NJPW連合軍のドラダ&クリスチャンとBULLET CLUBのファンタズモ&ベイが対決するタッグマッチ。
BULLET CLUBのセコンドとしてジュース・ロビンソンも登場する中、クリスチャン対ベイで試合がスタート。ベイがヘッドロックからショルダータックルを見舞うと、クリスチャンがすぐに立ち上がる。そこから両者が互いに相手の動きを読み合い、クリスチャンがジャンピングハイキックと前転からのジャンピングキックをヒットさせた。
ドラダ対ベイとなり、ドラダがクリスチャンとの連携でドロップキックをお見舞い。続いてドラダ対ファンタズモとなり、ドラダがセカンドロープからのフライングボディアタック、変型フェースクラッシャー、コーナー2段目からのミサイルキックと畳みかける。
続いて両者がチョップ合戦を展開し、ドラダがベイ、ファンタズモがクリスチャンのリストをロック。そして、向き合ったコーナーをのぼってそれぞれロープの上を歩き、交わった地点でチョップを打ち合う。
これにドラダが競り勝ち、ファンタズモはエプロンへ転落。そして、ドラダがクリスチャンのポップアップでベイにドロップキックを浴びせ、ファンタズモもろとも場外へ落とす。
続いてドラダがクリスチャンのショルダースルーを受け、ファンタズモ&ベイにノータッチトペコンヒーロを敢行。そして、クリスチャンがトップロープの反動を利用したラ・ケブラーダで続き、2人をまとめてリバースDDTで叩きつける。
それでもファンタズモ&ベイがドラダを捕らえて自軍コーナーで逆さづりにし、2人がかりで急所を踏みつける。そのままドラダはローンバトルとなるが、リバースDDTの応用でファンタズモの頭部をコーナーへ衝突させ、ようやく赤コーナーへ帰還した。
クリスチャン対ベイとなり、クリスチャンがハンドスプリングオーバーヘッドキック、串刺しラリアット、スパニッシュフライ。続いてドラダが登場するも、ベイがセカンドロープを蹴ってコンプリートショットを見舞う。しかしドラダは、エプロンからのジャンピングハイキックでベイをダウンさせ、スワンダイブエルボードロップで挽回。
続いてクリスチャン&ドラダはベイに合体攻撃を仕掛けるが、ファンタズモがドラダの脚を引っ張って妨害。それでもクリスチャンは旋回式デスバレーボムでベイを叩きつける。
ここでクリスチャンは赤コーナーへのぼるが、放送席で解説をしていたジュースが水をかけて妨害。これでクリスチャンが目を離した隙を突き、ベイがジャンピングハイキックを浴びせる。
そして、ベイは雪崩式攻撃を仕掛けるが、クリスチャンが振り払う。そして、あらためてコーナーからダイブしようとするが、ジュースが背後から突き飛ばす。そこにベイがカウンターでアート・オブ・フィネスを合わせ、片エビ固めで3カウントを強奪した。
試合後、ファンタズモ&ベイ&ジュースは“TOO SWEET KISS”で勝利を祝った。
【試合後コメント】
ベイ「簡単な試合だったな」
ファンタズモ「“SWEET”だぜ。“TOO SWEET”な試合だった」
ベイ「“TOO SWEET”だ」
ファンタズモ「あれこそがプロレス史上最も影響力のあるユニットBULLET CLUBの実力だ。そうだろ? BULLET CLUBはWWEでもAEWでも『NJPW STRONG』でも、そして日本でも活躍している」
ベイ「日本の前にどこかひとつ忘れてないか?」
ファンタズモ「日本と『NJPW STRONG』、そして…」
ベイ「忘れないでくれよ。IMPACT WRESTLINGでも俺は活躍している」
ファンタズモ「そのとおりだ!」
ベイ「IMPACTではエース・オースティンと俺が世界最高のユニットであるBULLET CLUBとして活躍している。今日の結果を見ただろ。ドラドだかドラダだかドリトーだか知らないヤツと、ブレイク・クリスチャンは今日の試合でわかったはずだ。BULLET CLUBがすべてを手に入れる。お前らは俺たちにやられることしかできないんだ」
ファンタズモ「そのとおりだ。“TOO SWEET 4 LIFE”(※と言いながらベイと2人で“ウルフ”→“4”→“L”のサインを示す)」
クリスチャン「BULLET CLUBに入ったから何でもしていいとでも思っているのか!? まあ、かまわないさ。ジェイ・ホワイトがやってきたことを見て、あいつも変な自信がついたんだろ。ジュース・ロビンソンが介入してきたせいで俺は試合に負けてしまった。ジュース・ロビンソンとBULLET CLUBには、お前たちがやりたくてもできないような形でやり返してやる。ジュース、背後には気をつけろよ」
ドラダ「今日の試合があいつとの2度目のタッグだった。だが、心配する必要はない。お前らにはいつかリベンジしてやる。そして、俺たちはSTRONG無差別級タッグ王座を手にしたいと思っている」
NEW JAPAN SHOWDOWN
- 日時
- 2022年11月20日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第2試合 20分1本勝負