2.4札幌の「スペシャルシングルマッチ」を3日後に控え、オスプレイとタイチが最終前哨戦で激突。そして、IWGP Jr.タッグ王者組のTJP&アキラと挑戦者組の金丸&DOUKIにとっても、これが最後の前哨マッチとなる。
試合開始前、TAKAがマイクアピールを敢行し、「新日本プロレスにあるすべてのベルトを総獲りする」と宣言。
そこからTJP対金丸で試合が始まり、ヘッドシザースで捕らえられたTJPが倒立で脱出。そして、捻りを加えたローリングセントーンで金丸を押し潰した。
しかし、金丸&DOUKIが連携攻撃で逆襲し、TJPとアキラを分断。さらに、金丸がショルダースルーで投げ飛ばし、TAKAが串刺しジャンピングニーアタックを見舞う。
そのままアキラは孤立してしまうが、TJPのアシストでDOUKIに串刺しドロップキックを食わらせる。そして、TJPとの連携攻撃でDOUKIに追い討ちし、赤コーナーへ連れ込む。
今度はDOUKIのローンバトルとなり、オスプレイがスピニングバックブリーカーで叩きつける。そして、TJPが顔面ウォッシュから鎌固めを繰り出し、さらにDOUKIを痛めつける。
DOUKIのピンチは続き、オーカーンがモンゴリアンチョップ連打、玉座、バックドロップ。しかし、オーカーンの脚に低空ドロップキックを見舞うと、金丸のアシストを受け、DDTで逆転した。
オスプレイ対タイチとなり、タイチがローリングソバット、串刺しラリアット。そして、TJPとアキラをリング内から追い出し、バックスピンキックでオスプレイに追撃する。
だが、オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで逆転し、オーカーンのアシストからスワンダイブエルボーへ繋ぐ。
すると、タイチはオーカーンをニュートラルコーナーへ激突させ、ジャンピングハイキックで黙らせる。その直後、オスプレイがサマーソルトキック→シャイニング延髄斬りの連続技を見せるが、タイチがアックスボンバーで報復した。
オスプレイ対TAKAとなり、トレイン攻撃からTAKA&DOUKIがトラースキック&ジャンピングハイキックの同時攻撃。そして、TAKAがジャストフェースロックで勝負をかけるも、オーカーンが妨害する。
その後、オスプレイがヒドゥンブレードの発射体勢に入るが、タイチがカットして浴びせ蹴りを見舞う。そして、すぐさまTAKAが丸め込むが、カウントは2。
さらにTAKAは低空ランニングニーアタックからフォールにいくが、オスプレイがクリアし、オーカーンが地獄突き、TJP&アキラがダブルトラースキックをお見舞い。最後はオスプレイがファルコンアローからヒドゥンブレードを炸裂させ、TAKAから3カウントを奪った。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2023年2月1日(水) 17:30開場 19:00開始
- 会場
- 青森・青森県武道館
- 観衆
- 1,216人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
COMMENT
オスプレイ「はぁ……何回やっても同じだなぁ……。何か言うことあるか?」
TJP「毎回毎回……」
オスプレイ「俺はもうないぜ。TAKAがやられておしまい。なんの代わり映えもしない。最初はJust 4 Guysって、なんかイカした感じだなぁって思ってたけど、いまではすっかりバカ者の集まりに思えてきた。その原因は1にも2にもTAKAにある。TAKAを追放したら、ちょっとはマシな集団になるんじゃないか。TAKAはミミズ並み。それともゴキブリ並みって言ったほうがいいかな。負けても負けても次の試合になったら出てくる。そう考えたら、TAKAはゴキブリみたいだな。早く追放しろ」
TJP「勝って試合後に手を上げられても、全然うれしくないのはなんだろう? 試合前にはなんかゴチャゴチャしゃべってるし。DOUKIよ、金丸よ、俺にはお前らにプライドがあるように見えてこない。お前らとこのジュニアタッグのベルトを懸けて闘う必要性を感じなくなってきた。もっと実力が伯仲していて、見ている者がハラハラするような闘いをしたいのに。俺たちは最も長くこのベルトを保持する王者チームになることを目標としているけど、お前ら相手だとその記録を塗り替えても胸を張れないよ。俺たちがレジェンドと呼ばれるようになる道に泥を塗らないでくれ」
オーカーン「ナイス、ナイス……」
アキラ「その言葉に同意するよ。俺らはこのタイトルをもっと高い位置に押し上げたいんだ。だけどお前相手だと、このベルトは深い眠りについてしまいそうだ。DOUKI、カネマル、このベルトをアリーナの外のように凍りつかせないでくれ。負けたら、もっとレベルを上げるためにメキシコにでも修行に行ってくれ。ここではもう、お払い箱だ」
オスプレイ「メキシコ送りって、それいいな」
オーカーン「余の今年の目標は、UNITED EMPIREをワールドトップクラスにすることだ。そのためにはこいつらのバックアップもするし、そして今宵は『新日本プロレス大作戦DX』で広報もするし、2月3日、札幌でサイン会という帝国民へのファンサービス、支持集めも行なってやる。今年の初めからJust 4 Guysっていうなんの実績もねぇヤツらだけどよ、今年のいい踏み台にはなるんじゃねぇか。まぁよ~く、Just 4 Guysの解体作業だけじゃなく、UNITED EMPIREの未来も、よく見とけ……」
DOUKI「今日がよ、タイトルマッチ前、最後の前哨戦。最後の前哨戦、ここまですべての試合全敗かもしんないけど、ぜんぜん、変わんないッスよね、叔父貴」
金丸「前哨戦なんて関係ねぇよ。なんでもいいんだ、バカ野郎。(勝負はタイトルマッチ)当日だ、当日。札幌(2.4)、それまでベルト抱いて寝とけ」
DOUKI「まぁ、叔父貴がこう言ってるとおりだ。俺はよ、最初から、何なら去年から、言いたいことはいっしょだよ。チャンピオンチーム、防衛(を)半年ぐらいしてるかもしんないけど、どうもよ、俺らが描くチャンピオンチームと違うんだよな。お前らによ、『(SUPER Jr.)TAG LEAGUE』公式戦で試合のあと言った通りだ。You have many many cool moves。でもな、なんか違うんだよな。タッグチャンピオンって、そういうこっちゃねぇだろ。お前らがよ、してきたような試合、カッコいい技、カッコいい連係、そんなのアメリカで、メキシコで俺もさんざんやってきてんだ。いまよ、俺が叔父貴とやりたい、俺が叔父貴から学んでるそういう試合は、またぜんぜん違うんだよ。まぁ最初っから言ってるとおりだ。ここまで全敗かもしんねぇけど、北海道のタイトルマッチ、そこでよ……」
タイチ「全敗!? 関係ねぇよ。“So What?”だ」
DOUKI「タイチの言うとおりだ。タイチ、TAKA、叔父貴も言ったかもしんない。So WHAT!」
タイチ「そういうことだ。全敗!? もともと全敗みたいなチームじゃねぇか。何もねぇっつってんだろ、俺。前哨戦全敗!? そんなチームいたかって!? 俺らそういうとっから始めてんだ。1でもプラスになりゃ、俺らの場合、10にも100にも膨らむんだ。ほかの連中は1のままでも。そういうことだ。リング上でも言ったとおり、たしかにお前は上だ、俺からしたら。オスプレイ、お前に勝ってるもの、俺はなんだ!? 俺がお前より唯一勝ってるもの。キャリアと年齢だけ。そんなキャリアと年齢、オッサン、バカにすんな。オッサンだってまだまだ……。俺の地元(での闘い)、楽しみだね。みんな(会場に)来んだよ。カッコ悪い姿、見せられねぇ。悪いけどお前ら、その座から降りてもらう。次がすべてだ。あとは俺(がその座に就くん)だ……」
――“懸賞”がたくさんかかれば勝つんですね?
タイチ「So WHAT!」
※TAKAはノーコメント