弘前市の青森県武道館で開催される『Road to THE NEW BEGINNING』弘前大会。いよいよ3日後に開催される2月4日(土)札幌大会の最終前哨戦を主体としたカード編成となり、2月5日(日)札幌と2月11日(土)大阪の前哨戦も行われる。
大会開始前、阿部誠リングアナウンサーがリングへ登場。昨日に続いてYOHが発熱症状のために欠場し、対戦カードが一部変更になることをファンに告げた。
そこから始まった第1試合は、ヤングライオンの大岩がUNITED EMPIREのヘナーレに挑むシングルマッチ。
まずはヘナーレがヘッドロックからショルダータックルを繰り出すが、大岩が受け止める。そして、自らタックルを連発するも、ヘナーレがカウンタータックルでなぎ倒す。
それでも大岩はカウンタータックルで挽回し、エルボー連打からロープへ走る。だが、ヘナーレがカウンターミドルキックで迎撃。
それでも大岩は反撃に出るが、ヘナーレが強烈なローキックを浴びせて黙らせる。そして、ハンマーブロー連打、フライングメイヤー、ローキック、セントーン、スリーパーホールドなどで一気に攻め込む。
だが、大岩は串刺しジャンピングニーアタックをかわし、ヘナーレをニュートラルコーナーへ激突させる。そして、カウンタードロップキックとショートレンジドロップキックで逆転に成功。
さらに大岩は、エルボー連打、ストンピング連打、串刺しバックエルボー、串刺しドロップキック、アームホイップと一気にラッシュ。
次に大岩は俵返しの体勢に入るが、ヘナーレが抵抗してヘッドバットを浴びせる。しかし、大岩がミドルキックをキャッチし、逆エビ固めで捕獲。
これを逃れたヘナーレは、大岩のハンマースルーを切り返し、今度こそ串刺しジャンピングニーアタックをお見舞い。そして、サモアンドロップで追い討ちをかけると、大岩は丸め込みで奇襲し、ショートレンジドロップキックへ繋ぐ。だが、最後はヘナーレがカウンターでバーカーサーボムを炸裂させ、3カウントを奪った。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2023年2月1日(水) 17:30開場 19:00開始
- 会場
- 青森・青森県武道館
- 観衆
- 1,216人
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
ヘナーレ「オーイワ、いい感じで1対1で闘えた。お前相手にやりたい放題できたぜ。スピンキックをうまくかわしてくれたな。ケツを蹴飛ばしてくれたおかげで怒りに火がついたよ。俺を怒らせてくれてありがとう。さて、いよいよオーストラリアでの『NEW JAPAN TAMASHII』だ。オーストラリアではスピンキックをしっかりと決めてやるぜ、へへへ。ケイブマンとの闘いは楽しみだ。どれほどのヤツか、ドンと受け止めてやる。明日、俺はシドニーに飛ぶ。そして、もうひとつ、カール・フレッチャーと組んで兄弟分(バッドラック・ファレ)との激突だ。そのあとがケイブマンだったな。2試合とも暴れまくってボロボロにしてやる、それが俺の闘い方だ」
大岩「クソッ……アーロン・ヘナーレ、おとといといっしょで、今日も第1試合でアーロン・ヘナーレとシングルマッチ。おととい負けてから、いろいろ考えて今日のリングに上がったけど、まだまだあいつのカベは高い。このシリーズ、藤田がTMDK入って、あいつだけが目立ってるかもしんないけど、俺だって……俺だって……自分なりに、自分のやり方で、必ず先輩を超えてみせる」