メインイベント(第8試合)ではオカダ・カズチカ&棚橋弘至&YOH組が、鈴木みのる&ランス・アーチャー&DOUKI組と激突。明日の12.23後楽園で「鈴木軍ファイナル」を迎える鈴木組。明日のカードは鈴木軍同士による同門8人タッグなので、敵対ユニットと対峙するのは今回が最後。オカダたちを相手に、鈴木軍はどのような戦いを仕掛けるのか?
YOHは『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』の優勝トロフィーを手に入場。
先発はオカダと鈴木。オカダは鈴木をロープに押し込むとクリーンブレイク。続いて鈴木がオカダをロープまで押しやり、お返しとばかりにクリーンブレイク。そして笑みを見せながら手招きする。
今度は手四つの体勢から、オカダがバックを取りに行く。しかし、鈴木は腕を捕獲。ここからリストの取り合いに。鈴木はオカダの腕を捕らえ、さらに髪をつかむ。
オカダが切り抜けると、鈴木は足を捕らえるが、オカダはキックで回避。ここで互いににらみ合ってから、鈴木はアーチャー、オカダは棚橋とスイッチ。
アーチャーは棚橋とロックアップで組み合うと、一気にコーナーまで押し込む。そしてクリーンに離れると、またもロックアップで棚橋をロープまで押し込む。すると棚橋はすばやく離れ、アーチャーに力比べを要求。
これに対しアーチャーはシャツを脱ぎ、挑発するように両手を棚橋の頭上高く上げる。そして、アーチャーは腕を下げて棚橋と手を合わせると、あっという間に力でねじ伏せる。
棚橋はアーチャーの足を踏みつけて脱出し、ロープに走るが、アーチャーはショルダータックルでなぎ倒す。場外にエスケープした棚橋をアーチャーは追いかけるも、すばやく棚橋はリングに戻りYOHに交代。
YOHは驚きの表情を見せつつ、アーチャーの突進をかわしてお尻ペンペンで挑発。ここでDOUKIがアーチャーとスイッチ。
ロープワークのすばやい攻防では、YOHがカニバサミから低空ドロップキック。そして突進するも、DOUKIはカウンターのスタンガン。ここから鈴木軍は場外戦に持ち込む。
DOUKIがYOHを鉄柵に叩きつけると、YOHは鉄柵外まで吹っ飛んでしまう。さらにDOUKIは鉄パイプでYOHを攻め立てる。鈴木は木槌を棚橋の顔面に突き立てるラフファイト。アーチャーはオカダを鉄柵に叩きつけ、観客を威嚇する。
YOHは鈴木にエルボーを連発するが、背後からアーチャーがYOHの肩をトントンと叩き、振り向いたところに強烈なエルボー。
そしてリングに投げ入れられたYOHを、鈴木は挑発するように踏みつけていく。YOHは逆水平チョップの連発で反撃するが、鈴木は高笑い。それでもYOHはエルボーを繰り出すも、鈴木は強烈なエルボー一発でなぎ倒す。
カバーはYOHが必死にカウント2ではね返す。次はアーチャーが登場し、YOHをロープに押し付けてから、コーナーに叩きつけて重い逆水平チョップ。続いてアーチャーはバックドロップを狙うが、YOHは切り抜けて自軍コーナーに戻ろうとする。
だが、妨害したアーチャーは、YOHに串刺しエルボーを連発。しかし、3発目はYOHが切り抜け、カウンターの低空ドロップキックをヒット。
スイッチしたオカダはアーチャーにランニングエルボー。さらにDDTを食らわす。オカダはリングに入ってきたDOUKIにはフラップジャック。さらにアーチャーを転倒させ、低空ドロップキックをヒット。
勢いに乗るオカダはアーチャーに串刺しエルボー。負けじとアーチャーはチョークスラムを狙うも、オカダはマネークリップで切り返そうとする。
アーチャーも回避し、技の読み合いからオカダに串刺しエルボーを炸裂。スイッチした鈴木は、オカダと激しいエルボー合戦を展開。競り勝ったオカダはドロップキックを狙うも、この動きを読んだ鈴木はフロントキック。しかし、オカダもリバースネックブリーカーで反撃。
スイッチした棚橋は、鈴木にフライングフォアアーム。さらに太陽ブローからボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを食らわす。しかしカバーは鈴木がカウント2ではね返す。
すると棚橋はスリングブレイドを狙うが、鈴木は切り抜けて串刺しフロントキック。さらにサッカーボールキックを叩き込んでカバーするも、棚橋はカウント2ではね返す。
ここから棚橋と鈴木は激しいエルボー合戦に突入。鈴木は高笑いから強烈なエルボー。だが、棚橋も顔面への張り手からロープへ。すると鈴木は追走してスリーパー。そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うも、棚橋は切り抜けてツイスト&シャウトで反撃。
そして棚橋はスリングブレイドの体勢に入るが、鈴木はカウンターのドロップキックをヒット。続いて鈴木はスリーパーで捕らえ、もう一度ゴッチ式パイルドライバーの体勢に。
だが、棚橋がショルダースルーで切り返す。そして棚橋はドラゴンスクリューを狙うが、回避した鈴木が掟破りのドラゴンスクリューをお見舞い。続いて鈴木は膝十字固めを決めるも、YOHがカットに入る。
そして棚橋はエルボーで反撃するが、鈴木は膝を蹴りつけて動きを止め、ヒールホールドで捕獲。棚橋は必死にロープに逃れる。すると鈴木は棚橋の膝を何度も蹴り付け、ロープに走る。すると棚橋はカウンターのスリングブレイド。
次はYOHとDOUKIのマッチアップ。YOHはエルボーの連発からジャンピングフォアアーム。さらに串刺しエルボーを突き刺し、ボディスラムで叩きつけるとセカンドロープからひねりを加えたセントーン。
続いて技の読み合いから、DOUKIが延髄切りをお見舞い。そしてロープに走るも、YOHはドロップキックを突き刺し、ファルコンアローを炸裂。だが、カバーは2カウント。
するとYOHは雄叫びを上げ、DIRECT DRIVEの体勢に。だが、アーチャーがアイアンクローでカット。すかさず棚橋がアーチャーに襲いかかるも、かわしたアーチャーが逆にフルネルソンで捕獲。
棚橋は切り抜けてロープに走るが、アーチャーはジャンピングボディプレス。そのアーチャーにオカダが襲いかかるも、鈴木が背後から捕獲。そしてアーチャーがオカダにフロントキックをお見舞い。そして鈴木はオカダを場外に連れ出す。
ここでDOUKIがYOHにデイブレイクを炸裂。しかし、カバーはYOHが必死にカウント2ではね返す。ならばとDOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うも、YOHは回避し、突進してきたDOUKIにカウンターのトラースキック。そして牛殺し式のファルコンアローから、最後はDIRECT DRIVEで3カウントを奪取。オカダ組が勝利を収めた。