はダウンしてしまう。
　
　たちまち場内は大「BUSHI」コールに包まれ、鷹木はヤングライオンに海野の排除を命令。これでLOS INGOBERNABLES de JAPONは勝ち名乗りを受けるが、なんと内藤が海野レフェリーの顔面をかきむしり、低空ドロップキックを見舞ってKO！
　
　そして、内藤が片エビ固めで押さえ込むと、BUSHIがマットを叩き、観客が3カウントを大合唱。場内が異様な盛り上がりとなる中、BUSHIが内藤の手を掲げた。
　
　当然、海野は激怒し、パイプイスを持ってリングへ雪崩れ込もうとする。だが、大岩が必死になって制止し、それ以上の混乱は防がれた。
　
　ここで鷹木がマイクを握り、マイクアピールを開始。
　
鷹木「ちょっと待って…！ ちょっと待って…。内藤！ ちょっとやりすぎじゃねぇか、オイ!?（※場内爆笑） お前がやるのは親父じゃなくて息子だぞ!?（※場内笑） 今週の土曜日、もし海野レフェリーが（試合を）捌いたらなら、けっこう不利になるんじゃないか!? （※客席から笑いが起きる中、内藤の反応を確認し）大丈夫!? あ！ 特別レフェリー（BUSHI）がいるし!?（※場内笑） まあまあまあ、そんな話は置・い・と・い・て・だ！ …あらためまして、青森に…きたきたきたーっ!!（※大歓声＆大拍手） いいねぇ～！ もう1度言おうか!? きたきたきたーっ!!（※大歓声＆大拍手） 最高だよ、最高。今日のメインイベントも！ 俺が勝ちました（※大歓声＆大拍手） 実を言うと、一昨日の盛岡も、メインイベントで勝利した。そして昨日の秋田も！ メインイベントで勝利した（※場内笑）。そして、今日の青森も、俺が大勝利だ（※大歓声＆大拍手）。控えめに言っても、鷹木信悟、絶好調すぎるだろ？（※大歓声＆大拍手） だが大事なのは、来週土曜日の（2.11）大阪だ。オカダとのIWGP世界ヘビー級タイトルマッチだ。こんなに東北で、盛岡も秋田も青森も、たくさんの声援をいただいたんだ！ この声援をパワーに！ しっかり力をいただいて、IWGP世界ヘビー級王座を奪還して、2冠王として、またこの青森に帰って来ます（※大歓声＆大拍手） ということで！ 俺の、言いたいことは、以上なんだけどよぉ～（※場内驚き）。昨日も一昨日も“声出しOK”で毎回俺が締めてもな～（※場内期待の声＆大拍手）。ちょっとは空気を読まないとヤバいだろ？ さすがに3日連続は空気読むよ、オイ。なあ、オイ!?（※大拍手） まあ、俺はいまKOPWのベルトを持っているが、もう1人！ ベルト持ってるヤツいるだろ!?（※場内驚き） 日曜日（2.5）にタイトルマッチがあるIWGP Jr.王者ヒロムちゃんの声も聞きたくないか、お前ら!?（※大歓声＆大拍手＆『ヒロム』コール）よーし、ヒロムちゃん！ あとは任した（※大歓声＆大拍手）」
　
　ここでヒロムが鷹木からマイクを受け取り、話し始める。
　
ヒロム「（※静かな口調で）そんな声で、俺がしゃべると思う!?（※大歓声） 足りなくない!?（※大歓声＆大『ヒロム』コール）みんな!! こんばんは～～～!!（※大歓声＆大拍手） 今日もさ、8人タッグ。急きょ、8人タッグだよ。足りないよね!? BUSHIさんが足りないよね!? そして、俺の対戦相手であるYOHーー!! お前が足りねぇんだーー!!（※大拍手） YOH、俺はな、お前の気持ちがわかるよ。欠場したくなくても、欠場してしまう人間の気持ち。俺は“欠場のプロ”だからな。俺が誰よりもお前の気持ち、よくわかってんだ!!（※大拍手） だから待ってるぞ。札幌でお前のこと待ってるぞ。この（IWGP Jr.）ベルトを懸けて俺と思いきりやろうぜ。YOH、俺は、お前のこと、待ってるからな！（※大歓声＆大拍手） YOH、わかってるよな!? そのときまで、お前のことを…（※以下、ヒロムの叫びに続いてファンが大合唱）もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっと！ もっとーーっ！ ……楽しませてもらえるのは…内藤さん（※大歓声＆大拍手＆『内藤』コール）」
　
　そして、ヒロムが「内藤さん、青森のみんなはあなたの声が聞きたいんだー！」と叫び、マイクをリレーされた内藤が締めに入る。
　
内藤「（※大『内藤』コール＆大歓声）ブエナスノ～チェ～～ス、ヒロサキーーーーー！（※大歓声） 俺が、こうしてマイクを最後に握っているということは、皆様、大合唱の準備は、よろしいでしょうか？（※大歓声＆大拍手） 新日本プロレス青森県武道館大会、最後の締めはもちろん！ （※以下、内藤に合わせてファンが大合唱）BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木、ティタン、イ・内藤。ノスオトロス！ ロス！ インゴベルルルルルルナ～ブレ～～～～ス！ デ!! ハ!! ポン!!（※大歓声＆大拍手＆『内藤』コール）」
　
　ここで場内に「STARDUST」が鳴り響き、5人はリング中央でポーズを決める。そして最後は、拳を合わせて退場した。